37 / 38
the・肉体改造なう!
淑女への道のりは遠そうです
しおりを挟む
『げ、アリス…』
アランと呼ばれていた赤髪の男性が体を固くしながら、声の主を見上げる
『アリス、おはよう』
『おはようじゃありませんわ!貴方達ったらお茶を飲んでいたのに片付けもしないで行ってしまうだなんて!最低の極みですわ!』
なんと声の主はふよふよと空に浮いていた
水色の髪の毛は、どこかの誰かを彷彿とさせ、青い海のような目はどこかの誰かの大精霊をまた彷彿とさせる
そして、白いワンピースをヒラヒラとさせていた
「アリス、待ってましたよ」
カルムが両手を広げて、歓迎の意を表すとアリスと呼ばれた眷属はふよふよと地面に着地して、ワンピースの裾をゆっくりと持ち上げ、足を後ろに下げて礼儀正しくカルムと魔王とアンジュの3人に頭を下げた
『誠に身勝手ながらお呼びしてくださったのですが、バカ2人のおかげで遅れてしまいました、誠にお詫び申し上げますわ』
「えっ…あ、や、別に大丈夫ですよ…か、顔を上げてください」
眷属とはいえどこんな大人の女性に礼儀正しく頭を下げられると、礼儀の礼の字もないこっちの方が恥ずかしくなってきた
「そうじゃぞ、アンジュが良いと言っておるのじゃ、頭を上げんか」
魔王が後ろからアンジュの言葉を伝えてくれた
『では……あら?』
目があったアンジュとアリスはパチパチと目を瞬かせた
「こ…こんにちは…」
『ごきげんよう、もしかして貴方がアンジュ様では?』
ニコリと微笑みながら話しかけてくるアリスに、顔を少しは赤くしながらおずおずと頷くと、やっぱりそうでしたのね!と首を少し傾けて、ニコリと笑ったアリスにアンジュは撃沈した
「アンジュ!?どどどうしたのじゃ!?」
倒れ込みそうになるアンジュを魔王が慌てて支えて声をかける
「目の前に…可愛い女の子が…」
「落ち着け!落ち着くのじゃ!」
「はいはい、魔王様と王女様はご一緒にカウチでお休みになっていてください」
カルムは私が契約に関しては話すと言って、魔王とアンジュを押し退けた
「アリス、少しご相談があるのですか」
『…契約なら宜しいですわよ、アンジュ様のお世話ができるだなんて夢のようですわ!』
「……ほんとに話が早くて助かります、それに比べてあなた方は……!!!」
カウチで鼻を抑えながらやり取りを見ていたらアランとアレンがカルムに叱られる所を初めて見ることになった
『アンジュ様、アンジュ様』
「あ、アリスちゃん」
話しかけてきたアリスの方に顔を向けると、アリスは何かの紙をヒラヒラとさせていた
アランと呼ばれていた赤髪の男性が体を固くしながら、声の主を見上げる
『アリス、おはよう』
『おはようじゃありませんわ!貴方達ったらお茶を飲んでいたのに片付けもしないで行ってしまうだなんて!最低の極みですわ!』
なんと声の主はふよふよと空に浮いていた
水色の髪の毛は、どこかの誰かを彷彿とさせ、青い海のような目はどこかの誰かの大精霊をまた彷彿とさせる
そして、白いワンピースをヒラヒラとさせていた
「アリス、待ってましたよ」
カルムが両手を広げて、歓迎の意を表すとアリスと呼ばれた眷属はふよふよと地面に着地して、ワンピースの裾をゆっくりと持ち上げ、足を後ろに下げて礼儀正しくカルムと魔王とアンジュの3人に頭を下げた
『誠に身勝手ながらお呼びしてくださったのですが、バカ2人のおかげで遅れてしまいました、誠にお詫び申し上げますわ』
「えっ…あ、や、別に大丈夫ですよ…か、顔を上げてください」
眷属とはいえどこんな大人の女性に礼儀正しく頭を下げられると、礼儀の礼の字もないこっちの方が恥ずかしくなってきた
「そうじゃぞ、アンジュが良いと言っておるのじゃ、頭を上げんか」
魔王が後ろからアンジュの言葉を伝えてくれた
『では……あら?』
目があったアンジュとアリスはパチパチと目を瞬かせた
「こ…こんにちは…」
『ごきげんよう、もしかして貴方がアンジュ様では?』
ニコリと微笑みながら話しかけてくるアリスに、顔を少しは赤くしながらおずおずと頷くと、やっぱりそうでしたのね!と首を少し傾けて、ニコリと笑ったアリスにアンジュは撃沈した
「アンジュ!?どどどうしたのじゃ!?」
倒れ込みそうになるアンジュを魔王が慌てて支えて声をかける
「目の前に…可愛い女の子が…」
「落ち着け!落ち着くのじゃ!」
「はいはい、魔王様と王女様はご一緒にカウチでお休みになっていてください」
カルムは私が契約に関しては話すと言って、魔王とアンジュを押し退けた
「アリス、少しご相談があるのですか」
『…契約なら宜しいですわよ、アンジュ様のお世話ができるだなんて夢のようですわ!』
「……ほんとに話が早くて助かります、それに比べてあなた方は……!!!」
カウチで鼻を抑えながらやり取りを見ていたらアランとアレンがカルムに叱られる所を初めて見ることになった
『アンジュ様、アンジュ様』
「あ、アリスちゃん」
話しかけてきたアリスの方に顔を向けると、アリスは何かの紙をヒラヒラとさせていた
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
さようなら、お別れしましょう
椿蛍
恋愛
「紹介しよう。新しい妻だ」――夫が『新しい妻』を連れてきた。
妻に新しいも古いもありますか?
愛人を通り越して、突然、夫が連れてきたのは『妻』!?
私に興味のない夫は、邪魔な私を遠ざけた。
――つまり、別居。
夫と父に命を握られた【契約】で縛られた政略結婚。
――あなたにお礼を言いますわ。
【契約】を無効にする方法を探し出し、夫と父から自由になってみせる!
※他サイトにも掲載しております。
※表紙はお借りしたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる