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プロローグ
プロローグ1
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「チュンチュン」鳥の鳴き声した。
朝が来たようだ、とても穏やかな朝 。
しかし夢で妹が車に引かれて死んでしまう夢を見てしまった。
本当に嫌なものを見てしまったと思っていると扉を叩く音がした。
コンコン
「お兄ちゃん、朝だよ起きてる?」
妹の声で俺はいつものようにベッドから腰を上げた。
しかし何故かいつもより早く起こされた。
今日はやけに起こすのが早いがどうしてだろうとそう思っているとドアが開いた。
ガチャ、
「お兄ちゃん、起きたんだね。今日は休みなんだからどこか買い物行こうよ!」
そう言うことだったか、まぁいいか今日は仕事も部活も武術や剣術の稽古もないからついて行こうかな。
俺の名前は村雨 剣斗、21歳の大学生だ。
妹の名前は村雨 花織、12歳の小学6年生だ
両親は妹が8歳の時に交通事故で亡くしている。
今家族と言えるのは妹の香織しか居なかった。
俺は香織を守るためにいろんな武術を体得したり、剣術だって色んな流派を会得した。
そのため高3の時には世界最強の称号を色んな分野で手にしていた。
村雨 健斗と言う名前は全世界で時の人として有名である。
料理だってどんなものでも作れる、例えばイタリア料理やフランス料理だって作れてしまうほどだ。
ほぼプロと言っていいだろう。
俺は自分の部屋から出るとキッチンに向かった、朝ごはんでも作るか。
妹はもうダイニングで朝食を待っていた。
「香織、朝ごはんは何を作ろうか?」
少し悩んでいるようだ、仕草がとても愛らしかった。
「ロコモコが食べたい」
「朝っぱらから食べたら太るぞ」
「うるさいな、お兄ちゃんは」
「私、食べても太らないから」
これが毎日の朝のやりとりだ。
俺はいつもと同じとても穏やかな朝だと思った。
二人とも食べ終わるとちょうど8時になった。
片付けをして、行く準備も済ませた。
「香織、それでどこに買い物に行くんだ?」
服を見に行ったり、可愛いアクセサリーも見たいだろうし、スイーツだって食べに行きたいのだろう。
兄として、行ってあげられる所は行きたい。
「お兄ちゃんとならどこへでも行くよ」
「本当に好きだな俺のこと」
「大好きだよ、お兄ちゃんのこと」
俺はどこぞの鈍感主人公ではないから香織の好意は気づいていた。
香織は家族ではなく俺を一人の男として好意を持っていた。
そのことに気づいてから、香織に気づいた?と思われないようにちゃんと家族として振舞っている。
「お兄ちゃん、どうかしたの考え込んで」
「いや、なんでもない」
本当に苦笑いするしかないよ。ハハ…
じゃ、どうするかな。
そうだ、若い女の子とかが行くSoLoDoにでも連れてってやるか。
「香織、SoLoDoに行こうか」
「ねぇ、お兄ちゃんが行って大丈夫かな」
「沢山女の子いるよ」
「そうなんだよな、どうしようか」
なぜ悩んでいるのかよ言うと、さっきも言ったが俺が世界最強だからである。
世界最強のためテレビには引っ張りだこというわけで女の子のに気づかれてしまうと、一瞬のうちに取り囲まれてしまうことが度々起こっている。ハァ~
本当にため息が出るよ。
「香織、気づかれずに行くぞ」
「そうだね、それじゃー」
「レッツゴー」
ハハ…本当に元気が良いな
俺たちは出かけた。
これから起こる出来事によって異世界への歯車が動き出す。
つづく
朝が来たようだ、とても穏やかな朝 。
しかし夢で妹が車に引かれて死んでしまう夢を見てしまった。
本当に嫌なものを見てしまったと思っていると扉を叩く音がした。
コンコン
「お兄ちゃん、朝だよ起きてる?」
妹の声で俺はいつものようにベッドから腰を上げた。
しかし何故かいつもより早く起こされた。
今日はやけに起こすのが早いがどうしてだろうとそう思っているとドアが開いた。
ガチャ、
「お兄ちゃん、起きたんだね。今日は休みなんだからどこか買い物行こうよ!」
そう言うことだったか、まぁいいか今日は仕事も部活も武術や剣術の稽古もないからついて行こうかな。
俺の名前は村雨 剣斗、21歳の大学生だ。
妹の名前は村雨 花織、12歳の小学6年生だ
両親は妹が8歳の時に交通事故で亡くしている。
今家族と言えるのは妹の香織しか居なかった。
俺は香織を守るためにいろんな武術を体得したり、剣術だって色んな流派を会得した。
そのため高3の時には世界最強の称号を色んな分野で手にしていた。
村雨 健斗と言う名前は全世界で時の人として有名である。
料理だってどんなものでも作れる、例えばイタリア料理やフランス料理だって作れてしまうほどだ。
ほぼプロと言っていいだろう。
俺は自分の部屋から出るとキッチンに向かった、朝ごはんでも作るか。
妹はもうダイニングで朝食を待っていた。
「香織、朝ごはんは何を作ろうか?」
少し悩んでいるようだ、仕草がとても愛らしかった。
「ロコモコが食べたい」
「朝っぱらから食べたら太るぞ」
「うるさいな、お兄ちゃんは」
「私、食べても太らないから」
これが毎日の朝のやりとりだ。
俺はいつもと同じとても穏やかな朝だと思った。
二人とも食べ終わるとちょうど8時になった。
片付けをして、行く準備も済ませた。
「香織、それでどこに買い物に行くんだ?」
服を見に行ったり、可愛いアクセサリーも見たいだろうし、スイーツだって食べに行きたいのだろう。
兄として、行ってあげられる所は行きたい。
「お兄ちゃんとならどこへでも行くよ」
「本当に好きだな俺のこと」
「大好きだよ、お兄ちゃんのこと」
俺はどこぞの鈍感主人公ではないから香織の好意は気づいていた。
香織は家族ではなく俺を一人の男として好意を持っていた。
そのことに気づいてから、香織に気づいた?と思われないようにちゃんと家族として振舞っている。
「お兄ちゃん、どうかしたの考え込んで」
「いや、なんでもない」
本当に苦笑いするしかないよ。ハハ…
じゃ、どうするかな。
そうだ、若い女の子とかが行くSoLoDoにでも連れてってやるか。
「香織、SoLoDoに行こうか」
「ねぇ、お兄ちゃんが行って大丈夫かな」
「沢山女の子いるよ」
「そうなんだよな、どうしようか」
なぜ悩んでいるのかよ言うと、さっきも言ったが俺が世界最強だからである。
世界最強のためテレビには引っ張りだこというわけで女の子のに気づかれてしまうと、一瞬のうちに取り囲まれてしまうことが度々起こっている。ハァ~
本当にため息が出るよ。
「香織、気づかれずに行くぞ」
「そうだね、それじゃー」
「レッツゴー」
ハハ…本当に元気が良いな
俺たちは出かけた。
これから起こる出来事によって異世界への歯車が動き出す。
つづく
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