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第1章 存在の意義
55話 戦後
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☆
ー アイル宅 自室 ー アイル視点
卓上に置いた書物をペンネとユラさん一緒に読む。これから起きるであろう天災について知るために。
・
・
・
あの後ペンネは着替えのために一度自宅に帰り、その後またくる旨を伝えて解散した。
ユラさんは行く当ては僕以外ないので自宅に招く。両親は驚いたが、彼女の朗らかな雰囲気に当てられた直ぐに歓迎した。
本当の親子の様に見えて嬉しかった。
ユラさんが湯浴みをしている間に彼女の着替えと僕自身の治療を手早く済ませる。
自室で指揮棒に餓者髑髏から出た黒の鉱物を喰わせ、魔力を回収しているとノック音が部屋に響く。
「入ります」
そう言って入ってきたのはペンネだ。服装もラフな格好に変わっており、白い足が眩しい。
「いらっしゃい、此方にどうぞ」
そう言って椅子を出すと素直に座った。その手にはルカさんから借りたあの書物があり、真剣な表情でそれを見ている。
「ユラさんは?」
「今は湯浴み中だよ。それより、大変だったね~」
机に上半身を乗せ、だらける。連日戦闘が続いていた為、疲労がピークに近い。責めて今日は何もないことを祈る。
「ベルさんの能力が羨ましいよ。疲労が溜まらないんでしょ?」
「ええ、中々良い能力よ。ただね・・」
そう言うと彼女はもじもじし出した。
「ただ?」
「夜は殆ど起きれずに寝ちゃうの」
そんなことでもじもじしていたのか。
「何でそんな恥ずかしそうなの?」
「だって、何だか子供っぽいじゃない」
「僕もペンネもまだ子供だよ。大人まであと1年もある。12才までは我慢だよ」
他人に早寝を知られて何をそんなに恥ずかしそうにしているのか分からなかった。
『乙女心が分からぬ奴じゃな』
『なんで?』
『気のある人には大人っぽく見られたのじゃよ』
『?』
終始訳もわからなく、ユラさんが湯浴みを終えるのを2人で待った。
・
・
・
「お待たせしました」
そう言って入ってきた彼女は肩甲骨まで伸びた白髪を拭きながら入ってきた。
まだ血液の生成が間に合っていないのか若干白い肌は所々桜色になっている。
なんだか見つめてはいけない気がして目を逸らす。
「お邪魔しています。お体は大丈夫ですか?」
「はい、お陰様で。疲労感は不思議と無いんですよね~」
どうやら、黄泉帰りをした彼女は体の神経に変化があった様だ。
「また、何かあったら教えてね」
「はい♪」
ユラさんの準備が終えた後、僕らは顔を突き合わせて書物を捲る。
これから始まる悪夢の物語を・・・
ー アイル宅 自室 ー アイル視点
卓上に置いた書物をペンネとユラさん一緒に読む。これから起きるであろう天災について知るために。
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本当の親子の様に見えて嬉しかった。
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自室で指揮棒に餓者髑髏から出た黒の鉱物を喰わせ、魔力を回収しているとノック音が部屋に響く。
「入ります」
そう言って入ってきたのはペンネだ。服装もラフな格好に変わっており、白い足が眩しい。
「いらっしゃい、此方にどうぞ」
そう言って椅子を出すと素直に座った。その手にはルカさんから借りたあの書物があり、真剣な表情でそれを見ている。
「ユラさんは?」
「今は湯浴み中だよ。それより、大変だったね~」
机に上半身を乗せ、だらける。連日戦闘が続いていた為、疲労がピークに近い。責めて今日は何もないことを祈る。
「ベルさんの能力が羨ましいよ。疲労が溜まらないんでしょ?」
「ええ、中々良い能力よ。ただね・・」
そう言うと彼女はもじもじし出した。
「ただ?」
「夜は殆ど起きれずに寝ちゃうの」
そんなことでもじもじしていたのか。
「何でそんな恥ずかしそうなの?」
「だって、何だか子供っぽいじゃない」
「僕もペンネもまだ子供だよ。大人まであと1年もある。12才までは我慢だよ」
他人に早寝を知られて何をそんなに恥ずかしそうにしているのか分からなかった。
『乙女心が分からぬ奴じゃな』
『なんで?』
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『?』
終始訳もわからなく、ユラさんが湯浴みを終えるのを2人で待った。
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なんだか見つめてはいけない気がして目を逸らす。
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「はい、お陰様で。疲労感は不思議と無いんですよね~」
どうやら、黄泉帰りをした彼女は体の神経に変化があった様だ。
「また、何かあったら教えてね」
「はい♪」
ユラさんの準備が終えた後、僕らは顔を突き合わせて書物を捲る。
これから始まる悪夢の物語を・・・
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