5回目の転生でやっと村人に

死天使魅飛

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最終章〜悪魔王〜

〜原初の親たち〜

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 黒い魔法陣が更地に突如出現した。
 しかし、出現したのは夜中だったため、気づくものはいなかった… 
 もし一人でも気づいていたならこの先の未来は少しだけいい方に向かったかもしれない。
 しかし時間というのは不思議なものだ。
 昔の哲学者いわく。
 道を間違えても最後には同じところに辿り着く。
 途中はどうだっていいのだ。
 結果が良ければ全て良し。
 つまりここで一人でもこの魔法陣を見たとする。
 しかし最後はもう決まっている。
 だから見ても見なくても関係ないのだ…
 
「クックックッ久しぶりの外の空気。なかなかいいですね。封印されていた時は聖なるオーラが漂っていて、気分が悪かったです。」

 呟いたのは魔法陣から出てきた存在。 
 遠い昔に封印されたはずだったのだが…
 ルビーが作った更地にリテラが切ったきの魔力が流れ込んだことで魔力溜まりが発生し、その魔力を使って自力で封印を解いたのだ。 
 自力で封印を解くことができる時点でその存在の特殊さが分かる。
 しかし永い封印で体内の魔力はほとんど無くなっている。
 自力で封印を解いた事でさらに消費し、もう残量はほとんどない。
 その容姿もボロボロだ。
 しかしそんな姿になっても分かる。
 この存在はとても高貴な位置にあると言うことが。
 その存在は歩くのも困難な中一人魔霧の森に入っていった。
 
「まさか精霊王の棲家が死んだあとここの魔力が高まったことは知っていましたが、まさかここまで高かったとは…」
 
 精霊王の棲家だった事を知っているのは精霊王と同時代に生きた古い存在の証。
 そして「精霊王」と呼び捨てできることは少なくとも精霊王と同世代。
 この存在はとんでもなく古い存在。
 原初の卵よりも古い、もっと昔の存在。
 始まりよりも前の存在。
 そう…

 「原初の親」

 卵を生み出した存在。
 その存在は3体のみ。
 原初の精霊
 原初の悪魔
 原初の人間

 原初の精霊は精霊王となった。
 原初の悪魔は悪魔王となった。
 原初の人間は初代世界王となった。

 その中でも悪魔王はとても乱暴だった。
 人間達を無差別に殺し。
 高魔力の精霊達を食い散らかした。
 それに痺れを切らした精霊王と世界王は悪魔王を封印した。
 悪魔王は最後の力を振り絞り原初の卵を作り、封印された。
 その卵に対抗するために両者はそれぞれ対抗手段を作った。
 世界王は勇者と言う存在を作り出した。
 精霊王はその魔法の知識を活かし賢者を作り出した。
 しかし人間は愚かだった。
 精霊王の賢者を奪ったのだ。
 悪魔王への対抗手段だったはずの勇者で精霊王を殺した。
 その時、精霊王も原初の卵を作り出した。
 世界王はもう衰えていたので原初の卵を作ることはなかった。
 勇者と賢者がいたので作る必要はなかったこともあるが… 

「懐かしいですね…」

 そう、その声の主は悪魔王だった…

ーーーーーーーーーーーーーーーー
話が飛躍しすぎですが許してください…
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