純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣兎

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俺の体質大変化??!?


「、、、、んんッ、、、、?、」

目を開けると天井は真っ白で見知らぬ天井だった。俺はまだ眠気がありながら、体を起き上がらせる。

「ここ、何処?、、、、って、」

俺は片手で目をゴシゴシしていると、腕に違和感を感じた。右手に何か刺さっていて、多分点滴?かな。俺は左側を見ると、、、、

「、、フユさん、」

椅子に座ってスーツを着て腕を組んだまま眠っている同居人兼恋人のフユさんが居た。
俺はビックリして、少し声が大きく出た。すると、声に気付いたのか、フユさんが目を覚ます。

「んんッ、、、、!さく、、、、、、?」

目を覚ましたフユさんは俺の方を一瞬見たら、嘘だと思って視線を逸らしたが、また俺の方を見て次はビックリした表情で俺の事をちゃんと見た。

「ぁ、、その、おはよう、?」

ガタンッ   ギュッ

俺がそう言うと椅子から立ち上がって、一瞬で俺の事を力強く抱きしめた。フワッとフユさんの匂いが鼻腔をくすぐって落ち着く。何でか、久しぶりの感覚になる。

「あの、フユさん、力、強い、離そう、、ね?」

「無理だ、絶対に離さなi 」バシッ

「離してあげて下さい、朔君、目が覚めたばかりで分かってないんだから」

俺が困っていると、フユさんをぶっ叩いたと思ったら、フユさんの担当編集の三村みむらさんだった。フユさんは渋々、抱き締めるのを辞めた。三村さんは俺の顔を認識した途端、涙目になった。

「、、、、良かった、目を覚まして(涙目)」

「???、、、、俺、何があったんですか??」


拝啓、お元気ですか。天国のママ、パパ、長男の兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦。

俺は眠っている間に何があったんですか?何故、病院に居るのでしょうか?教えて下さい、、、、





























「「さく~!!!」」 ギュッ

「わッ、、、玲央れおいと、くる、苦しい、」

「こっちの方が苦しかったつーの!」

「本当!心配したんだから、!」

「、、、、それはごめん」

目を覚ましてから1時間を過ぎた頃、メンバー5人が病室に来た。因みに、個室なので安心安全である。りつさん、あおさん、マコさんの3人も良かった、って顔をして俺の方を見る。

「で、事の顛末は、村瀬むらせ先生、あなたが話したんだよな?」

「あぁ、、、、」

腕を組んで壁に傾いて立っているフユさん。少し不機嫌だけど俺が居るから我慢かな?律さんと碧さんとは、ちょっとした因縁あるし、、、、

「俺、、、、1週間も寝てたんだよね?」

「そうだよ!お前が倒れたって聞いた時はビックリしたけど、3日間高熱に苛まれて全然熱下がらなくて、意識不明の重体まで行ってたんだからな!俺達色々衝撃受けたからな!」

「玲央、説明どうもありがとう」

そう目を覚ましてから、お医者さんに説明を受けた。39.5℃前後を行き来してて、痙攣とか発疹とか出たりしていたらしい、治ったが目を覚まさずに1週間が経った頃に俺は目を覚ました。因みに、点滴は眠っている間の栄養補給で付けていたらしい。
だから、あのフユさんが俺を見てあんなにビックリしていたと、分かった。マコさんが俺のそばに来て優しい声で話しかけてきた。

「良かった、目覚まして、、、、村瀬さん、最初の3日間寝ずに、朔のそばに居て、家に帰らず病院泊まったんだからな」

「うん、、それ三村さんに聞いた。改めて、フユさんありがとう」

「?、、、、当たり前だろう、恋人なんだから」

「「「「「、、、、え?」」」」」

「フユさん!!?!?」

フユさんの言葉に5人は動揺を隠せてなくて、普通に反応したし、俺もビックリし過ぎてフユさんの方を向いて叫ぶ。フユさんは平然としているし、本当に目が覚めたばかりでのこの人の天然発言とか、聞きたくねーよ!てか、ツッコませるなよ!!

「何だ、言ってないのか」

「言ってねーよ!」

「、、、、朔、それ本当?」

「碧さんは、、、、まぁ、うん、恋人ではある、、」

「分かった~、俺ナックル~、律は~?」

「俺はメリケンサックか角材~」

なんか、俺の言葉を聞いた途端、律さんと碧さんの空気と言うか雰囲気が暗くなって危ない感じになってきた!!俺を素早く止めるマコさん、流石、と思ったが、、、、

「待て待て待て、馬鹿年長!落ち着け!」

「マコさん!」

「此処は、証拠の残さないので行こう」

「アンタもか!!」

「とりあえず、村瀬大先生、僕と玲央とお話し合いしましょうか、ちょっと、今後の動きとして」

「糸、さん?」

「そうだな、まずは朔への対応やΩへの対応など、色々俺達が伝授するんで、ちょっと此方に」

「玲央、さん??」

目を覚まして1時間半、何故か俺のメンバー5人が馬鹿になりました。いえ、元から馬鹿だったのかもしれません。その後、フユさんは5人に連れられて、色々話し合いをしたらしい。その間に、小川こがわさんが俺の着替え持ってきて、、、、


「アイドルの服とか下着、鞄に入れてるのなんか、犯罪者の気分だった」

「なんか、すいません。フユさんにはなんか、お願い出来なくて」

野村のむら先生も驚いてましたよ。動揺していた村瀬先生の代わりに、色々動いてくれて、入院の手続きとか」

「そうなんですか、、あとでお礼の連絡しとかなきゃ」

「まぁ、あの人 「倒れた受けを心配しながら待つ時間の孤独を感じる攻めの漫画で色々妄想可能、その後のエッチシーンなんて至高」、、とか言ってましたけどね」

「あの人に一瞬でも感謝の気持ち覚えた俺が馬鹿だった気がします」


と、色々お茶を飲みながら話した。野村さんには感謝だな。体調も落ち着いてるし体温も平熱で、怠さとか頭痛とか、ないので至って健康体ではあるのだが、マネージャー、成太せいた君からは、、、、

「念の為、あと2日間入院で、」

「何で!?」

「危ない、倒れたら怖い、心配、分かる?」

「、、、、はい」

「仕事に関しては、5人に頼んで色々調整して貰ってるし、安心して」

「うん、、、、」

「朔君はちゃんと休んで、寝て?、こー言う時は大人に甘えなさい、、、、ね?」 ナデナデ


成太君に頭を撫でられて結構嬉しかった。やっぱり、本当に心配されてるんだなって分かると、嬉しいのはまだまだ俺が子供だからなのかな??


その後、色々話し合ったフユさんは少し大人しかったけど、多分、色々制限されたのかな?守らないと思うけど、フユさん。
それで、フユさんは俺が目を覚ましたのを安心したのか、一旦家に帰った。家の状態を心配したが、多分、、、、三村さんと小川さんがやったかもね、、、、

























退院当日、俺は血液検査の結果をフユさんと一緒に聞きに行った。1人だと不安だったし、フユさんも聞きたいって言ったからだ。
診察室に入って椅子に座って俺の担当医に結果を聞く。


「血液検査の結果、、、、橋本はしもとさん、型が変化してますね」

「「、、、、ぇ?」」

「橋本さんの元のバース性の型は、Ⅱ型なんですよね?」

「は、はい。昔からずっとそうでした」

「ですが、目を覚ましてからの血液検査での結果はⅢ型に変化してるんですよね、、」

担当医からの言葉に俺は唖然となってしまう。俺はΩと診断されてずっとⅡ型だった。αである姉さんと同じくΩの長男の兄さんもⅡ型だった。遺伝だと思ってた。変わらないと思ってたら違った。

「前回の診断は4月ですよね?この時は、?」

「Ⅱ型でした、」

「、、多分ですが、αとの接触がΩ細胞を活性化させてⅡ型からⅢ型に変化、となったんじゃないでしょうか」

「ぇ、でも俺の所属するグループには2人のα両方Ⅲ型が居るんですけど、」

俺の言葉を聞いて、診断結果と俺とフユさんの方を何度も見ながら、ちょっと顔色を悪くしながら診断結果を置いて、口を開く。

「これは、その憶測、私の憶測ですが、村瀬さんはαのⅣ型ですよね?」

「あぁ、その通りだ」

「、、、、あの、失礼ですが、お2人でこの2ヶ月の間に性行為や唾液などの体液を交換する様な事はなさいましたか?」

「、、、、は?、、、、/////////」

「あぁ、したな。俺のを朔羅の中に、」

「アンタは何してんだ!!」 バシッ

担当医の少し恥ずかしそうだが、聞かないとと言う使命感で伝えられた言葉に、俺は一瞬理解出来なかったが、理解した瞬間顔を真っ赤にする。なのに、隣の男は平然と答える。俺は力強く背中を叩く。

「言わないといけないだろ、こー言うのは」

「教えてくれてありがとうございます。これは私の単なる憶測の1つではありますが、短期間での性行為やキスなどのα成分を摂取した事で今までのなかった成長が早くなり、、Ω細胞が一気に活性化した事で、、、、高熱を出し倒れたのかもしれませんね」
「体がまだ変化に対応しきれていなく、その反動って事だと、私は思っています」

「、、、、はぁ、と言う事は、俺は外部からのαの接触では細胞は活性化しないけど、内部からのα成分の摂取で細胞が活性化するタイプって、事ですか??」

「今の見解ですと、そうなりますね。あまり居ないタイプの人なので、私も少し混乱しております」

「俺も聞いた事がないな、、、、」

「とりあえずですが、今後の経過観察をしたいと思います。橋本さん自身がまだ発情期ヒート未経験、来ていない事もありますし、抑制剤のタイプを変えるなどの相談もしたいので、」

「分かりました、」

担当医の優しい声にちょっと安心したと同時に、まさか性行為した事でこんな事が起きるとは思わなかったのでビックリしている俺が居る。俺とフユさんは診断室を出て、病室にある荷物を取りに行く。

「、、、、朔羅、もう、嫌になったか?」

「は?、何が、嫌に?」

「俺とのキスや性行為」

「ッ、、別に嫌になった訳ないじゃん、確かに今回の事はビックリしたけど、でも、この出来事でアンタが俺のと接触減るのは、、、、ヤダ、、って、フユさん」

私服に着替えながら言っていると、後ろから優しく抱きしめてくるフユさん。いつもみたいな触り方はしなくて優しく温かい抱き付きで、結構落ち着く。

目覚めてからのまさかの診断に驚いたが、変な病気とかじゃなくて良かった。と心の中で安心しながら、、、、

「んッ、、」

深いキスをする。2人っきりの病室で、、、、











































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