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No.1 赤のゼラニウム
二 相談
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✴︎
晴風と天と弁当を食いつつ、
「その卵焼きくれ、美味そう!」
と晴風が弁当を狙って、
「晴風は全部食うからやだ。」
と天が拒否する光景がずっと繰り広げられている。
俺はといえば、
「はぁぁぁ…」
2人を見ながら溜息をつき続け。
「けっ、もーらい!」
「蒼、ハンバーグ取られてるぞ…」
何か言われているが、そんなことすらも全く気にならない。
ホームルームの時の事が、ずっと頭の中でループしている。
「蒼、どうかしたか?どっか痛い?」
「蒼、大丈夫か?」
ぼんやり目線を上げると、目の前に男子2人のどアップ。
「うわぁ?!」
今朝から驚いてばかりだ。
「失礼な奴だなー。そもそも昼休み、話したいことがあるってここに呼び出したのはお前だろ?」
まあ、そうだが…
「わざわざ屋上に来たんだ…何か内緒話か?」
天、するどっ!目線を思わず逸らす。どんよりとした空が見えて、ますます気分が沈んでく…
「「蒼?」」
思いっきり首を回し、目線を2人に合わせる。
「おい?」とビックリするコイツらを無視。目を閉じて、少しして開く。
よし、
「なあ、物は相談なんだが…」
「「唐突!!」」
「ウゼェ!ちょっとそこになおれ!」
聞いてきたのテメェらだろうが!
✴︎
晴風と天に天誅を食らわせて、とりあえずブルーシートに正座。
「なあ、相談していいか?いいよな?」
はやくも2人に相談しようとしたことを後悔…
こくこく頷くのを見てから切り出す。
「今日、転校生が来ただろ?」
「ああ。水月さん、だっけ?」
「どうかしたのか?知り合いとか?」
いや、そうではない。
「アレが初対面だよ。その、水月さんにな、俺、もしかしたら、」
どうしても歯切れが悪くなる。
いや、やっぱ言いたくない!
「なんだよ?そこまで言っといて」
「言いにくいのか?今言えるのか?」
天の気遣いが身にしみる… そして晴風、お前ひどくね?
「いや、今言う。多分なんだけど、俺は、水月さんに・・・・・・・・・一目惚れ、したかもしれねぇ」
「・・・・・・」
何か言ってくれよ…勇気出していったのに、沈黙が痛い。しかもこれが勘違いだったら超恥ずい…
「え?いや、お前、それマジで?」
「うぇ?は、嘘か?」
「大マジだ!なんだその言い草!」
確かにこれまで、生まれてこのかた、俺は恋したことなんてない。人生16年=恋愛経験皆無の期間だ。だがその言い方ヒドイ!
「だからまぁ、一目惚れか自分も分かんないんだよ…でも、授業中とかも答えたりするたびに気になってさ…」
水月さんは俺の右斜め前の席。丁度視界に入ってくる上、どうも目で追ってしまう。
「一目惚れするほど美人だったか?スタイルも抜群って訳じゃねえし?」
「まあ、平均的以上ではある…だが」
その通り。全くしもって同感だ。
「「まあ、なるようになるだろ!」」
「匙投げるな!!」
俺の初恋?の相談は30秒で終わったらしい。
相談相手間違えた気しかしねぇ!
晴風と天と弁当を食いつつ、
「その卵焼きくれ、美味そう!」
と晴風が弁当を狙って、
「晴風は全部食うからやだ。」
と天が拒否する光景がずっと繰り広げられている。
俺はといえば、
「はぁぁぁ…」
2人を見ながら溜息をつき続け。
「けっ、もーらい!」
「蒼、ハンバーグ取られてるぞ…」
何か言われているが、そんなことすらも全く気にならない。
ホームルームの時の事が、ずっと頭の中でループしている。
「蒼、どうかしたか?どっか痛い?」
「蒼、大丈夫か?」
ぼんやり目線を上げると、目の前に男子2人のどアップ。
「うわぁ?!」
今朝から驚いてばかりだ。
「失礼な奴だなー。そもそも昼休み、話したいことがあるってここに呼び出したのはお前だろ?」
まあ、そうだが…
「わざわざ屋上に来たんだ…何か内緒話か?」
天、するどっ!目線を思わず逸らす。どんよりとした空が見えて、ますます気分が沈んでく…
「「蒼?」」
思いっきり首を回し、目線を2人に合わせる。
「おい?」とビックリするコイツらを無視。目を閉じて、少しして開く。
よし、
「なあ、物は相談なんだが…」
「「唐突!!」」
「ウゼェ!ちょっとそこになおれ!」
聞いてきたのテメェらだろうが!
✴︎
晴風と天に天誅を食らわせて、とりあえずブルーシートに正座。
「なあ、相談していいか?いいよな?」
はやくも2人に相談しようとしたことを後悔…
こくこく頷くのを見てから切り出す。
「今日、転校生が来ただろ?」
「ああ。水月さん、だっけ?」
「どうかしたのか?知り合いとか?」
いや、そうではない。
「アレが初対面だよ。その、水月さんにな、俺、もしかしたら、」
どうしても歯切れが悪くなる。
いや、やっぱ言いたくない!
「なんだよ?そこまで言っといて」
「言いにくいのか?今言えるのか?」
天の気遣いが身にしみる… そして晴風、お前ひどくね?
「いや、今言う。多分なんだけど、俺は、水月さんに・・・・・・・・・一目惚れ、したかもしれねぇ」
「・・・・・・」
何か言ってくれよ…勇気出していったのに、沈黙が痛い。しかもこれが勘違いだったら超恥ずい…
「え?いや、お前、それマジで?」
「うぇ?は、嘘か?」
「大マジだ!なんだその言い草!」
確かにこれまで、生まれてこのかた、俺は恋したことなんてない。人生16年=恋愛経験皆無の期間だ。だがその言い方ヒドイ!
「だからまぁ、一目惚れか自分も分かんないんだよ…でも、授業中とかも答えたりするたびに気になってさ…」
水月さんは俺の右斜め前の席。丁度視界に入ってくる上、どうも目で追ってしまう。
「一目惚れするほど美人だったか?スタイルも抜群って訳じゃねえし?」
「まあ、平均的以上ではある…だが」
その通り。全くしもって同感だ。
「「まあ、なるようになるだろ!」」
「匙投げるな!!」
俺の初恋?の相談は30秒で終わったらしい。
相談相手間違えた気しかしねぇ!
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