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ミツハナ脱退編

クリスマス その3 R18

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「恥ずかしいこと……。とりあえず身体、洗うね」

 そういえば前回は帆乃花ちゃんに身体を洗ってもらったな。

 ひととおり身体を洗い、湯船に入ろうとしたが、足を入れる前にストップした。
 湯船の大きさ的に二人なら十分スペースはあるのだが三人はきつい。どうしたものか。
 俺の頭の中を察したのか友巴ちゃんが立ち上がって言った。

「私、いったん出るね。シュウゴくん入って」

 ミストでくっきりとは見えないが、友巴ちゃんの裸体が目の前にある。

「入ったらこっち向いて座ってね」
「?? 洗い場の方を向けばいいのね。了解」

 俺は友巴ちゃんの言ったことに従い、座った。
 左に帆乃花ちゃんがいる形だ。
 二人だと余裕があるため、帆乃花ちゃんの肌には触れていない。

「あったまるね」
「うん……」

 帆乃花ちゃん、なんだか緊張しているな。この後のこと考えているのかな。

「帆乃花ちゃん、無理に……」

 しなくていいよ、と言おうとした時だ。
 目の前に裸体が出現し、俺にまたがってきた。

「と、友巴ちゃん?」
「これなら三人で入れるでしょ」
「そうだけど……」

 友巴ちゃんは俺に身体をピッタリとくっつけてきた。
 友巴ちゃんの胸の柔らかさが脳まで伝わってくる。

「シュウゴくんのアソコ、大きくなってきた」

 友巴ちゃんがお尻をくねくねさせるため、友巴ちゃんの割れ目がよくわかる。
 すでに俺のアソコはほぼマックス状態だ。

「これからね、ホノカちゃんがとーってもエッチなことするけど、初めてだから緊張してるんだって」
「友巴ちゃん、聞いたの?」
「うん。さっきね。途中でリタイアしても許してあげてね」

 そう言い友巴ちゃんは再び立って湯船の外に出た。

「ホノカちゃん。シュウゴくんの準備はオッケーだよ」
「……うん」
「じゃあシュウゴくんもホノカちゃんもそこから出て」

 間をおいて帆乃花ちゃんが立ち上がる。 
 俺も合わせるように立ち上がった。
 俺と交代するように、友巴ちゃんは再び湯船に入った。

「じゃあ私は中で見てるね。って前もこんな感じだった?」
「えっと、俺は何すればいいのかな?」

 友巴ちゃんの裸のご接待により俺のアソコはビンビンに立ち上がっている。

「……そのまま立っていて」
「了解。立たせておけばいいのね」
「変な意味じゃくなくて、そこで起立していてってことなんだよ……」
「そ、そういうことね」

 俺は顔が赤くなった。ミストでよくわからないけど、きっと帆乃花ちゃんも顔を赤くしているに違いない。

 帆乃花ちゃんは蛇口バーを上げ、シャワーからお湯を出した。
 そして俺の上半身からシャワーをかけ、最後に俺のアソコにかけた。
 他人にシャワーをかけてもらうのはなんか変な気分になる。

 帆乃花ちゃんはシャワーを止めると、俺の前でしゃがんだ。顔の目の前に俺のアソコがくる形だ。

「シュウゴくんの大きいね……」

 いやそんなことないと思うけど……。って誰と比べているんだ?

 帆乃花ちゃんは、その細い指で俺のアソコをそっと触った。
 思わず俺のアソコがビクッとなる。
  サッチならキャっと喜ぶであろうが、帆乃花ちゃんはいたって真面目だ。

 帆乃花ちゃんは俺の竿を両手で包むと、頭を近づけ、亀頭に下の先を軽く付けた。
 しかしそのあとが続かず、顔を離したままだ。

「帆乃花ちゃん。こういうこと苦手なら無理しなくていいよ」
「ううん。男の人はこういうのが好きってあけみっちが言ってた。シュウゴくんもでしょ」
「そりゃあそうだけど……」

 俺は正直、男が無理矢理やらせているように思えてあまり好きではない。
 帆乃花ちゃんが俺のために好きでしているというなら別だけど……。

「好きな人の一部分なら、私、全然平気だよ」

 帆乃花ちゃんはそういうと、舌先でちろちろと亀頭を舐め始めた。
 しばらくそうしていたが、意を決したのか帆乃花ちゃんは舌を俺の竿に巻きつけ、刺激を与えてきた。

「うっ……」

 思わず声が出た。
 それに反応したのか、帆乃花ちゃんは俺の竿をカポッと半分ほど咥えた。
 帆乃花ちゃんの唇が前後に動き俺の竿が唾液で満たされる。
 すると帆乃花ちゃんは口を離し、今度は綺麗な人差し指と親指で輪を作り俺の竿の付け根から亀頭まで圧をかけながら動かした。上までくると今度は付け根までゆっくり下ろす。それをスピードを巧みに変えながら繰り返す。

 自分でするのとは違う感覚に戸惑うが、帆乃花ちゃんにしてもらっていると思うと、気持ちよさが倍増する。

「シュウゴくん。先から液が出てきたよ。やっぱり本物はこうなんだ」
「本物?」
「あけみっちに教わった時は、その……おもちゃだったから」
「そうなんだ」

 良かった。他の男のものをレッスンに使ったんじゃなくて。

「シュウゴくんのこれ、あったかいね。なんだか愛おしくなってきた」

 そういうと再び帆乃花ちゃんは俺の竿を柔らかい唇で包みこんだ。
 帆乃花ちゃんが俺を上目遣いで見上げる。

 ああ、帆乃花ちゃんにこんなことしてもらっているなんて。

 帆乃花ちゃんがゆっくりと頭を前後に繰り返し動かす。口の中では舌がぬっとりと絡みついている。

「んん……、はぁ……。シュウゴくん、気持ち良い?」
「気持ちいい。帆乃花ちゃんにしてもらってるから余計に」
「ふふっ。じゃあもっと気持ち良くさせてあげる」

 帆乃花ちゃんのスイッチが入ったようだ。
 帆乃花ちゃんは俺の竿、全てを口でつつむと激しく頭を前後させた。
 帆乃花ちゃんの蜜壺に生で入れた時とは異なる温かさと粘着性を竿全体に感じる。

 男は征服欲を満たすために女に咥えさせるというが、俺はむしろ帆乃花ちゃんに征服されているように思う。

「帆乃花ちゃん、もうそろそろ出ちゃう」

 それでも帆乃花ちゃんはやめない。それどころかさらに口をすぼめて攻めてくる。

 も、もうダメだ。

 俺は半ば強引に帆乃花ちゃんの頭をどかし、肩あたりに精を放った。

「ごめん帆乃花ちゃん。ちょっと乱暴だったね」
「口の中に出しても良かったのに」
「そ、そうなの?」

 そうは言っても初めてで口の中に出されるのは気持ち悪いだろう。

「シュウゴくん、どうだった?」

 そう聞いてきたのは友巴ちゃんだ。

「ど、どうって……アソコに入れているのとは別の気持ち良さがあったよ」
「そうなんだ。私も次してあげるね」
「あ、ありがとう……」
「ホノカちゃん。ミストであんまり見えなかったから、今度は明るいところで見せてね」
「うん。でもあけみっちに教えてもらったことの半分もできなかったよ」

 これで半分か。すごいな、あけみっち。

 俺はシャワーのお湯を帆乃花ちゃんの身体にかけ、ボディソープで帆乃花ちゃんの肩周りを洗ってあげた。
 わざと乳首の周辺もさっと撫でると帆乃花ちゃんが声を漏らした。

「ああん、もう今ここでしたくなっちゃうよ」

 完全に帆乃花ちゃんのスイッチは入ったようだ。

「ごめん帆乃花ちゃん。もう一度サンタガールの格好してくれる?」

 今日だけはあの格好の帆乃花ちゃんとエッチしたいのだ。
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