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三年生編

ココア最後のご褒美 1 R18

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 2月下旬だというのに窓からはポカポカという擬音が相応しい春の陽射しが入ってきている。
 その陽射しが白い壁、白いシーツ、そして二人の白い肌を照らし天国かのように眩しい。
 俺はいま、ベッド上で、天使とアイドルが裸で抱き合い濃厚なキスをしているのを、ベッドサイドの椅子に座って見ている。
 
 帆乃花ちゃんがキスをしながら、ゆっくりと友巴ちゃんを押し倒した。
 
 帆乃花ちゃんのプリッとしたお尻が目の前にある。
 加えて友巴ちゃんが甘い吐息を漏らすものだから、今すぐにでも2人に飛びかかりたくウズウズしている。そんな気持ちをおさえて2人の絡みを見ているのだ。

 まずは帆乃花ちゃんが友巴ちゃんを攻めるということになっているため俺は見ているしかないのだ。

 だがもう我慢できない。

 スエットのズボンをパンツごと脱いだ。
 その音があまり発生しなかったためか、帆乃花ちゃんは、女豹のポーズで仰向けの友巴ちゃんを責め続けている。

 俺はマックス状態の竿を持ち、帆乃花ちゃんの背後から秘所にズブズブと突っ込んだ。友巴ちゃんとの絡みで、すでに蜜壺の中には十分蜜が溜まっていた。

「ああん!」

 帆乃花ちゃんが驚いて振り返る。

「もうシュウゴくん。まだ早いよ。あん、もう……」

 俺は構わず帆乃花ちゃんの腰を持ち、身体を引き寄せた。久しぶりの帆乃花ちゃんの生蜜壺。その温かい蜜壁が俺の竿を包み込む。
 ここで友巴ちゃんが反転攻勢となり、帆乃花ちゃんの乳首を舐め回した。

「ああん、もう二人ともダメ……。今、私が……ん、ん、あっ……」

 俺はバックで帆乃花ちゃんの奥を目掛けて竿を突き上げる。帆乃花ちゃんが身体を起こし悶えたところ、ここぞとばかりに、友巴ちゃんが首すじから胸へと舌を走らせた。

「あぁん。気持ちいいよぉ……」
「後ろと前、どっちが気持ちいいの?」

 友巴ちゃんが帆乃花ちゃんの綺麗なピンク色の乳首をぺろぺろと舐めながら聞く。

「……どっちも……んん、あっ……ああん、やっ」
「私の方が気持ちいいでしょ」

 そう言い友巴ちゃんは乳首を舌先で転がす。
 友巴ちゃんは、帆乃花ちゃんの性感帯が乳首であることを知っているようだ。
 俺も負けじと首すじにキスをしながら帆乃花ちゃんの耳元でささやく。

「帆乃花ちゃん。こんなに可愛い顔して身体も性格もエッチだよね」
「もう。エッチな身体はしょうがないもん……。あ、あっ、んん……いい……」

 前を友巴ちゃんが攻めているのでなかなか体位を変えづらい。
 久しぶりの帆乃花ちゃんとのエッチだ。もっといろいろな体位を楽しみたかったが、仕方ない。くびれた帆乃花ちゃんの腰を持ち、俺の身体に引きつけては緩めを繰り返す。次第に帆乃花ちゃん自ら腰を動かし出した。この段階で友巴ちゃんは、ベッドから退いている。

「やっぱり帆乃花ちゃん、エッチだね」
「だって、身体が勝手に……シュウゴくんを求めちゃうよ……気持ちいい……あっ、ん、ん……いっちゃう……あ、あ、ん、あっ、いっちゃう……あっ、いく、いっちゃう、ああぁん!」

 帆乃花ちゃんがいくと同時に俺も竿を抜き、帆乃花ちゃんの背中に精を放った。

「次は私の番だね。帆乃花ちゃんはベッドで休ませてあげて、リビングでしようよ。ね?」

 天使の笑顔で友巴ちゃんが抱きついてきた。
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