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プロローグ
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ユーティシカ国は平和な国として各国に知られている。ユーティシカ国では、魔族と人間は小さな揉め事によって争いが起きるほど荒れていた。表面上では"平和"と"平等"を謳い、国内では命を奪う行為だけ罪となっており、それ以外は許されていた。しかし、それは表だけであり、道を少しズレると、この国の闇が存在している。主に初代から続く魔族の一族は表舞台に出ているが、それ以外の一族は裏で迫害を受けている。
そんな国に貴族が多くおり、平民は魔族を抜くと人間は少数しか居ない。この国では派閥が二つあり、裏で魔族を扱う派閥と、魔族と協力して暮らそうとする派閥である。魔族を迫害する要因になった原因は、ユーティシカ国に反乱が起きた際に奴隷が大きな功績を残した事で生まれたものである。そして派閥が本格的に動くなか、新たな命が産まれようとしていた。
◇◇◇
魔族と協力する派閥の領地内にて…。
「若奥様!立派は男の子ですよ、ほら。御顔を見てあげてください。」
「えぇ。旦那にそっくりね、どっちの種族かしら?」
「まだ分かりません、五歳児から分かるらしいのですが。少なくとも当分の間は、貴族からの圧力が増える心配は無さそうです。」
「では…」
「はい。今のうちに、この子の魔力を封じましょう!そして御齢を重ねるにつれて、解かれていくようにします。」
「老婆や。お願いね、この子を」
「はい!」
「リーン、私達の子供は!?」
「「シ~!」」
「すっすまん、部下の報告が遅くてな。慌てて帰ってきたのだ。その子か?」
「えぇ、アレン。この子が私達の子よ、ほら!男の子よ、こんなにグッスリと眠ってる。」
「そうだな。出来る事ならば産まれるまでに平和な国に変えたかったのだがな。それに近いうちに、また紛争が各国で起きるらしい。これを機に、領地を広げようと策を講じている貴族が多い。ここも、いつまで保ってくれるか…」
「それは言わない約束でしょう?それより今は、この子が産まれた事に感謝して共に眠りましょう。」
「あぁ。老婆や、あとを頼むぞ。」
「はっ、旦那様」
◇
「それで首尾はどうなっている?」
「はっ。奴等は外壁を出て、先にある村へ向かうようです。その村に伝わる宝剣が狙いらしいのですが、過去に我等の同族も行ったという文献がありましたが、「何もなかった」としかありませんでした!これは、その宝剣というより宝剣があったという不確かな情報を出すつもりかもしれません。また、伝承では魔を祓うとされています。我々への牽制のつもりでしょうか。」
「いや他の目的かもしれん、あそこには神獣様が居られる筈だろう?そこへ行くためかもな…」
「こちらは年々、同士が減ってきています。御子息が産まれた今、貴方は動かない方が良いでしょう。この国以外で安全なのは、あの聖国でしょう。ですが、あそこで魔族は生きられない。人間であるリーン殿は兎も角、貴方も私も同族までも無理がありますし。何より五歳児まで種族も、体質も、魔力も不明なのですから。…そういえば子供の名は、なんと?」
「あぁ。…息子の名は、オルィと名付けたのだ!良い名であろう?」
「えぇ、確かに。では警戒しつつ、当分の間は保留としましょう。」
その家庭の裏では、宝剣が眠ると伝承にまで記された村へ五十人もの兵と数名の貴族が向かい、探索の後に村を焼いた。そして、この日はまた神獣が一つ消えた。正確には、貴族による魔法具で封じられたのだ。信仰されている村や首都には神獣と呼ばれる神々しい生物が一体以上、存在している。更に、その神獣を手元に置けたものは魔族と同等の力を得るという伝承が人間側のみ残されていた。
◇◇◇
オルィが産まれて五年の歳月が経った、ある日…。
アレンとリーンは老婆やと向き合い、水晶でオルィのステータスを調べる。この水晶は長い時間、聖国に存在する事でステータスを調べる為に数回のみ使用できるというものである。
透き通るような青い水晶にオルィの手を触れさせる。すると水晶にステータスが写り込んだ。しかし水晶に載ったステータスを見た途端、アレンとリーンは青褪めた!
『名前:オルィ
性別:男
種族:高位魔族
状態:魔力減少(封印により、基礎値以下となっている。)
称号:***の加護、あらゆる祝福
体力:46/48(670)
魔力:70/70(462)
攻撃力:40(274)
防御力:120(300)
*()は魔力による強化後の数値
』
「なんじゃ、このステータスは!こんなの初めてじゃぞ、しかもステータスだけでスキルが写らんとは何…モガモガ…」
「老婆や、声が大きいわ!!」
「いや、リーンこそ大きいぞ?」
「ぐっ…」
「おい、リーン!老婆やの首、ク・ビ」
「はっ」
「ゲホッゲホッ…」
「あぁ、老婆や」
「リーン殿、相変わらず強いですのぅ。…ゴホッ」
「ごめんなさい。老婆やも悪いのよ!いきなり大声出すから。」
「すまん。つい久しぶりに驚いてな…」
「アレン、やっぱり隠しといた方が良いかなぁ?もしもオルィのステータスが誰かの耳に入りでもすれば…」
「リーン。確かに秘匿した方が良いかもしれないな、まずはオルィが成人になるまでは伏せといた方が、オルィの…この子の為だろう。」
「えぇ、そうね。」
「儂も黙って墓まで持って行くさね!」
この場にオルィ、老婆や、アレン、リーンの他にも、もう一人居た。それはユーティシカ国王の密命で動いていた護衛兼密偵であった。その護衛は、オルィの生まれた日から出されたもので国王の他に数名しか知らない情報だった。
◇
…ことは、オルィの生まれる前日。
「陛下!星詠みの方が、お越しになりました。」
「陛下、お久しゅうございます。此度きたのは、『この国に、いずれ厄災が起きる。厄災を避ける事は出来ないが、防ぐ事はできる。』という事が分かったからであります。」
「お婆様、その厄災を防ぐ方法とは?」
「はい。平民の人間と低級魔族との間に、近い日に生まれるとのこと。また、この子供の心が正常であれば防げるとの事です。しかし…う~ん…」
「どうした、婆様?」
「言って良いのか分からないのですが…」
「うむ」
「しかし…その子供の心が折れ、少しでも闇が入り込むと防げない…とのことです。主にステータスを産まれてから五年後に確認し、その情報で分かるらしいです。」
「では…」
「はい。もしも子供が孤独に晒された日には、大変な事になるやもしれませぬ。」
「ぬ~」
「宰相、近い日に生まれると予測される所へ護衛として配置せよ!」
「はっ」
「詳細は厳禁だが、平民の人間と低級魔族が結ばれた者達を対象に動け!」
「わかりました。」
そうしてオルィを除き他十数名の元へ、国王より受けた護衛らは向かった。護衛であり密偵でもあるので、屋根裏や地中から監視を続けた。だが多くの護衛と見張りが居たため、オルィが見つかるまで産まれてから三年経ってしまった。そして、その間もアレンとリーンの元へ襲撃が起きてしまい、ギリギリ命を繋げていた。
オルィの元へ護衛兼密偵が到着した際には疲弊しきった魔族が大勢倒れていた。元は最上階に居たという情報だったが、死守するためか、オルィを奥間の寝室へ移されていた。何とか家に忍び込み、オルィを監視する事が出来るようになった。護衛兼密偵は宰相へ『無事である』という手紙を送り、その後はオルィの様子や襲撃などを逐一、報告し続けた!
◇
この日、護衛兼密偵より国王と宰相へ向けて緊急の手紙が送られてきた。ユーティシカ国王と、その近衛と宰相は、その手紙を慎重に開き中身を確認する。国王が手紙を読み終えてから数分間、国王の頭の中は真っ白になった。
「陛下、どうなされました。陛下!」
「これを読んでみよ…」
「拝借させていただきます。…………」
「陛下、手紙には何と書かれていたのですか?まさか、密偵が失敗を…」
「いや、違う。」
「陛下、では…」
「まぁ待て、宰相の判断を待とうではないか。それよりも、入り口を見張れ。何やら何者かが近づいておる。」
「御意に。」
「はぁ~」
…十分後…。
「陛下!これは一体、何の冗談でしょうか」
「知らん。送られて来たのだから、本当の事なのだろう!近衛隊長、ここに書かれたステータスを見てみよ。」
そんな国に貴族が多くおり、平民は魔族を抜くと人間は少数しか居ない。この国では派閥が二つあり、裏で魔族を扱う派閥と、魔族と協力して暮らそうとする派閥である。魔族を迫害する要因になった原因は、ユーティシカ国に反乱が起きた際に奴隷が大きな功績を残した事で生まれたものである。そして派閥が本格的に動くなか、新たな命が産まれようとしていた。
◇◇◇
魔族と協力する派閥の領地内にて…。
「若奥様!立派は男の子ですよ、ほら。御顔を見てあげてください。」
「えぇ。旦那にそっくりね、どっちの種族かしら?」
「まだ分かりません、五歳児から分かるらしいのですが。少なくとも当分の間は、貴族からの圧力が増える心配は無さそうです。」
「では…」
「はい。今のうちに、この子の魔力を封じましょう!そして御齢を重ねるにつれて、解かれていくようにします。」
「老婆や。お願いね、この子を」
「はい!」
「リーン、私達の子供は!?」
「「シ~!」」
「すっすまん、部下の報告が遅くてな。慌てて帰ってきたのだ。その子か?」
「えぇ、アレン。この子が私達の子よ、ほら!男の子よ、こんなにグッスリと眠ってる。」
「そうだな。出来る事ならば産まれるまでに平和な国に変えたかったのだがな。それに近いうちに、また紛争が各国で起きるらしい。これを機に、領地を広げようと策を講じている貴族が多い。ここも、いつまで保ってくれるか…」
「それは言わない約束でしょう?それより今は、この子が産まれた事に感謝して共に眠りましょう。」
「あぁ。老婆や、あとを頼むぞ。」
「はっ、旦那様」
◇
「それで首尾はどうなっている?」
「はっ。奴等は外壁を出て、先にある村へ向かうようです。その村に伝わる宝剣が狙いらしいのですが、過去に我等の同族も行ったという文献がありましたが、「何もなかった」としかありませんでした!これは、その宝剣というより宝剣があったという不確かな情報を出すつもりかもしれません。また、伝承では魔を祓うとされています。我々への牽制のつもりでしょうか。」
「いや他の目的かもしれん、あそこには神獣様が居られる筈だろう?そこへ行くためかもな…」
「こちらは年々、同士が減ってきています。御子息が産まれた今、貴方は動かない方が良いでしょう。この国以外で安全なのは、あの聖国でしょう。ですが、あそこで魔族は生きられない。人間であるリーン殿は兎も角、貴方も私も同族までも無理がありますし。何より五歳児まで種族も、体質も、魔力も不明なのですから。…そういえば子供の名は、なんと?」
「あぁ。…息子の名は、オルィと名付けたのだ!良い名であろう?」
「えぇ、確かに。では警戒しつつ、当分の間は保留としましょう。」
その家庭の裏では、宝剣が眠ると伝承にまで記された村へ五十人もの兵と数名の貴族が向かい、探索の後に村を焼いた。そして、この日はまた神獣が一つ消えた。正確には、貴族による魔法具で封じられたのだ。信仰されている村や首都には神獣と呼ばれる神々しい生物が一体以上、存在している。更に、その神獣を手元に置けたものは魔族と同等の力を得るという伝承が人間側のみ残されていた。
◇◇◇
オルィが産まれて五年の歳月が経った、ある日…。
アレンとリーンは老婆やと向き合い、水晶でオルィのステータスを調べる。この水晶は長い時間、聖国に存在する事でステータスを調べる為に数回のみ使用できるというものである。
透き通るような青い水晶にオルィの手を触れさせる。すると水晶にステータスが写り込んだ。しかし水晶に載ったステータスを見た途端、アレンとリーンは青褪めた!
『名前:オルィ
性別:男
種族:高位魔族
状態:魔力減少(封印により、基礎値以下となっている。)
称号:***の加護、あらゆる祝福
体力:46/48(670)
魔力:70/70(462)
攻撃力:40(274)
防御力:120(300)
*()は魔力による強化後の数値
』
「なんじゃ、このステータスは!こんなの初めてじゃぞ、しかもステータスだけでスキルが写らんとは何…モガモガ…」
「老婆や、声が大きいわ!!」
「いや、リーンこそ大きいぞ?」
「ぐっ…」
「おい、リーン!老婆やの首、ク・ビ」
「はっ」
「ゲホッゲホッ…」
「あぁ、老婆や」
「リーン殿、相変わらず強いですのぅ。…ゴホッ」
「ごめんなさい。老婆やも悪いのよ!いきなり大声出すから。」
「すまん。つい久しぶりに驚いてな…」
「アレン、やっぱり隠しといた方が良いかなぁ?もしもオルィのステータスが誰かの耳に入りでもすれば…」
「リーン。確かに秘匿した方が良いかもしれないな、まずはオルィが成人になるまでは伏せといた方が、オルィの…この子の為だろう。」
「えぇ、そうね。」
「儂も黙って墓まで持って行くさね!」
この場にオルィ、老婆や、アレン、リーンの他にも、もう一人居た。それはユーティシカ国王の密命で動いていた護衛兼密偵であった。その護衛は、オルィの生まれた日から出されたもので国王の他に数名しか知らない情報だった。
◇
…ことは、オルィの生まれる前日。
「陛下!星詠みの方が、お越しになりました。」
「陛下、お久しゅうございます。此度きたのは、『この国に、いずれ厄災が起きる。厄災を避ける事は出来ないが、防ぐ事はできる。』という事が分かったからであります。」
「お婆様、その厄災を防ぐ方法とは?」
「はい。平民の人間と低級魔族との間に、近い日に生まれるとのこと。また、この子供の心が正常であれば防げるとの事です。しかし…う~ん…」
「どうした、婆様?」
「言って良いのか分からないのですが…」
「うむ」
「しかし…その子供の心が折れ、少しでも闇が入り込むと防げない…とのことです。主にステータスを産まれてから五年後に確認し、その情報で分かるらしいです。」
「では…」
「はい。もしも子供が孤独に晒された日には、大変な事になるやもしれませぬ。」
「ぬ~」
「宰相、近い日に生まれると予測される所へ護衛として配置せよ!」
「はっ」
「詳細は厳禁だが、平民の人間と低級魔族が結ばれた者達を対象に動け!」
「わかりました。」
そうしてオルィを除き他十数名の元へ、国王より受けた護衛らは向かった。護衛であり密偵でもあるので、屋根裏や地中から監視を続けた。だが多くの護衛と見張りが居たため、オルィが見つかるまで産まれてから三年経ってしまった。そして、その間もアレンとリーンの元へ襲撃が起きてしまい、ギリギリ命を繋げていた。
オルィの元へ護衛兼密偵が到着した際には疲弊しきった魔族が大勢倒れていた。元は最上階に居たという情報だったが、死守するためか、オルィを奥間の寝室へ移されていた。何とか家に忍び込み、オルィを監視する事が出来るようになった。護衛兼密偵は宰相へ『無事である』という手紙を送り、その後はオルィの様子や襲撃などを逐一、報告し続けた!
◇
この日、護衛兼密偵より国王と宰相へ向けて緊急の手紙が送られてきた。ユーティシカ国王と、その近衛と宰相は、その手紙を慎重に開き中身を確認する。国王が手紙を読み終えてから数分間、国王の頭の中は真っ白になった。
「陛下、どうなされました。陛下!」
「これを読んでみよ…」
「拝借させていただきます。…………」
「陛下、手紙には何と書かれていたのですか?まさか、密偵が失敗を…」
「いや、違う。」
「陛下、では…」
「まぁ待て、宰相の判断を待とうではないか。それよりも、入り口を見張れ。何やら何者かが近づいておる。」
「御意に。」
「はぁ~」
…十分後…。
「陛下!これは一体、何の冗談でしょうか」
「知らん。送られて来たのだから、本当の事なのだろう!近衛隊長、ここに書かれたステータスを見てみよ。」
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