50 / 248
勇者クラフティ編
第15話「攫われた勇者!傷だらけのライオン」②
しおりを挟む
放課後になり、一悟は極真会館に向かうために下校し、雪斗はあずきと共に弓道練習場へ、そしてみるくはキョーコせかんどと共に、僧侶様が借りていた本を返却するため、正門側にある共同図書館にやって来た。この図書館も学園食堂と同じく、中等部と高等部の敷地の境界にある。サン・ジェルマン学園では唯一エレベーターを設置しているのも、実はこの図書館なのである。
「すみません、返却です。」
今日は丁度、一悟達のクラスメイトである中津ゆめが返却カウンターを担当しているようだ。
「みるちゃん…今日は先生と一緒なんですね。」
「今日は気になってるフランスのスイーツの本を借りたくて…」
「そうですか…最近、蔵書を傷つけられる事件が多いので、本に傷とかがついていた時は…」
「中津っ!!!!!」
中津ゆめのセリフを遮るかのように、高等部の図書委員の男子が罵る。蔵書を傷つけられる事件と関係があるようにもとれる…みるくはそう確信した。
みるくは料理関係の蔵書の多い区間で、お目当ての本を探す。目当ての本はすぐに見つかり、中身をパラパラとめくる。幸いにも、傷や落書きは見当たらないが…
「このスペイン料理の本…大きく×が…それに、この和菓子の方も…1ページ1ページに大きな平仮名で読めなくなってる!!!」
中津ゆめの言葉が、みるくの脳裏に引っかかる。そんな彼女の所に、下妻先生が合流する。彼の手には英語版の漫画本がある。
「みるく、中津の件で話がある。談話室に来たまえ。」
みるくは急いでキョーコせかんどと共に談話室へ入る。そこには、マカロンが既に談話室の椅子に腰を掛けていた。マカロンの手にはスマートフォンがあり、その画面は談話室で蔵書に落書きを施す3人の中等部の女子生徒達の姿が映し出されている。
「こいつら…知ってるか?」
「漆山が犯人を目撃したんだ。心当たりは…」
その時、みるくは不意に昇降口に飾られている音楽室のカラー写真の大判パネルを思い出す。マカロンの目撃写真の人物と一致している人物が、そのパネルの中にいるからだ。
「恐らくだけど…このうち2人は吹奏楽部の低音楽器パートの子達…だと思うの。昇降口に去年の吹奏楽部の西関東大会の時と、全国大会のパネルがあるでしょ?この写真の中に、去年のコンクールメンバーの1人と同じ子がいるの。」
「そういや、中津は去年のコンクールメンバー…そして、今年も…」
「それに、中津は低音楽器パートで、ユーフォニウム担当だ。今年のコンクールメンバーの件で、揉め事があったと見ていいだろう。」
下妻先生の言葉に、マカロンは目をキラッと光らせる。
「早速ぅ…拡散しちゃうぺろ☆彡」
「ちょっとぉ…それ、まころんが借りようとしてる本なんですけどー(ぷん)マヂで許せん!!!本にrkgkするなっ!拡散よろぴこ☆彡」
マカロンは目にもとまらぬスピードでシャベッターに書き込む。
「こーゆー時だけは、行動が速い…」
「だって、僕は中津が無理して部活続けているの、見てられねーんだよ!…だから、今日は中津の友達として協力してんの!!!アイツ…本当は吹奏楽でユーフォニウムを吹く以外にやりたいことがあったんだ…」
マカロンの終わり際の言葉には、みるくも少しばかり同意する。中津ゆめは元々合唱部に入部を希望していた。しかし、今回の素行の良くない上級生たちに目を付けられ、合唱部への入部届を捨てられた挙句、無理矢理吹奏楽部に入部させられていた…それを目の当たりにしているから、尚更だ。
「それに、今日の僕は休肝日ならぬ、休カオス日だもんねー♪たまには1人のJCとして学園生活送ったっていいでしょ~☆彡」
それもあるが、マカロンは修学旅行中3日連続でカオスイーツを生成してしまったため、カオスの力がほんのちょこっとしか残っていない。力を蓄えるためにも、マカロンには充電期間が必要のようだ。
「借りる筈の半分近くがラクガキされてました…はぁ…」
図書館を出た汀良瑞希こと、ティラミスはため息をつく。マカロンがシャベッターで拡散されたと同時に、シャベッター民が犯人の特定を進め、そのうち去年のコンクールメンバーの方は既に名前、住所、家族構成が晒されてしまっている。
「犯人の1人は「川原祐香」…私のクラスメイト…あとの2人は「鈴木金美」と「蛸島サオリ」でしょうね…どうして共同図書館の蔵書に…」
その時、ティラミスは渦中の3人が1人の図書委員の2年生を囲む姿を見つける。囲まれている2年生は、今にでも泣きそうだ。その瞬間、ティラミスは一瞬にして本来の姿に戻る。
「話が…見えました…」
「ドオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!」
大きな爆音と共に、弓道部の活動を終えた雪斗はあずきと共に爆音のする方向を探す。それと同時に、あずきはある存在に気づく。
「ユキ様、カオスイーツの気配がいたしますわ!!!」
その言葉に、雪斗は僧侶様のいる保健室へ向かう。
「ガラッ…」
「失礼します!!!」
そこには僧侶様、キョーコせかんどだけでなく、下妻先生、みるく、ラテも先ほどの爆音がカオスイーツのものである事に気づいたようだ。雪斗に気づくなり、みるくは雪斗と同時にブレイブスプーンを構える。ご丁寧にも、キョーコせかんどは保健室の扉とカーテンを閉める。
「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!」」
黄色と水色の光が2人を包み込み、みるくと雪斗はそれぞれ、金髪のふくよかな少女と、水色の髪のグラマラスな少女に変わる。背中合わせで手を繋ぎ、それぞれのカラーに合わせたコスチュームが光の粒子によって着せられる。一度足元までコスチュームが着せられると、今度はチョーカー、アームリング、手袋、イヤリングが付けられる。そして今度はくるりと向かい合い、向かい合うと同時にお互いの胸が重なり合う。みるくの髪は2本の触角が現れるなり、ツーサイドアップともみ上げが縦ロールにカールし、ツーサイドアップの結び目にオレンジ色のリボン、下ろした毛先を2束に分けるかのように、同じオレンジ色のリボンで括られる。雪斗の髪はワンサイドテールに結われる。腰のチェーンにエンジェルスプーンが装着されたと同時に瞳の色が変わり、変身が完了する。
「黄色のマジパティ・プディング!!!」
「ブルーのマジパティ・ソルベ!!!」
ラテはプディングとソルベの空間を歪めながら、2人について行く…空間を歪められた2人は、他の人からは見えなくなるが、ドアを開けた痕跡と、誰かにぶつかった名残だけは残るので…
「何だ?突風か?」
そして、何故か開いている保健室のドア…千葉先生は日ごろから勇者の関係者として怪しんでいる保健室を覗くと…
「せんせー、熱っぽいから体温計かせー!」
「ワタクシ、弓道の練習で指を切りまして…」
「仁賀保先生…い…胃薬を…」
「はいはい、順番ですよー♪」
それはいたって、いつもの保健室の光景だった。
「あーら…千葉先生、ただいま満床ですので、順番お待ちいただくか、そのまま病院に行ってくださいねぇ?」
千葉先生に向かって話すキョーコせかんどの口調は、どことなーくとげとげしい。己の主が嫌っている相手だから尚更なのだろう。
プディングとソルベはカオスイーツのいる場所へ駆けつけると、そこにはフルーツサンドのカオスイーツとティラミスの姿…そして、カオスイーツの攻撃を受けたのか、3人の女子生徒がパンにはさまれ、サンドイッチになっていた。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の知性でその頭を冷やしてみせる!!!!!」
「どうやら、ミルフィーユは不在のようですね。」
「えっ…極真会館って、ここから…」
「冗談じゃありませんっ!!!ここから片道で徒歩20分はかかりますっ!」
仮に合流できたとしても、今すぐには来られないようだ。
「では、ご説明いたします!!!今回のカオスイーツとなったのは、2年A組出席番号17番、中津ゆめ!!!」
ティラミスの言葉に、プディングは耳を疑った。
「ゆめちゃんっ!!?」
「実に哀れな生徒です…そこでサンドイッチにされた川原祐香、鈴木金美、蛸島サオリのアバズレ3人に、かねてから脅迫行為などの嫌がらせを受けていたらしく…負の感情をたくさん抱えていらしたようです。それに、3人が蔵書に落書きした事についても、かねてから彼女が庇っていたようです。カオスイーツ化して真っ先に3人に攻撃したのも、無理はないでしょう。」
ティラミスの言葉に、プディングとソルベは肩を震わせながら、それぞれプディングワンドとソルベアローを構える。
「すみません、返却です。」
今日は丁度、一悟達のクラスメイトである中津ゆめが返却カウンターを担当しているようだ。
「みるちゃん…今日は先生と一緒なんですね。」
「今日は気になってるフランスのスイーツの本を借りたくて…」
「そうですか…最近、蔵書を傷つけられる事件が多いので、本に傷とかがついていた時は…」
「中津っ!!!!!」
中津ゆめのセリフを遮るかのように、高等部の図書委員の男子が罵る。蔵書を傷つけられる事件と関係があるようにもとれる…みるくはそう確信した。
みるくは料理関係の蔵書の多い区間で、お目当ての本を探す。目当ての本はすぐに見つかり、中身をパラパラとめくる。幸いにも、傷や落書きは見当たらないが…
「このスペイン料理の本…大きく×が…それに、この和菓子の方も…1ページ1ページに大きな平仮名で読めなくなってる!!!」
中津ゆめの言葉が、みるくの脳裏に引っかかる。そんな彼女の所に、下妻先生が合流する。彼の手には英語版の漫画本がある。
「みるく、中津の件で話がある。談話室に来たまえ。」
みるくは急いでキョーコせかんどと共に談話室へ入る。そこには、マカロンが既に談話室の椅子に腰を掛けていた。マカロンの手にはスマートフォンがあり、その画面は談話室で蔵書に落書きを施す3人の中等部の女子生徒達の姿が映し出されている。
「こいつら…知ってるか?」
「漆山が犯人を目撃したんだ。心当たりは…」
その時、みるくは不意に昇降口に飾られている音楽室のカラー写真の大判パネルを思い出す。マカロンの目撃写真の人物と一致している人物が、そのパネルの中にいるからだ。
「恐らくだけど…このうち2人は吹奏楽部の低音楽器パートの子達…だと思うの。昇降口に去年の吹奏楽部の西関東大会の時と、全国大会のパネルがあるでしょ?この写真の中に、去年のコンクールメンバーの1人と同じ子がいるの。」
「そういや、中津は去年のコンクールメンバー…そして、今年も…」
「それに、中津は低音楽器パートで、ユーフォニウム担当だ。今年のコンクールメンバーの件で、揉め事があったと見ていいだろう。」
下妻先生の言葉に、マカロンは目をキラッと光らせる。
「早速ぅ…拡散しちゃうぺろ☆彡」
「ちょっとぉ…それ、まころんが借りようとしてる本なんですけどー(ぷん)マヂで許せん!!!本にrkgkするなっ!拡散よろぴこ☆彡」
マカロンは目にもとまらぬスピードでシャベッターに書き込む。
「こーゆー時だけは、行動が速い…」
「だって、僕は中津が無理して部活続けているの、見てられねーんだよ!…だから、今日は中津の友達として協力してんの!!!アイツ…本当は吹奏楽でユーフォニウムを吹く以外にやりたいことがあったんだ…」
マカロンの終わり際の言葉には、みるくも少しばかり同意する。中津ゆめは元々合唱部に入部を希望していた。しかし、今回の素行の良くない上級生たちに目を付けられ、合唱部への入部届を捨てられた挙句、無理矢理吹奏楽部に入部させられていた…それを目の当たりにしているから、尚更だ。
「それに、今日の僕は休肝日ならぬ、休カオス日だもんねー♪たまには1人のJCとして学園生活送ったっていいでしょ~☆彡」
それもあるが、マカロンは修学旅行中3日連続でカオスイーツを生成してしまったため、カオスの力がほんのちょこっとしか残っていない。力を蓄えるためにも、マカロンには充電期間が必要のようだ。
「借りる筈の半分近くがラクガキされてました…はぁ…」
図書館を出た汀良瑞希こと、ティラミスはため息をつく。マカロンがシャベッターで拡散されたと同時に、シャベッター民が犯人の特定を進め、そのうち去年のコンクールメンバーの方は既に名前、住所、家族構成が晒されてしまっている。
「犯人の1人は「川原祐香」…私のクラスメイト…あとの2人は「鈴木金美」と「蛸島サオリ」でしょうね…どうして共同図書館の蔵書に…」
その時、ティラミスは渦中の3人が1人の図書委員の2年生を囲む姿を見つける。囲まれている2年生は、今にでも泣きそうだ。その瞬間、ティラミスは一瞬にして本来の姿に戻る。
「話が…見えました…」
「ドオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!」
大きな爆音と共に、弓道部の活動を終えた雪斗はあずきと共に爆音のする方向を探す。それと同時に、あずきはある存在に気づく。
「ユキ様、カオスイーツの気配がいたしますわ!!!」
その言葉に、雪斗は僧侶様のいる保健室へ向かう。
「ガラッ…」
「失礼します!!!」
そこには僧侶様、キョーコせかんどだけでなく、下妻先生、みるく、ラテも先ほどの爆音がカオスイーツのものである事に気づいたようだ。雪斗に気づくなり、みるくは雪斗と同時にブレイブスプーンを構える。ご丁寧にも、キョーコせかんどは保健室の扉とカーテンを閉める。
「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!」」
黄色と水色の光が2人を包み込み、みるくと雪斗はそれぞれ、金髪のふくよかな少女と、水色の髪のグラマラスな少女に変わる。背中合わせで手を繋ぎ、それぞれのカラーに合わせたコスチュームが光の粒子によって着せられる。一度足元までコスチュームが着せられると、今度はチョーカー、アームリング、手袋、イヤリングが付けられる。そして今度はくるりと向かい合い、向かい合うと同時にお互いの胸が重なり合う。みるくの髪は2本の触角が現れるなり、ツーサイドアップともみ上げが縦ロールにカールし、ツーサイドアップの結び目にオレンジ色のリボン、下ろした毛先を2束に分けるかのように、同じオレンジ色のリボンで括られる。雪斗の髪はワンサイドテールに結われる。腰のチェーンにエンジェルスプーンが装着されたと同時に瞳の色が変わり、変身が完了する。
「黄色のマジパティ・プディング!!!」
「ブルーのマジパティ・ソルベ!!!」
ラテはプディングとソルベの空間を歪めながら、2人について行く…空間を歪められた2人は、他の人からは見えなくなるが、ドアを開けた痕跡と、誰かにぶつかった名残だけは残るので…
「何だ?突風か?」
そして、何故か開いている保健室のドア…千葉先生は日ごろから勇者の関係者として怪しんでいる保健室を覗くと…
「せんせー、熱っぽいから体温計かせー!」
「ワタクシ、弓道の練習で指を切りまして…」
「仁賀保先生…い…胃薬を…」
「はいはい、順番ですよー♪」
それはいたって、いつもの保健室の光景だった。
「あーら…千葉先生、ただいま満床ですので、順番お待ちいただくか、そのまま病院に行ってくださいねぇ?」
千葉先生に向かって話すキョーコせかんどの口調は、どことなーくとげとげしい。己の主が嫌っている相手だから尚更なのだろう。
プディングとソルベはカオスイーツのいる場所へ駆けつけると、そこにはフルーツサンドのカオスイーツとティラミスの姿…そして、カオスイーツの攻撃を受けたのか、3人の女子生徒がパンにはさまれ、サンドイッチになっていた。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の知性でその頭を冷やしてみせる!!!!!」
「どうやら、ミルフィーユは不在のようですね。」
「えっ…極真会館って、ここから…」
「冗談じゃありませんっ!!!ここから片道で徒歩20分はかかりますっ!」
仮に合流できたとしても、今すぐには来られないようだ。
「では、ご説明いたします!!!今回のカオスイーツとなったのは、2年A組出席番号17番、中津ゆめ!!!」
ティラミスの言葉に、プディングは耳を疑った。
「ゆめちゃんっ!!?」
「実に哀れな生徒です…そこでサンドイッチにされた川原祐香、鈴木金美、蛸島サオリのアバズレ3人に、かねてから脅迫行為などの嫌がらせを受けていたらしく…負の感情をたくさん抱えていらしたようです。それに、3人が蔵書に落書きした事についても、かねてから彼女が庇っていたようです。カオスイーツ化して真っ先に3人に攻撃したのも、無理はないでしょう。」
ティラミスの言葉に、プディングとソルベは肩を震わせながら、それぞれプディングワンドとソルベアローを構える。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる