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勇者クラフティ編
第21話「ラテの絶交宣言!ココアが漢を見せる時」④
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ラテがカフェを飛び出してから一夜が明け、ラテは再び人間の姿に変身する。今度はシュトーレンと一緒に、撮影現場であるベリー公園へやって来た。そこはサイクリングロード併設の公園で、そこでは今日の早朝から日曜の朝に放送される特撮番組「御面ライダーゼロワン」のロケ撮影で使用されている。今回収録されるのは、みるくの父が演じる蕎麦打ちアンドロイドと、武蔵が演じる老舗の蕎麦屋の跡取り息子の話である。そんな武蔵は、昨日から調子がでないようで、NGを連発している。
「武蔵…」
監督に何度も何度も叱られる武蔵の姿…そのたびにみるくの父がフォローしているが、撮影が思うように進んでいない。
その時だった。
「うわあああああああああああああ!!!!!」
突然武蔵に向けて黒い光が放たれ、武蔵はみるみるうちにチョコレートスポンジケーキに白いクリームが塗られたケーキ・フォレノワールのカオスイーツに姿を変えてしまった。
「武蔵っ!!!!!」
カオスイーツとなった武蔵の所へ駆けつけようとするラテの腕を抱えながら、シュトーレンは一悟達にベリー公園にカオスイーツが現れた事を伝える。
「悪いけど…みるくのお父さんがいる手前、撮影現場をめちゃくちゃにされるワケにはいかないわ!」
左耳を覆う髪をかき上げながら叫ぶシュトーレンの左耳から、赤い宝石が付いたマジパティと同じ形状のイヤリングが煌めく。
「ブレイブディメンション!!!!!」
シュトーレンの叫び声と共に、公園全体の時間が止められ、撮影スタッフやみるくの父を含めた出演者たちの動きがピタッと止まる。
「勇者…様…」
「マジパティと共に戦うためにも、これ以上戦いの場に関係のない人たちを巻き込むわけにはいかないの。最も…オーバーブレイブの副作用から戻ったばかりのアタシができるのは、これくらいだしね?」
女子高生として学校に通った経験を踏まえた上で離す勇者に向かって1本のナイフが飛び交うが、勇者の身体に刺さる直前に、光の銃弾がナイフをはじき返す。
「あーら、お久しぶりね?ビスコッティ!!!なかなか現れないから、私…てっきり東京じゃなく、ロンドンに行ったのかと思ったわ。」
ラテとシュトーレンの前に割り込むかのように、クリームパフがカオスイーツとブラックビターの幹部と対峙する。
「その減らず口…相変わらずのようだね?勇者共々パリで消してしまえばよかったよ。」
そう言いながら、ビスコッティはクリームパフに目掛けて3本のナイフを投げつけようとするが…
「超特大カカオ豆、どーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!」
ココアの叫びと共に、突然ビスコッティの頭上にかなり大きいカカオ豆が降ってきて、ビスコッティはカカオ豆の下敷きになり、彼の持っていた3本のナイフは全て、時を止められた公園の地面に刺さる。
「ココア様のラテに手ェ出すなんて…2万年はえぇんだよ!!!!!出直しやがれ!」
精霊の姿のまま人間に変身したラテを守ろうとするココアの姿…それは、ラテにとって一番ココアがカッコよく見える瞬間だ。
「…ったく、「精霊達のエリートだったあの姉ですらできなかった事ができる」って褒めようとしたのによォ…それを「姉ちゃんと比べた」って早とちりしやがって…」
ココアの苦言と共に、ミルフィーユとプディングのダブルキックがカオスイーツの頭上に炸裂する。2人のマジパティはそれをバネ代わりに地面に着地する。
「俺がいつまでも雲の上のようなお前の姉ちゃんを追うと思ったか?流石にそう思われると…恋人として呆れちまうぜ?」
ラテが初めてココアに「恋人」だと言われた瞬間だった。カオスイーツと戦うミルフィーユ達の姿を背景に、無邪気な表情で口走るココアの姿を見るや否や、ラテは嬉しそうに人間の姿のまま瞳を潤ませる。
「そんじゃ…ミルフィーユと一緒にいっちょかましてやりますか!!!」
ココアがそう言うと、ミルフィーユはココアの近くまでバク転を決め、プディングはプディングメテオでカオスイーツの動きを封じ、クリームパフはビスコッティにけん制する。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の力で木端微塵にしてやるぜ☆」
カオスイーツに向かってミルフィーユグレイブを構えたミルフィーユの右肩に、ココアが乗る。
「行くぜ、ココア!」
「あたぼーよ!!!」
ミルフィーユはココアを右肩に乗せた状態でウインクする。
「精霊の力と…」
「勇者の力を一つに合わせて…」
「グレイブエクステンション!!!」
ココアはピンクの光を纏いながら、ロボットアニメの主役機が武器を構えるような姿で立つミルフィーユが持っているピンクの長薙刀の飾り布の付け根に飛び乗る。その瞬間、ミルフィーユグレイブの刃の部分がピンクの光を放ちながら刃先が長く変形する。ミルフィーユは思いっきり地面を踏みこみ、勢いよく飛び上がる。
「ミルフィーユパニッシュ!!!!!」
ミルフィーユは掛け声と同時に、長薙刀を振り上げる。
「ストライク!!!」
ミルフィーユが叫んだ瞬間、長薙刀はピンクの光を放ちながらカオスイーツを頭上から一刀両断する。その太刀筋と姿は、まさしく勇者の力を受け継ぐ者に相応しい…
「アデュー♪」
2人がウインクをしたと同時に、カオスイーツは光の粒子となり、本来の姿である浦和武蔵の姿へと戻っていく…
「くそっ…今度こそ全員まとめてズタズタにしてくれてやるっ!!!!!」
そう吐き捨てながら、10歳程の見た目の金髪少年は「フッ」と音を立てて消えてしまい、シュトーレンが時を止めていた公園は元の時間を取り戻す。
「パパの撮影も、無事行われるようでよかった♪」
「これは、本放送とゲスト発表が楽しみですなぁ…まぁ、これからカフェのお仕事だけどね?開店準備は涼やんと瑞希に任せてたけど…」
「行きますよ?夕方になったら、雪斗じゃなくてユキがカフェに来そうな予感がしますけど…」
ガトーがそう言うと、3人のマジパティは精霊と共にカフェへと戻る。
「ラテはどうする?このまま撮影見てく?」
勇者の問いかけにラテは首を横に振り、武蔵に「カフェで待っている」という旨を告げると、シュトーレンと共にカフェへと戻ったのだった。
ココアの件は「みるくの家ばかり見ない」、「胸の大きい人に対するセクハラ行為はしない」、「ラテを泣かせない」事を条件に一悟が引き取ることになり、ラテはその流れでみるくが引き取ることになった。その条件を聞いたラテは笑いながら了承しつつ、ラテもラテで「モカ姉と比較するような事は言わない」という条件を追加したのだった。
「でも…何で今まで私に向かって「好き」って言ってくれなかったの?」
人間の姿でメイド服に着替えたラテは、コーヒーマシンの隣で佇むココアにそう問いかける。
「マジで惚れた相手に「好き」なんて、照れくさくて言えるワケねーだろっ!!!」
人間の姿の恋人を見るなり、ココアは顔全体を真っ赤に染めながら質問に答える。今までラテに向かって「好き」とも「恋人同士」とも言わなかったのは、ココア自身が本当にラテの事を「愛している」ため、なかなか口に出せなかったようだ。
「大体…その…むやみに俺以外の男に…人間の姿見せるんじゃねーぞ?お前、可愛いんだから…変なムシが来たら…」
「ココアってば…意外とヤキモチ妬くんだね?」
ラテの言葉に、ココアはマグカップに頭ごとすっぽり被り、何も言葉が出なくなった。どうやら図星のようである。
一方、武蔵はあの一件以降順調に撮影が進み、木曜日の夕方にラテを匿ったウィークリーマンションから引き払うことになり、みるくの父からその話を聞いたラテは人間の姿に変身するや否や、ココアをポシェットに入れると、マンションの前でタクシーに乗り込もうとする武蔵の所へ駆けつける。
「らてちゃん!」
一悟達に教えられながら、ラテは撮影の間に、速度は遅いながらも走れるようになった。人間の姿の体格を気にしつつも、どうしてもラテは人間の姿で武蔵に伝えたいことがあるようだ。
「椎名さんからロケ撮影が終わって、東京に戻るって聞いて…」
そう言いながら、ラテは武蔵にクッキーの入った包みを差し出す。
「この間は、助けてくれてありがとう…これは、その時のお礼ですっ!!」
熱狂的なファンから手作りの物を何度もプレゼントされ、その都度突っぱねることもある…だが、今回は特別だ。
「ありがとう…メンバーたちと一緒に食べるよ。みんな、ここのカフェが気になってるからさ…またね!!!」
ラテからのプレゼントを受け取った武蔵は、タクシーに乗るとそのまま東京方面へと行ってしまった。武蔵を笑顔で見送るラテの姿は、まるでココアを笑顔で見送る姿そっくりで、既に武蔵の外見を聞いていたココアは、少し安心したかのような表情だ。
『俺と似ている…か。確かに、俺も人間に変身できたら、あんな姿だっただろうな…』
「武蔵…」
監督に何度も何度も叱られる武蔵の姿…そのたびにみるくの父がフォローしているが、撮影が思うように進んでいない。
その時だった。
「うわあああああああああああああ!!!!!」
突然武蔵に向けて黒い光が放たれ、武蔵はみるみるうちにチョコレートスポンジケーキに白いクリームが塗られたケーキ・フォレノワールのカオスイーツに姿を変えてしまった。
「武蔵っ!!!!!」
カオスイーツとなった武蔵の所へ駆けつけようとするラテの腕を抱えながら、シュトーレンは一悟達にベリー公園にカオスイーツが現れた事を伝える。
「悪いけど…みるくのお父さんがいる手前、撮影現場をめちゃくちゃにされるワケにはいかないわ!」
左耳を覆う髪をかき上げながら叫ぶシュトーレンの左耳から、赤い宝石が付いたマジパティと同じ形状のイヤリングが煌めく。
「ブレイブディメンション!!!!!」
シュトーレンの叫び声と共に、公園全体の時間が止められ、撮影スタッフやみるくの父を含めた出演者たちの動きがピタッと止まる。
「勇者…様…」
「マジパティと共に戦うためにも、これ以上戦いの場に関係のない人たちを巻き込むわけにはいかないの。最も…オーバーブレイブの副作用から戻ったばかりのアタシができるのは、これくらいだしね?」
女子高生として学校に通った経験を踏まえた上で離す勇者に向かって1本のナイフが飛び交うが、勇者の身体に刺さる直前に、光の銃弾がナイフをはじき返す。
「あーら、お久しぶりね?ビスコッティ!!!なかなか現れないから、私…てっきり東京じゃなく、ロンドンに行ったのかと思ったわ。」
ラテとシュトーレンの前に割り込むかのように、クリームパフがカオスイーツとブラックビターの幹部と対峙する。
「その減らず口…相変わらずのようだね?勇者共々パリで消してしまえばよかったよ。」
そう言いながら、ビスコッティはクリームパフに目掛けて3本のナイフを投げつけようとするが…
「超特大カカオ豆、どーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!」
ココアの叫びと共に、突然ビスコッティの頭上にかなり大きいカカオ豆が降ってきて、ビスコッティはカカオ豆の下敷きになり、彼の持っていた3本のナイフは全て、時を止められた公園の地面に刺さる。
「ココア様のラテに手ェ出すなんて…2万年はえぇんだよ!!!!!出直しやがれ!」
精霊の姿のまま人間に変身したラテを守ろうとするココアの姿…それは、ラテにとって一番ココアがカッコよく見える瞬間だ。
「…ったく、「精霊達のエリートだったあの姉ですらできなかった事ができる」って褒めようとしたのによォ…それを「姉ちゃんと比べた」って早とちりしやがって…」
ココアの苦言と共に、ミルフィーユとプディングのダブルキックがカオスイーツの頭上に炸裂する。2人のマジパティはそれをバネ代わりに地面に着地する。
「俺がいつまでも雲の上のようなお前の姉ちゃんを追うと思ったか?流石にそう思われると…恋人として呆れちまうぜ?」
ラテが初めてココアに「恋人」だと言われた瞬間だった。カオスイーツと戦うミルフィーユ達の姿を背景に、無邪気な表情で口走るココアの姿を見るや否や、ラテは嬉しそうに人間の姿のまま瞳を潤ませる。
「そんじゃ…ミルフィーユと一緒にいっちょかましてやりますか!!!」
ココアがそう言うと、ミルフィーユはココアの近くまでバク転を決め、プディングはプディングメテオでカオスイーツの動きを封じ、クリームパフはビスコッティにけん制する。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の力で木端微塵にしてやるぜ☆」
カオスイーツに向かってミルフィーユグレイブを構えたミルフィーユの右肩に、ココアが乗る。
「行くぜ、ココア!」
「あたぼーよ!!!」
ミルフィーユはココアを右肩に乗せた状態でウインクする。
「精霊の力と…」
「勇者の力を一つに合わせて…」
「グレイブエクステンション!!!」
ココアはピンクの光を纏いながら、ロボットアニメの主役機が武器を構えるような姿で立つミルフィーユが持っているピンクの長薙刀の飾り布の付け根に飛び乗る。その瞬間、ミルフィーユグレイブの刃の部分がピンクの光を放ちながら刃先が長く変形する。ミルフィーユは思いっきり地面を踏みこみ、勢いよく飛び上がる。
「ミルフィーユパニッシュ!!!!!」
ミルフィーユは掛け声と同時に、長薙刀を振り上げる。
「ストライク!!!」
ミルフィーユが叫んだ瞬間、長薙刀はピンクの光を放ちながらカオスイーツを頭上から一刀両断する。その太刀筋と姿は、まさしく勇者の力を受け継ぐ者に相応しい…
「アデュー♪」
2人がウインクをしたと同時に、カオスイーツは光の粒子となり、本来の姿である浦和武蔵の姿へと戻っていく…
「くそっ…今度こそ全員まとめてズタズタにしてくれてやるっ!!!!!」
そう吐き捨てながら、10歳程の見た目の金髪少年は「フッ」と音を立てて消えてしまい、シュトーレンが時を止めていた公園は元の時間を取り戻す。
「パパの撮影も、無事行われるようでよかった♪」
「これは、本放送とゲスト発表が楽しみですなぁ…まぁ、これからカフェのお仕事だけどね?開店準備は涼やんと瑞希に任せてたけど…」
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「ラテはどうする?このまま撮影見てく?」
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一方、武蔵はあの一件以降順調に撮影が進み、木曜日の夕方にラテを匿ったウィークリーマンションから引き払うことになり、みるくの父からその話を聞いたラテは人間の姿に変身するや否や、ココアをポシェットに入れると、マンションの前でタクシーに乗り込もうとする武蔵の所へ駆けつける。
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一悟達に教えられながら、ラテは撮影の間に、速度は遅いながらも走れるようになった。人間の姿の体格を気にしつつも、どうしてもラテは人間の姿で武蔵に伝えたいことがあるようだ。
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そう言いながら、ラテは武蔵にクッキーの入った包みを差し出す。
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