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レインボーポット編
第36話「女豹の罠!狙われた一悟とみるくの恋心!!!」②
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一悟が食べていたアイスの中には、紫がかった植物の種で、至る所に黄色い小さな棘が付いていた。
「植物の…種?」
「!!!?」
その種を見た刹那、ボネはこの種が人間界のモノではない事を確信する。その近くで雪斗は瑞希と共に、一悟から受け取ったアイスを調べる。
「モナカの中にもう1粒入ってました…この種は…」
「人間界でお目見えできるシロモノじゃねぇ…コレ、魔界の一部の地域でしかお目にかかれねぇからな。」
その真横で、雪斗は調べ終わったアイスを誰にも見つからないように食べる。
一悟のアイスの件で、何かを察したボネは、玉菜とトロールが一悟達の所へ戻って来たと同時に、アミューズランドをあとにし、日光街道から急いでカフェへと向かう。その途中で…
「出でよ、カオスイーツ!!!!!」
突然の女性のような声がした刹那、一悟達の目の前で、コンビニで休んでいたドライバーが煎餅のカオスイーツに姿を変えられてしまったのである。
「ちっ…行くぜっ!!!」
人目のつかない物陰に隠れつつ、ボネの掛け声と同時に、一悟達はブレイブスプーンを構え…
「「「「「「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!」」」」」」」
しかし、今回は…
「うわっ…」
一悟が突然ピンクの光から弾かれ、ブレイブスプーンを落としてしまう。
「一悟っ!!!」
「どう…して…」
瑞希に支えられる一悟の右手が、まるで痙攣をおこしたかのように、震えだす。その間にみるく、雪斗、玉菜、ボネ、トロール、ここなの6人はマジパティに変身を遂げる。
「「「黄色のマジパティ・プディング!!!」」」
「ブルーのマジパティ・ソルベ!!!」
「「白銀のマジパティ・クリームパフ!!!」」
名乗りの途中で、マジパティに変身したみるく達は、一悟が変身していない事に気づく。
「どうした、いっちー!!!」
「み、右手が…震え…て…」
「ガトー、今すぐにいっちーとみずきちを僧侶様の所へ連れて行くんだ!!!」
魔界のプディングは、そんな一悟の様子にガトーを呼び出し、一悟と瑞希を僧侶の所へ連れていくように伝える。
「でも、居場所がわからないと…」
「今はカフェに顔を出す時間だ。カフェに連れて行くといい。」
僧侶と一緒に暮らしているここながそう言うと、メガネをかけた精霊はぐっと息を呑み、己の力で一悟と瑞希をカフェへと連れていく。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の愛に酔いしれなっ☆彡」
魔界のプディングの言葉と同時に、マジパティ達は片側2車線の国道16号線をジャンプひとつで飛び越える。そんなマジパティ達の前に立ちはだかるのは、煎餅のカオスイーツと、10体ほどのカオスジャンク達…
………
その頃、僧侶はカフェでアイスコーヒーを飲んでいた。
「うむ…明日香もコーヒーを入れるのが上手くなったな?」
その言葉に、明日香は思わず微笑む。
「明日香は覚えるのが早いからねぇ~…スイーツも作りやすい奴をもう覚えちゃったし♪」
「この調子なら、安泰だな。」
僧侶がそう頷くと…
「カランカラン…」
突然、カフェのドアが開き、そこから瑞希が一悟を支えながら入ってきた。
「一悟っ!!!どうしたんですか?」
そのただならぬ様子に、大勇者は何かを察し、僧侶はアイスコーヒーを一気に飲み干した。
「杏子ちゃんっ!!!」
「急患の相手は任せろ!!!」
そう言いながら、僧侶はブラックカードを大勇者に見せる。安定の、クレジットカード決済である。勿論、一括だ。
僧侶は一悟達と共に住居スペースに入り、リビングで問診を始める。
「何があった…」
「変身しようとしたら、突然光に弾かれて…そしたら、右手の震えが…」
僧侶は試しに一悟にブレイブスプーンを持たせようとするが、一悟の右手はまるで物を掴む力を失ったかのように、ブレイブスプーンを落としてしまう。
「僧侶様…実は、一悟が買って食べたアイスの中に…」
瑞希はそう言いながら、ハンカチに包んだ一粒の謎の種を見せる。
「人間界でも、スイーツ界でも見かけない種だな…」
「ボネが言うには、魔界の一部の地域でしか見かけない種だそうです。」
「それで、ボネはどうした?」
「みるく達と一緒に、日光街道沿いのプチストップの駐車場で、煎餅のカオスイーツと戦ってます。」
ネロはまだ休憩時間ではないため、魔界の植物について話を聞くことができない。僧侶は咄嗟に持ち歩いている保冷バッグからスイーツ界の力が集結した薬品を取り出し、点滴の準備を始める。
「とにかく応急処置だ。レントゲン検査も必要だから、午後イチで彩聖会の整形外科に連れていく!保険証は?」
「確か…リビングの…棚の引き出しに…」
「マレンゴのおやつ入れの引き出しの上ですよね?今すぐ取ってきます!!!」
一悟から合鍵を受け取った瑞希は、一目散にカフェを飛び出し、一悟の自宅へと走り出す。
「プワゾップルの種…だな。」
ネロが休憩時間に入ったと同時に、みるく達がカフェにやって来た。煎餅のカオスイーツは無事、元の姿に戻せたようだ。一悟は点滴を受けながら説明を聞いている。
「プワゾップル…?」
「私の故郷の領地で生えている、リンゴと似た果実だ。元々「禁断の果実」ともいわれている…これは、そこから取り出される種…本来ならこの種は私の種族は乾燥させ、粉にしたものを調味料にして使用する代物だ。加工もしないでかじりつくなんて…」
ネロはみるく達の前で、一悟が口にした種について説明する。プワゾップルは基本的に魔竜族しか口にできない「禁断の果実」で、種は毒を持っているため、魔竜族はこの種を乾燥させて毒を抜き、加工してから使用するという。
「毒に耐性がついているなら話は別だけど、ましてやいっちーは人間界の人間だ。今回は歯形付けた程度だったけどよ…下手すりゃ、命すら危ない所だったぞ…」
ボネの説明に、みるくの顔は思いっきり青ざめる。
「最も…こいつも、プワゾップルの種に思いっきりかじりついて、一悟と同じ状態に陥ったからな?」
呆れながら説明するネロに、ボネは苦笑いを浮かべる。
「そう言えば、私も同じアイス食べたけどさぁ…種は入ってなかったし、なんともなかったわ。」
「僕も何ともない…」
雪斗はそう呟くが、そこでここながスケッチブックを使い…
「雪斗、お前は一悟のアイスをつまみ食いしただけだろ!」
ここなの辛辣な言葉によって、雪斗に向けて冷たい視線が集中したのだった。
「植物の…種?」
「!!!?」
その種を見た刹那、ボネはこの種が人間界のモノではない事を確信する。その近くで雪斗は瑞希と共に、一悟から受け取ったアイスを調べる。
「モナカの中にもう1粒入ってました…この種は…」
「人間界でお目見えできるシロモノじゃねぇ…コレ、魔界の一部の地域でしかお目にかかれねぇからな。」
その真横で、雪斗は調べ終わったアイスを誰にも見つからないように食べる。
一悟のアイスの件で、何かを察したボネは、玉菜とトロールが一悟達の所へ戻って来たと同時に、アミューズランドをあとにし、日光街道から急いでカフェへと向かう。その途中で…
「出でよ、カオスイーツ!!!!!」
突然の女性のような声がした刹那、一悟達の目の前で、コンビニで休んでいたドライバーが煎餅のカオスイーツに姿を変えられてしまったのである。
「ちっ…行くぜっ!!!」
人目のつかない物陰に隠れつつ、ボネの掛け声と同時に、一悟達はブレイブスプーンを構え…
「「「「「「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!」」」」」」」
しかし、今回は…
「うわっ…」
一悟が突然ピンクの光から弾かれ、ブレイブスプーンを落としてしまう。
「一悟っ!!!」
「どう…して…」
瑞希に支えられる一悟の右手が、まるで痙攣をおこしたかのように、震えだす。その間にみるく、雪斗、玉菜、ボネ、トロール、ここなの6人はマジパティに変身を遂げる。
「「「黄色のマジパティ・プディング!!!」」」
「ブルーのマジパティ・ソルベ!!!」
「「白銀のマジパティ・クリームパフ!!!」」
名乗りの途中で、マジパティに変身したみるく達は、一悟が変身していない事に気づく。
「どうした、いっちー!!!」
「み、右手が…震え…て…」
「ガトー、今すぐにいっちーとみずきちを僧侶様の所へ連れて行くんだ!!!」
魔界のプディングは、そんな一悟の様子にガトーを呼び出し、一悟と瑞希を僧侶の所へ連れていくように伝える。
「でも、居場所がわからないと…」
「今はカフェに顔を出す時間だ。カフェに連れて行くといい。」
僧侶と一緒に暮らしているここながそう言うと、メガネをかけた精霊はぐっと息を呑み、己の力で一悟と瑞希をカフェへと連れていく。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の愛に酔いしれなっ☆彡」
魔界のプディングの言葉と同時に、マジパティ達は片側2車線の国道16号線をジャンプひとつで飛び越える。そんなマジパティ達の前に立ちはだかるのは、煎餅のカオスイーツと、10体ほどのカオスジャンク達…
………
その頃、僧侶はカフェでアイスコーヒーを飲んでいた。
「うむ…明日香もコーヒーを入れるのが上手くなったな?」
その言葉に、明日香は思わず微笑む。
「明日香は覚えるのが早いからねぇ~…スイーツも作りやすい奴をもう覚えちゃったし♪」
「この調子なら、安泰だな。」
僧侶がそう頷くと…
「カランカラン…」
突然、カフェのドアが開き、そこから瑞希が一悟を支えながら入ってきた。
「一悟っ!!!どうしたんですか?」
そのただならぬ様子に、大勇者は何かを察し、僧侶はアイスコーヒーを一気に飲み干した。
「杏子ちゃんっ!!!」
「急患の相手は任せろ!!!」
そう言いながら、僧侶はブラックカードを大勇者に見せる。安定の、クレジットカード決済である。勿論、一括だ。
僧侶は一悟達と共に住居スペースに入り、リビングで問診を始める。
「何があった…」
「変身しようとしたら、突然光に弾かれて…そしたら、右手の震えが…」
僧侶は試しに一悟にブレイブスプーンを持たせようとするが、一悟の右手はまるで物を掴む力を失ったかのように、ブレイブスプーンを落としてしまう。
「僧侶様…実は、一悟が買って食べたアイスの中に…」
瑞希はそう言いながら、ハンカチに包んだ一粒の謎の種を見せる。
「人間界でも、スイーツ界でも見かけない種だな…」
「ボネが言うには、魔界の一部の地域でしか見かけない種だそうです。」
「それで、ボネはどうした?」
「みるく達と一緒に、日光街道沿いのプチストップの駐車場で、煎餅のカオスイーツと戦ってます。」
ネロはまだ休憩時間ではないため、魔界の植物について話を聞くことができない。僧侶は咄嗟に持ち歩いている保冷バッグからスイーツ界の力が集結した薬品を取り出し、点滴の準備を始める。
「とにかく応急処置だ。レントゲン検査も必要だから、午後イチで彩聖会の整形外科に連れていく!保険証は?」
「確か…リビングの…棚の引き出しに…」
「マレンゴのおやつ入れの引き出しの上ですよね?今すぐ取ってきます!!!」
一悟から合鍵を受け取った瑞希は、一目散にカフェを飛び出し、一悟の自宅へと走り出す。
「プワゾップルの種…だな。」
ネロが休憩時間に入ったと同時に、みるく達がカフェにやって来た。煎餅のカオスイーツは無事、元の姿に戻せたようだ。一悟は点滴を受けながら説明を聞いている。
「プワゾップル…?」
「私の故郷の領地で生えている、リンゴと似た果実だ。元々「禁断の果実」ともいわれている…これは、そこから取り出される種…本来ならこの種は私の種族は乾燥させ、粉にしたものを調味料にして使用する代物だ。加工もしないでかじりつくなんて…」
ネロはみるく達の前で、一悟が口にした種について説明する。プワゾップルは基本的に魔竜族しか口にできない「禁断の果実」で、種は毒を持っているため、魔竜族はこの種を乾燥させて毒を抜き、加工してから使用するという。
「毒に耐性がついているなら話は別だけど、ましてやいっちーは人間界の人間だ。今回は歯形付けた程度だったけどよ…下手すりゃ、命すら危ない所だったぞ…」
ボネの説明に、みるくの顔は思いっきり青ざめる。
「最も…こいつも、プワゾップルの種に思いっきりかじりついて、一悟と同じ状態に陥ったからな?」
呆れながら説明するネロに、ボネは苦笑いを浮かべる。
「そう言えば、私も同じアイス食べたけどさぁ…種は入ってなかったし、なんともなかったわ。」
「僕も何ともない…」
雪斗はそう呟くが、そこでここながスケッチブックを使い…
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