171 / 248
レインボーポット編
第41話「嵐を呼ぶ結婚式!絆が生み出すブレイブフォーム!!!」⑥
しおりを挟む
瀬戌市の中心街にある瀬戌市役所の屋上、ここに瀬戌市を沈黙の街にした魔法陣が宙に浮かんでいる。
「フッ…勇者達の敗北が目に見えるようだ…我ながら完璧な計画よ…この街のライフライン、通信、交通全てを遮断し、この街の住民を人質として動きを封じる…フハハハハハハハハッ!!!!!」
不気味さを兼ね備えたヒタムの笑い声が響き渡る。それはまるで瀬戌市もろとも、勇者とマジパティを絶望へといざなうような重厚感を感じるようだ。
しかし、ヒタムの気づかぬところで勇者とマジパティへの声援は続いていた。特に8年前にマジパティが活躍した神奈川県茅ケ崎市では、茅ケ崎市長と茅ケ崎市出身のバンド・サザンクロスが一丸となってマジパティに声援のツイートを送っている。
「一悟…あすちゃん…あたしにできることは、これしかないけど…」
バスケ部の活動の休憩時間、普段なら他の部員の子と喋っている事が多いいすみだが、お昼休憩の時のニュースで瀬戌市の異変を知り、練習中に鳴り響いた防災無線で茅ケ崎市長の呼びかけを聞いたいすみは、休憩時間になったと同時にスマートフォンに手を取り、シャベッターを起動した。
「7月にあたしの学校に化け物が現れたんだけど、
1人で戦うミルフィーユを見て、あたしも学校を守りたい一心で一緒に戦いたくなった。
あの時の事、決して後悔してない…だから、また一緒に戦わせて!!!」
茅ケ崎市特秀会病院の小児科にある病室では、ほなみが人工呼吸器をつけたまま眠る柊也の手を握りながら、柊也に話しかける。
「柊ちゃん…今、一悟と明日香姉さんが勇者様達と戦ってるの。柊ちゃんなら、どうする?こういう時…」
その時だった。突然、柊也の目が開き、ほなみに目線を向け、自ら人工呼吸器を外した。
「姉さんのために戦うさ!ずっと寝ている場合じゃないっ!!!」
その言葉を聞いたほなみは、感動の涙で両頬を濡らし、一悟の祖父は、ベッドにあるナースコールを鳴らす。
「505号室の千葉柊也、意識が戻りましたっ!!!」
みるくの父のシャベッターの通知音が鳴り響く…ハッシュタグや「マジパティ」も、「勇者」もシャベッターのトレンドの上位に食い込む。
「すごい力だわ…殆どが瀬戌市のライフライン、交通の復旧を願う声ばかりだけどね…」
賢者の言葉に、黒い障壁の前でアルトフルートを吹き続ける大勇者は「フッ」と笑う。キョーコせかんども無事に転送されており、賢者の愛車に安置されている。
「それでもかまわねぇ!!!誰かのために支える事…それが勇者の使命だ!!!!!」
「そうですわね…それは、魔法使いも同じです。祖先が守ってきた瀬戌の街…混沌の魔女に好き勝手されては、祖先へ顔向けなどできません。」
あかねは大勇者の言葉に賛同しながら、スマートフォンのデバイスを操作する。
「賢者様、そろそろお力をお貸し願います。」
「あたぼーよ!!!人間界の魔法使いと協力し合うのは初めてだけど、こんな土壇場で駄々こねる暇なんてないもんねっ!!!!!」
人間界の魔法使いの合図で賢者がシャベッターの声援を具現化し始めたと同時に、ヒタムが放った黒い障壁は、まるでアリがダムに穴をあけてしまったかのような穴が開き始めた。
「フッ…勇者達の敗北が目に見えるようだ…我ながら完璧な計画よ…この街のライフライン、通信、交通全てを遮断し、この街の住民を人質として動きを封じる…フハハハハハハハハッ!!!!!」
不気味さを兼ね備えたヒタムの笑い声が響き渡る。それはまるで瀬戌市もろとも、勇者とマジパティを絶望へといざなうような重厚感を感じるようだ。
しかし、ヒタムの気づかぬところで勇者とマジパティへの声援は続いていた。特に8年前にマジパティが活躍した神奈川県茅ケ崎市では、茅ケ崎市長と茅ケ崎市出身のバンド・サザンクロスが一丸となってマジパティに声援のツイートを送っている。
「一悟…あすちゃん…あたしにできることは、これしかないけど…」
バスケ部の活動の休憩時間、普段なら他の部員の子と喋っている事が多いいすみだが、お昼休憩の時のニュースで瀬戌市の異変を知り、練習中に鳴り響いた防災無線で茅ケ崎市長の呼びかけを聞いたいすみは、休憩時間になったと同時にスマートフォンに手を取り、シャベッターを起動した。
「7月にあたしの学校に化け物が現れたんだけど、
1人で戦うミルフィーユを見て、あたしも学校を守りたい一心で一緒に戦いたくなった。
あの時の事、決して後悔してない…だから、また一緒に戦わせて!!!」
茅ケ崎市特秀会病院の小児科にある病室では、ほなみが人工呼吸器をつけたまま眠る柊也の手を握りながら、柊也に話しかける。
「柊ちゃん…今、一悟と明日香姉さんが勇者様達と戦ってるの。柊ちゃんなら、どうする?こういう時…」
その時だった。突然、柊也の目が開き、ほなみに目線を向け、自ら人工呼吸器を外した。
「姉さんのために戦うさ!ずっと寝ている場合じゃないっ!!!」
その言葉を聞いたほなみは、感動の涙で両頬を濡らし、一悟の祖父は、ベッドにあるナースコールを鳴らす。
「505号室の千葉柊也、意識が戻りましたっ!!!」
みるくの父のシャベッターの通知音が鳴り響く…ハッシュタグや「マジパティ」も、「勇者」もシャベッターのトレンドの上位に食い込む。
「すごい力だわ…殆どが瀬戌市のライフライン、交通の復旧を願う声ばかりだけどね…」
賢者の言葉に、黒い障壁の前でアルトフルートを吹き続ける大勇者は「フッ」と笑う。キョーコせかんども無事に転送されており、賢者の愛車に安置されている。
「それでもかまわねぇ!!!誰かのために支える事…それが勇者の使命だ!!!!!」
「そうですわね…それは、魔法使いも同じです。祖先が守ってきた瀬戌の街…混沌の魔女に好き勝手されては、祖先へ顔向けなどできません。」
あかねは大勇者の言葉に賛同しながら、スマートフォンのデバイスを操作する。
「賢者様、そろそろお力をお貸し願います。」
「あたぼーよ!!!人間界の魔法使いと協力し合うのは初めてだけど、こんな土壇場で駄々こねる暇なんてないもんねっ!!!!!」
人間界の魔法使いの合図で賢者がシャベッターの声援を具現化し始めたと同時に、ヒタムが放った黒い障壁は、まるでアリがダムに穴をあけてしまったかのような穴が開き始めた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる