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激甘革命編
第44話「満員御礼!!サン・ジェルマン学園学園祭、開催!」③
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「失礼しましたー!」
日直の仕事を終えた雪斗は、重い足取りではあるが、マルチメディア部へと向かっている。普段なら喚き散らすように反論するユキが、全く言い返してすら来ない。雪斗自身も調子が狂うのもやむを得ない。
「いい加減にしてくれ!!!確かに…お前には深く傷つく事を口走ったかもしれないけど…」
そんな雪斗の苦言を遮るかの如く、突然謎の黒い暗幕が雪斗に襲い掛かった。
「な、なにをする!!!」
黒い暗幕は、無言のまま細長い鋭利な物を雪斗の前で振り回しつつ、その身体を覆っている暗幕を翻す。
「バサッ…」
暗幕の中から現れた人物の姿に、雪斗は思わず言葉を失った。その姿はサン・ジェルマン学園中等部の制服を着たユキそのもので、右手にはバラ色のレイピアが煌めく。
「雪斗さん…彼女の気が済むまで、眠っていただけます?」
声も完全にユキではあるが、どことなく威厳のある強い口調…ユキの偽物はレイピアを光の粒子に変えるや否や、その姿を撫子色のロングヘアーで、白を基調としたブレザーと濃紺のチェック柄のスカート、黒いニーソックスといった姿に変わった。
「あか…ね?」
「丁度、学園祭で使用する楽器を届けに伺っていたところに、玉菜さんと話す機会がありましてね。」
雪斗に襲い掛かったユキの偽物の正体は、雪斗のはとこのあかねだった。あかねは同じ魔導義塾高等学校音楽科の生徒達と共に、学園祭で吹奏楽部が演奏で使用するコントラバスの貸し出しに来ており、その際に玉菜直接、最近のユキの事を聞かされたのである。そんなあかねの目の前には、とうとう観念したのか、やっと雪斗とユキが入れ替わった。
「で、でも…学校は?」
「私の学校は単位制で、今日の授業は午前で終わりました。それと、日曜までコチラにいるという外出許可はいただいてましてよ?」
そう言いながら、あかねはユキの左手首を引っ張り、昇降口で上履きから靴に履き替えると、昇降口を飛び出した。
守衛に入場許可証を返却したあかねは、ユキを連れたまままま勇者のいるカフェへと足を運ぶ。
「勇者様、あかねです。ユキさんを連れてきましたわ。」
インターホンの前でそう言うと、玄関から休憩中のシュトーレンが出てきて、2人をリビングに案内する。
ユキにとっては非常にバツの悪い状況である。なにゆえ、マルチメディア部の出し物の話の翌日にカフェに来て以来、ずっと雪斗の心の中に閉じこもっていたのである。
「ユキ…あなたの口から話しづらい事だとは思うけど、大体の事は親父とマリーから聞いてるわ。あなた…カオスを封印したら、消えてしまうかもしれないんでしょ?」
女勇者の言葉に、ユキは黙って頷く。
「それで深刻に悩んでいた矢先に、雪斗さんが冗談だと思いながら軽くあしらった…違いますか?」
あかねの問いかけと同時に、ユキの両方の手の甲に大粒の涙がぽたりと零れ落ちた。
「言い返せなかった…いつものように腹が立ったはずなのに…雪斗にあんな事を言われて…悲しく…なっちゃ…って…変だよ!おかしいよ!あんな奴に…こんな気持ちになるの…」
その言葉に、女勇者はユキにあるものが芽生えている事を悟った。
それは…ユキは雪斗に「恋」をしていた事だった。
「カオスは封印したい…だけど、消えたくない…雪斗に…本当の気持ちをぶつけられないまま…消えるなんてできないっ!!!」
その言葉に、あかねはユキの顔立ちを確かめる。思えば、あかねとユキはまるで双子のような顔立ちだ。それに、ユキの性格もどことなく元気だった頃の双子の妹そっくりだ。
「ユキさん…それは、カオスから生み出されたご自身の「運命に逆らいたい」…という事ですよね?」
ユキはあかねの質問に黙って頷く。
「そ、それってできる事なの?」
「以前、緋月さんがどら焼きのカオスイーツにされた時、緋月さんが纏っていた瘴気が結びついて、2体のカオスイーツが生まれましたよね?ひいおばあ様の葬儀のあと、ちょっと調べてみたんです。」
シュトーレンの質問に、あかねはそう返すと、カオスの力と魔導義塾高等学校で研究している瘴気が「呼び方が違うだけで、同じ性質、元素である」という事を説明した。
「つまり、「今川焼き」が地域によって「回転焼き」や「大判焼き」、「御座候」などと呼ばれている事と同じです。」
あかねは現在「瘴気をマナに変換する魔法」を研究している最中で、過去に兄がその魔法に失敗し、双子の妹が巻き込まれてしまった事も説明する。
「これは賭けではありますけど、試してみる価値はございます。ユキさんも、落ち込んでいるヒマなどありませんわ!」
「そうね!一悟よりも相当ニブい奴なんだから、あとでたっぷりと後悔させてやりなさい!!!」
2人は同時にユキの背中を叩く。
そのやり取りからユキは元気を取り戻し、その日はあかねが姫路若葉から相続した一軒家に泊まり、あかねとお喋りに花開かせた。
日直の仕事を終えた雪斗は、重い足取りではあるが、マルチメディア部へと向かっている。普段なら喚き散らすように反論するユキが、全く言い返してすら来ない。雪斗自身も調子が狂うのもやむを得ない。
「いい加減にしてくれ!!!確かに…お前には深く傷つく事を口走ったかもしれないけど…」
そんな雪斗の苦言を遮るかの如く、突然謎の黒い暗幕が雪斗に襲い掛かった。
「な、なにをする!!!」
黒い暗幕は、無言のまま細長い鋭利な物を雪斗の前で振り回しつつ、その身体を覆っている暗幕を翻す。
「バサッ…」
暗幕の中から現れた人物の姿に、雪斗は思わず言葉を失った。その姿はサン・ジェルマン学園中等部の制服を着たユキそのもので、右手にはバラ色のレイピアが煌めく。
「雪斗さん…彼女の気が済むまで、眠っていただけます?」
声も完全にユキではあるが、どことなく威厳のある強い口調…ユキの偽物はレイピアを光の粒子に変えるや否や、その姿を撫子色のロングヘアーで、白を基調としたブレザーと濃紺のチェック柄のスカート、黒いニーソックスといった姿に変わった。
「あか…ね?」
「丁度、学園祭で使用する楽器を届けに伺っていたところに、玉菜さんと話す機会がありましてね。」
雪斗に襲い掛かったユキの偽物の正体は、雪斗のはとこのあかねだった。あかねは同じ魔導義塾高等学校音楽科の生徒達と共に、学園祭で吹奏楽部が演奏で使用するコントラバスの貸し出しに来ており、その際に玉菜直接、最近のユキの事を聞かされたのである。そんなあかねの目の前には、とうとう観念したのか、やっと雪斗とユキが入れ替わった。
「で、でも…学校は?」
「私の学校は単位制で、今日の授業は午前で終わりました。それと、日曜までコチラにいるという外出許可はいただいてましてよ?」
そう言いながら、あかねはユキの左手首を引っ張り、昇降口で上履きから靴に履き替えると、昇降口を飛び出した。
守衛に入場許可証を返却したあかねは、ユキを連れたまままま勇者のいるカフェへと足を運ぶ。
「勇者様、あかねです。ユキさんを連れてきましたわ。」
インターホンの前でそう言うと、玄関から休憩中のシュトーレンが出てきて、2人をリビングに案内する。
ユキにとっては非常にバツの悪い状況である。なにゆえ、マルチメディア部の出し物の話の翌日にカフェに来て以来、ずっと雪斗の心の中に閉じこもっていたのである。
「ユキ…あなたの口から話しづらい事だとは思うけど、大体の事は親父とマリーから聞いてるわ。あなた…カオスを封印したら、消えてしまうかもしれないんでしょ?」
女勇者の言葉に、ユキは黙って頷く。
「それで深刻に悩んでいた矢先に、雪斗さんが冗談だと思いながら軽くあしらった…違いますか?」
あかねの問いかけと同時に、ユキの両方の手の甲に大粒の涙がぽたりと零れ落ちた。
「言い返せなかった…いつものように腹が立ったはずなのに…雪斗にあんな事を言われて…悲しく…なっちゃ…って…変だよ!おかしいよ!あんな奴に…こんな気持ちになるの…」
その言葉に、女勇者はユキにあるものが芽生えている事を悟った。
それは…ユキは雪斗に「恋」をしていた事だった。
「カオスは封印したい…だけど、消えたくない…雪斗に…本当の気持ちをぶつけられないまま…消えるなんてできないっ!!!」
その言葉に、あかねはユキの顔立ちを確かめる。思えば、あかねとユキはまるで双子のような顔立ちだ。それに、ユキの性格もどことなく元気だった頃の双子の妹そっくりだ。
「ユキさん…それは、カオスから生み出されたご自身の「運命に逆らいたい」…という事ですよね?」
ユキはあかねの質問に黙って頷く。
「そ、それってできる事なの?」
「以前、緋月さんがどら焼きのカオスイーツにされた時、緋月さんが纏っていた瘴気が結びついて、2体のカオスイーツが生まれましたよね?ひいおばあ様の葬儀のあと、ちょっと調べてみたんです。」
シュトーレンの質問に、あかねはそう返すと、カオスの力と魔導義塾高等学校で研究している瘴気が「呼び方が違うだけで、同じ性質、元素である」という事を説明した。
「つまり、「今川焼き」が地域によって「回転焼き」や「大判焼き」、「御座候」などと呼ばれている事と同じです。」
あかねは現在「瘴気をマナに変換する魔法」を研究している最中で、過去に兄がその魔法に失敗し、双子の妹が巻き込まれてしまった事も説明する。
「これは賭けではありますけど、試してみる価値はございます。ユキさんも、落ち込んでいるヒマなどありませんわ!」
「そうね!一悟よりも相当ニブい奴なんだから、あとでたっぷりと後悔させてやりなさい!!!」
2人は同時にユキの背中を叩く。
そのやり取りからユキは元気を取り戻し、その日はあかねが姫路若葉から相続した一軒家に泊まり、あかねとお喋りに花開かせた。
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