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第一章 運命の瞬間
※16 この世界もいいかもしれない
痙攣する舌を、膣を、手足を、包み込むように抱き込み、熱い愛撫を止めない。
甘い恋人とするような抱き方に両足を彼の腰に絡ませる。結合部から卑猥な濡れた音が漏れる。
グポ グプ グポ ヌポ
痙攣する膣内に激しく突き挿れられ、収縮する体内を何度も奥まで突く。止まらない浮遊感に後頭部を地面になすり付ける。
繋いでいる彼の手に力が入る。
グポグポグポグポ
唇が離れて首を舐められる。
「ぁああ! あっ、あっ、ん。あんっ、ぁあっ!」
彼の動きが浅く、速いのを膣の震えで感じる。
激しく打ち付けられて快感の悲鳴のような喘ぎ声が出た瞬間、彼は喉を鳴らし、ぐっと奥まで沈みかけてから一気に体内から抜け出す。膣が寂しがるように収縮する。
次の瞬間、お腹の上に熱が散る。
ドプッドプッ ドクン
「っは……ぁあ……」
脈打つように濃い白濁した体液がへその周りに飛び散り、体の窪みを伝って広がる。粘ついた精液の筋が胸にまで伸び、滴が皮膚に絡みく。その濃さと温かさに身体がまた小さく痙攣をする。
汗と生臭い匂いが鼻を付く。
彼が私自身を求め、欲望ののままに私を抱いた証。恥ずかしいのに、心と体が満たされて胸の奥まで温かくなる。
求められるセックス。
過去の男よりも優しく、気持ちがいいセックス。
乱れた息継ぎに彼の唇が首から離れる。額を私の首に押し付ける。
「ケイ……。凄く、良かった」
「ん、私も……。まだ……まだ、気持ちいい……」
――――体の相性がいい、ってこういう事なのね
長く続いている絶頂の快楽に体を震わす。彼は優しく笑うとすぐに布を手に取って、快感の残滓を拭う。そしてその筋肉質な胸に抱き寄せる。
「……ねぇ、何故最初に躊躇したの?」
彼は一瞬困ったような顔をしてから私の背中を優しくさする。
「……上流階級は結婚前に身体検査をするって聞いた事があったからな」
「……?」
「いや……その……もし初めてだったら、破瓜してお嬢ちゃんが困った事になったら嫌だったから」
「ふふ、そこまで考えてくれたの? ありがとう。私は上流階級じゃないわ。初めてでもないし。それに結婚は……」
彼が顔を覗き込んでくる。
「今はもう考えていない。私を愛してくれる人がいれば、一緒にいたい。でも結婚は……この先も、するか分からない。だから、気にしないで」
私は両腕を彼の体に回して抱き締める。
「凄く優しいのね、カレル」
「……気に入った女には優しくするよ」
舌がそっと触れ、互いの温度を確かめ合うように絡みつく。まるで呼吸を合わせるように唇も舌もゆっくりと進み、吐息が混ざり合う。互いの匂いが入り混じる。
汗と体液、そして彼自身の匂いが濃密に鼻腔を満たす。その香りに包まれながら綺麗な満点の星空に視線を移す。いつもの星座がない。だが、それでも美しい。
――――この世界は、悪くない
カレルの体温がじんわりと優しく温めてくれる。その感覚に目を閉じる。
甘い恋人とするような抱き方に両足を彼の腰に絡ませる。結合部から卑猥な濡れた音が漏れる。
グポ グプ グポ ヌポ
痙攣する膣内に激しく突き挿れられ、収縮する体内を何度も奥まで突く。止まらない浮遊感に後頭部を地面になすり付ける。
繋いでいる彼の手に力が入る。
グポグポグポグポ
唇が離れて首を舐められる。
「ぁああ! あっ、あっ、ん。あんっ、ぁあっ!」
彼の動きが浅く、速いのを膣の震えで感じる。
激しく打ち付けられて快感の悲鳴のような喘ぎ声が出た瞬間、彼は喉を鳴らし、ぐっと奥まで沈みかけてから一気に体内から抜け出す。膣が寂しがるように収縮する。
次の瞬間、お腹の上に熱が散る。
ドプッドプッ ドクン
「っは……ぁあ……」
脈打つように濃い白濁した体液がへその周りに飛び散り、体の窪みを伝って広がる。粘ついた精液の筋が胸にまで伸び、滴が皮膚に絡みく。その濃さと温かさに身体がまた小さく痙攣をする。
汗と生臭い匂いが鼻を付く。
彼が私自身を求め、欲望ののままに私を抱いた証。恥ずかしいのに、心と体が満たされて胸の奥まで温かくなる。
求められるセックス。
過去の男よりも優しく、気持ちがいいセックス。
乱れた息継ぎに彼の唇が首から離れる。額を私の首に押し付ける。
「ケイ……。凄く、良かった」
「ん、私も……。まだ……まだ、気持ちいい……」
――――体の相性がいい、ってこういう事なのね
長く続いている絶頂の快楽に体を震わす。彼は優しく笑うとすぐに布を手に取って、快感の残滓を拭う。そしてその筋肉質な胸に抱き寄せる。
「……ねぇ、何故最初に躊躇したの?」
彼は一瞬困ったような顔をしてから私の背中を優しくさする。
「……上流階級は結婚前に身体検査をするって聞いた事があったからな」
「……?」
「いや……その……もし初めてだったら、破瓜してお嬢ちゃんが困った事になったら嫌だったから」
「ふふ、そこまで考えてくれたの? ありがとう。私は上流階級じゃないわ。初めてでもないし。それに結婚は……」
彼が顔を覗き込んでくる。
「今はもう考えていない。私を愛してくれる人がいれば、一緒にいたい。でも結婚は……この先も、するか分からない。だから、気にしないで」
私は両腕を彼の体に回して抱き締める。
「凄く優しいのね、カレル」
「……気に入った女には優しくするよ」
舌がそっと触れ、互いの温度を確かめ合うように絡みつく。まるで呼吸を合わせるように唇も舌もゆっくりと進み、吐息が混ざり合う。互いの匂いが入り混じる。
汗と体液、そして彼自身の匂いが濃密に鼻腔を満たす。その香りに包まれながら綺麗な満点の星空に視線を移す。いつもの星座がない。だが、それでも美しい。
――――この世界は、悪くない
カレルの体温がじんわりと優しく温めてくれる。その感覚に目を閉じる。
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