いい島、恋気分

ゆめゆき

文字の大きさ
11 / 11

マッサージコーナー

 部屋で仮眠をとった後、夕食のビュッフェ会場に向かった。

 昨日は、香月が来てくれたのだが…、そうそう都合よく行くはずもなく、独り美食に酒を楽しんだ。

 館内をぶらぶらしていると、廊下でTバック一枚の姿で客寄せをしているスタッフがいた。

「マッサージコーナーになります…!マッサージはいかがですか!体の凝りをほぐす通常のコースもございます!」

 マッサージか、いいかもしれない。何しろ腰を酷使しているものだから…。

 俺はスタッフに声をかけた。

「あの…お願いしたいんだけど…」

「はい!こちらへどうぞ…!」

 中に案内されて、受け付けスタッフにコースの相談をする。

 これも宿泊料金にこみこみなのだ。すごい。

「では、全身の揉みほぐしコースでよろしいですか」

「うん。よろしく…」

「コースは途中変更も可能です…!ごゆるりとお楽しみください…」

 マッサージ担当のスタッフに、薄い仕切りで区切られた、狭い部屋に案内される。そこには小さな棚が一つと、ベッドが一つ。棚の上にはアロマキャンドルが炊かれている。リラックス出来るいい香りだ。

「では、衣類を脱いでこの籠に、そちらへうつ伏せになってください…」

「はい」

 施術師は、白衣を着ている。髪は茶色に染めているが、こざっぱりとした印象の青年だ。頼もしい。接客スタイルが色っぽい。

「あー…」

 施術が始まると、痛気持ちいい感覚に思わず声が出た。

 肩から、上腕、背中、そして腰を重点的にマッサージしてもらい、太腿とふくらはぎの裏側も丹念に揉みほぐされる。

 腕を軽く後ろに引っ張られたり、膝を曲げさせられたりするのも気持ちいい。

 だが、両隣から、スピーカーから流れるインストゥルメンタルに混ざって、エッチな声が聞こえてくる。

「あ…♡あ…♡あっ♡イクッ…♡ンッ♡」

「んあ…♡あぁ…っ…♡ンッ…♡あっ♡気持ち…いぃ…♡はう…っ…♡」

 なんともたまらない。こんな美青年と、二人きりで、望めばそういうことが可能だ。

「あの…」

「はい」

「コースの変更は…」

 青年はふふっと笑ったようだ。

「はい…可能です…アナルセックス込みのコース…でよろしいですか…?」

「うん、頼む…」

「では、仰向けに…」

 俺がベッドの上でもぞもぞと体の向きを変え、仰向けに横たわる間に、青年は下を脱いでいた。

「では、まず口で、陰茎のマッサージをしていきます」

「あっ、ああ…」

「あむ…ンッ…♡」

「ほ…う…っ…」

 喉奥深く飲み込まれ、大きな下がねっとりと裏筋をねぶり、亀頭をまったりと舐め回す。じゅるじゅると音を立てて吸われ、血液が股間に集まってくるのを感じる。

「う…!いい…っ…!」

「んむ…はぁ…ふ♡んっ…♡ほいひぃ…♡んっ…♡」

 充分に勃ちあがると、青年は口を離した。

「とても…硬く…なってきました…♡では、ぼくのお尻の穴で…マッサージしていきますね…♡」

「あ、ああ…」

 ギシッと、音を立てて、青年はゆっくりとベッドに上がってきて、俺の腰の上にまたがった。

 彼のペニスは勃ち上がり、揺れている。

「では、挿れていきますね…ん…う…♡」

 ゆっくりとぬくもりが俺のペニスをつつみ込んでいく。その間も、左右から、悩ましい声や衣擦れの音が聞こえてくる。

「あっ…ン…♡はぁ…っ…♡すごく…硬い…♡あぁ…っ…♡」

「ん…っ♡ん…っ♡あぁ…ん…♡あ…っ♡また、イキそう…っ…♡」

 顔も見えないが、なんていやらしく、かわいい喘ぎだろう。興奮が増した。

「あっ…ん…♡挿入って…♡あん♡は…あ…♡気持ちいい…っ♡すみません…ぼくの方が気持ちよく…なっちゃって…♡」

「俺も…気持ちいいよ…!」

「あ…♡あ…♡では、ぼくの…お尻の穴で…陰茎を…擦りあげていきます…♡」

 青年は膝をつき、腰をバウンドさせ始めた。

「あっ…♡あっ、あっ…♡あっ…♡あん♡当たる…っ♡気持ちいい…♡あっ…♡」

 竿がキュッと締まった肛門を行き来するのが、快感だ。青年の切なく、上擦った喘ぎが血を滾らせる。

「ああ…っ…!いいよ…!」

「あん♡うれし…♡あぁん…♡だ…め…♡イッちゃいそう…です…♡だめ…♡」

 せわしなく呼吸しながら、青年は腰を振るペースを落とす。

「はぁ…♡ふぅ…♡ん…っ…♡んん…♡」

 また少し速くなり、緩やかになり、また熱心な動きになり…やがて、俺も射精感がこみ上げてきた。

「あ…っ、く…ぅ…イキそ…」

「あぁん…♡イッて…♡イッてください…っ♡」

 腰の動きが激しくなる。俺も下から突き上げた。

「あう…っ♡あん♡いい~…っ♡あぁん…♡」

「うー…、イクイク…イクイク…くあぁ…っっ!!」

 俺は彼の中で、精を放った。爽快だ。

「あん♡ぼくも…ぼくもイキます…っ…♡んっ♡んっ♡あううぅぅ…っっ…♡」

 ビクッ…、と青年は身を反らせ、ピュッ、ピュッ…と、射精した。

 イッた後、ぼんやりしている様子が色っぽい。ゆっくりと腰をあげ、ベッドから降りると、下着と白衣のズボンを身に着けて、マッサージの仕上げをしてくれた。

「では、引き続き、島の滞在を楽しんで…!」
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

大好きな兄ちゃんにアナニーをみせる弟!

ミクリ21
BL
お兄ちゃんにアナニーをみせる弟の話。

王太子が護衛に組み敷かれるのは日常

ミクリ21 (新)
BL
王太子が護衛に抱かれる話。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

お兄ちゃんができた!!

くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。 お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。 「悠くんはえらい子だね。」 「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」 「ふふ、かわいいね。」 律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡ 「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」 ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。

お兄ちゃん大好きな弟の日常

ミクリ21
BL
僕の朝は早い。 お兄ちゃんを愛するために、早起きは絶対だ。 睡眠時間?ナニソレ美味しいの?