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転生
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しおりを挟む麗「あの……さっきは叫んでしまってごめんなさい。
狼さんは私のこと助けて下さったんですか?」
狼?『お主は我を恐れないのか?』
初めに先ほど叫んでしまったことを謝罪して、助けてくれたのか確認すると、逆にそう聞かれた。
ブフォwwwそうだよねwww
普通だったらめっちゃ恐がりますよねww
でも私、大の動物好きでして~
最初はドアップに顔があったからパニクってたんだけど、今は恐いっていうより触りたいの方が上回ってるんですww
麗「私、動物が大好きなので狼さんのこと恐くないです!
それに狼さんは私のこと傷付けようとしたり食べようとしたりしてないじゃないですか~
そりゃまぁ私も流石に攻撃とかされたらその相手に対して少なからず恐いって思いますけど……狼さんはそれがないし大丈夫です!」
狼?『お主は変わっておるな…』
麗「よく言われますwww」
知り合った人にはもれなく言われていますのでねww
徳の高そうなお坊さんに言われたときは流石に私ってヤベくねって思いましたwww
まぁ兎も角状況説明ぷりーずなので、狼さんに再度質問してみよーヽ(´・ω・`*)
麗「あの…狼さん。
状況説明していただいてもいいですか?」
狼?『あぁ、すまない。我を恐れぬ者が珍しくてな…
初めにお主は我がお主を助けたかと聞いたが、意図して助けた訳ではないが結果助けたことになるな』
麗「そうですか~ありがとうごさいます!
じゃあ、私を見つけた時のこと教えて貰ってもいいですか?」
狼?『あぁ』
狼さんの話を要約すると、
森の見回りを終える!
↓
水飲もうとしたら膨大な魔力を察知!
↓
確認の為にLet's Go!
↓
呻く私発見!
↓
治癒魔法をかける!
↓
私起きる!←イマココ
って感じwww
狼さんマジいい人!!いや、この場合はマジいい狼!!
麗「狼さん、本当ありがとうございます!
超ーいい人ですね!!」
狼?『いや、あまり気にするな。
我もお主でなくただの人間だったら森の外に置いてくるだけだしな……お主だからとでも言っておくか。
して、お主の名を聞いてもよいか?』
そういえば名乗ってなかったやww
麗「麗嘩って言います、神楽 麗嘩。
狼さんは何て言うんですか?」
狼?『レイカと言うのか……あまり聞いたことのない響きだがよい名前だ。
我はフェンリルの長を勤めているのだが名を持たない……レイカ、お主が良ければだが我に名を授けてくれないか?』
ふぇい?
名前を付けるなんて大層なこと私に頼んで大丈夫なんですか狼さん!!
なんかとてつもなく見に余る感が激しいのですが……
でも断るとか出来ない感じなんですよね~
狼さんがつぶらな瞳でこちらを見てるんですもんww
あ"ぁ"ぁぁぁぁ可愛い!可愛い過ぎるっ!!
分かりました!
女、神楽 麗嘩!余りよろしくない頭を捻って素晴らしい名前を着けさせていただきやす!!
応援ありがとうございます!
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