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弟くん

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ルイスさんの発言にシーナさん達3人は目が点になってから、



ア・シ・レ「「「それだっ!!」」」



綺麗にハモったから、その時に『もしかして私、やらかした?』って気づいたよね~ww



ル「そうだろ?俺冴えてる!」



レ「そうですね。

俺としては普段もそれくらい冴えてて欲しいですけど」



ル「ひっでぇな~」



シ「でもそれ言えてる~

あ、でもさぁアラン。

勇者様とあk…巻き込まれ君もなったばかりだから許可降りるか分からないよ?」



ア「それは大丈夫だろ。

レイカさんはなんたってエドワードの病を治したんだぞ?

それくらいなんてことないはずだ」



シ「それもそうね~」



……何か私が帝になるのは決定みたいな方向になってんだけど?



(ヾノ・∀・` )イヤイヤ

なりません、なりませんよ!?


仕事しなきゃいけなくなったら雪嘩と桃嘩と一緒に過ごす時間が短くなってタヒるし、人に命令されたりすんの絶対イヤですもん(笑)

あ~どーしたものかねwww



ル「じゃあ帝とZランクの認定許可書送っちまうか!」

……は?ちょっま…シ「そうですね~」



ア「そうですね」



ル「おぅ、送るぜ![指定転移]!」シュンッ






………………………………。

送られた……orz



麗「………………ルイスさん」



ル「ん?どうしたレイカ嬢?」



麗「どうしたじゃない!!

私、帝とかやりたくないのに勝手に送るとかなんでやねん!」



ル「いいじゃねぇか!」



麗「いや、よくねぇし!」



レ「レイカ、帝になっておいて損はないぞ?」




…………損はないってどういうこと?


レオの一言で冷静になったので、レオにどういうことなのか聞いてみる。



麗「それどういうこと?

帝になったらなんかいいことあるの?」



レ「少なくとも帝になることで得られる利点は大きいな」



シ「そうよ!

まず、自分が明かさない限り素性は秘匿扱いされるでしょ?

それにどこにでも出入り自由になれるし、王様以外の王族と貴族より身分が上になるわ!」




………へぇ…王族と貴族より身分が上になるのか

……それいいじゃん。



素性も秘匿扱いされるっぽいし……帝になった方が良い感じじゃ……いやいや!

メリットがあれば当然デメリットあるっしょ!


ほら、あれだよあれ!

タダより怖いものはないってよくいうじゃん?



ル「パーティーとかには強制参加だが、タダでうめぇ酒と食いもん食べれるぞ!

特に王宮の飯と酒はすげぇうめぇ!」



………美味しいご飯と酒、だと!?

なんだその素晴らしい特典は!!



麗「美味しいご飯にお酒……」



ア「王宮の料理の中でも特に肉が最高だ!」



シ「お菓子もよ!」



麗「お肉にお菓子……」



ヤバい……ヤバいぞ!!

私、こういう類いの誘惑にめっぽう弱いんです!!



麗「でも王様の言うこととか聞かないといけないし、仕事だってやらなきゃいけないんでしょ?

帝やるの私ヤだよ!」



ル「仕事つっても帝が対処しなきゃなんねぇ規模の依頼はそんな頻繁にねぇから大丈夫だ!

それもあって、俺は普段軍人、レオは学生やってられるんだぜ!」



麗「え?」



ル「あ……」(;゜0゜)



レ「何言ってんですか……」( ーдー  )



ア・シ「「ダメじゃん(笑)」」((*´∀`)w(´∀`*))



言っちゃった顔のルイスさんに呆れ顔のレオ、笑っているアランさんとシーナさん。



カオスでワロスwww


ってかルイスさんやっぱテンプレだった!!


そしてレオ!

イケメンでさりげない気遣い出来て、強くて、その上帝とかハイスペック男子かっ!!
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