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学園入学!!そして降臨!!

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逆召喚先から戻ってくるなり目に飛び込んできたのは、ハーベスト先生の張っている結界の中で色んな生き物をごちゃ混ぜにしたような生き物……キメラと戦うレオだった。


一瞬キャパオーバーして頭が真っ白になったけど、レオのテンプレホイホイぶりとGの存在を考えて、ハーベスト先生がやっちゃダメあるよ~つってた禁忌召喚が行われた可能性に行き着いた。



麗「今の状況を確認したいんだけど……」



ミ「レイカちゃ……!?……レイカちゃん?」



一番近くに居たミアに声をかけると泣きそうな顔から一転、目を真ん丸に見開いて確認された(笑)



麗「私だよww」



リ「レイカ戻っ……!?……本当にレイカなの?」



ヒドスwww
わたすのスッピンはそんなに違うのかねwwww



ロ「レイカなのか?男にしか見えねぇー」



エ「ロイ……それには僕も同意見だよ」



ミアに引き続きリサにも認識されなかったところに言った男子2人の言葉に傷付いた。


だけど更に追い討ちをかけるような虎さんの言葉にマジで傷付いた(*´・ω・)



景「武術だけでなく男装の方も腕を上げたようでなによりだな!」



……グスン


虎さんにメンタル折られつつも皆に状況確認すると、返ってきた返答は私の考え通りだった。


ってかレオ変装中だったんじゃないの?
やらかしてんじゃん……


キメラと戦ってるレオに視線を戻すと、ちょうどドラゴンの鉤爪で左肩をザックリ抉られた所で、



麗「レオ!」



思わず叫んだ。


だって一緒に依頼こなした時だって傷はおろか、汗だってかかなかったレオが怪我してるんだよ!?
誰だって叫びたくなるでしょ!?

しかも傷口焼いて止血してるし!!


そこでレオの纏う雰囲気がガラッと変わって練られている魔力量が濃くなって、レオがキメラに腕を向けた瞬間……




ーズドォォォオォォォン……




凄まじい地響きと砂埃が舞ってレオが見えなくなった。
だけど砂埃はすぐに収まって、そこには、キメラの死骸を哀しそうな瞳で見つめてからボックスにしまうレオが居た。


レオの無事な姿とさっきの哀しそうな瞳に、私の脚は無意識のうちに駆けていて、レオの名前を呼ぶのと同時に抱きついた。



レ「レイカ、随分遅かったな……おかえり」



柔らかく笑って言うレオに、なんかムカッとして怪我してない所にパンチしてやった。



レ「痛っ!何すんだよ……」



麗「……」



無言で光属性の最上級回復魔法をかけて暁が結界を張って押さえてるGの元に行くなり顔面におもいっきり平手打ちを食らわしてやった。


ひっぱだかれた本人は理解してないみたいでアホ面晒してるけどそんなことは知りません。

今気付いたけど、私は怒ってるみたいなんですよね~物凄く。



だってさ?
こいつが死神の邪魔しなければキメラは出てこなかったし、レオがキメラに怪我させられることもなかったでしょ?


ほとんど家族みたいなレオが怪我する原因を作ったコイツが許せないってのもあるし、そもそもコイツがやってることは偽善以外の何物でもなくない?



麗「ここが甘い考えだけじゃ生きていけない世界だって気付いたらどうですか?」



いろんなムカつきが込み上げて来て溢れそうになったけど、堪忍袋の緒をギッチギチに絞めて理性を止めてニッコリと笑顔を浮かべてそう言って、暁には念話で<天使の息吹>に来てくれるように頼んだ。

こっちに来た経緯とか聞きたいしね。

ってか一番苦労してるのは暁だじゃない?
まぁさっき一緒に転移させちゃったけど(笑)



ダ「……カグラ、今日はこのまま休校だから他のやつらと一緒に帰れ」



いつの間にかに来てたハーベスト先生にそう言われたので、ニッコリ笑ったまま返事をしたら青ざめられた。




謎ったわwww

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