拝啓母上。私はお家に帰りたいです。

魔－武器っ！！

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そんなこんなでやってまいりました決勝戦。



試合を勝ち抜きまくったら決勝でレオと当たったww



やっぱりか～って感じだけど、私を見るレオの目が手合わせとか打ち合いの時の目だから真面目にお手柔らかにしていただきたい(汗;;))




最近レオから何本かとれるようになったって言っても、レオは8歳から剣で実戦をし始めて12歳で最年少の総帝に就任してるんだもん私が地球で培った対人戦スキルでは経験の差がありすぎるからいっつもｷﾞﾘｷﾞﾘなんです。



麗「(レオさん、レオさん。
試合だけどさ、お手柔らかにして下さいね！)」


レ『(善処しとく)』


麗「(ﾌｧ！？
ちょ、マジでお手柔らかにしてよ！？)」


レ『(…………善処しとく)』


麗「(え？何今の間！！)」



念話でやり取りをしてると、怠そうながらも真面目な顔をしたハーベスト先生が試合開始の合図が出た。


すぐに気持ちを引き締めて紅蓮を太刀に変えたけど、あっという間にレオが近付いてきて斬り込んでくる。

私がレオの剣を受け止めるのに精一杯になってる状況でレオさんの本気度が分かるよね……



身体強化で腕力を上げて、レオの剣を弾き飛ばすなりバックステップで距離を保ちながらビー玉くらいの大きさに凝縮した各属性のボールを乱れ撃ちにする。


乱れ撃ちしたボールの中で、"火"と"水"を対で何個かぶつけて結構な量の水蒸気を発生させたら光の屈折を利用して、私が少し居る所の認識を少しずらす。


初めの数回はレオも引っ掛かってくれたけど、何回も同じ手が通じるはずもなくそこからどんどん追い込まれてく。



む～このままだとレオさんになんの一撃も入れられないで負けちゃうな……

うっし、まだレオの前で使ったことない2次元技をお披露目しよww



まずはケモ耳半妖少年の技～




麗「風○傷からの～爆○破！」



次はだってばよな少年忍者の十八番！



麗「螺旋○！」



からの～漂白剤漫画のオレンジボーイの技、



麗「月牙○衝！」



で、最後は系統を変えて……砲台並みの銃をぶっぱなす黄色がイメージカラーな魔法少女の必殺技っ！



麗「ティ○・フィナーレ！」



マミさんボイス風で言ってみましたwww


ってか一回も試したことないのに出来ちゃったよねww

創造魔法様やっべぇwwマジっぉぃ(小声))

他にもまだ出したい2次元技はいっぱいあるんだけどね？



……麗嘩、調子に乗っちゃったみたい☆



だってね？

試合フィールドがﾍﾞｺﾝﾍﾞｺﾝになっててそりゃあもう…使えない状況になってるんだもん(笑)



あーらら( ´∀`)ww



真面目に笑えない状況だけど、後悔も反省もしてないのです(ｷﾘｯ))


2次元技に晒されたレオさんはと言うと……



レ「…ﾌｯ……俺の負けだ」



フィールドに片膝を付いて小さく笑いながらそう言った。



2次元技はちょっとばかしセコかったかなぁ～とは思ったけど、初めて試合でレオの体勢崩せたんだもん今回は良しとしよう！



麗「レオ、私も少しは成長したでしょ？」



フィールドを土属性魔法で直しつつ、レオに手を差し出して立たせながら言った。



レ「あぁ、さすがにあの隠し技には驚いたな……
それにこの前よりも格段に腕が上がってる」



そう言って小さく笑いながら頭をポンポンしてくれたレオ。



麗「本当！？
いやぁ～先生にそう言われると嬉しいですww」



ふざけて言ってるように思うかもしんないけど、これはガチで思ってます！

だってレオさんあんまり褒めてくれないんだもん(笑)


飴と鞭だったら2:8くらいの比率ですよ？それに今回は小さな笑み + 頭ポンポン！！

頭ポンポンですよ！？



大切なことだから2回いいました。




桃嘩たんと雪嘩たん限定の頭ポンポンに自然と表情筋が緩みますよ、えぇ。


今の私の顔はこんな→(* ´ ∇ ` *)ﾆﾍﾗｯ 感じだと思うww