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ここから始まる私の学校生活
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私、杉本悠李は今日から中学生。
小学校を卒業し、少し離れた地域に引っ越した。
中学校には友達はいないし、知らない人だらけ。正直不安は…ないって言ったら嘘になる、かな。
「はぁ、今日から中学生かぁ。友達、出来るかな」
私は、人見知りで自分から話しかける事が出来ない。
玄関を出て、今日から毎日通るであろう通学路を歩く。しおれた花みたいに背中を丸めた私の横を不安を吹き飛ばすくらいの強い風が吹いた。まるで、何も考えるなと言うように。
考えちゃうよ、と文句を言いつつ私は大きな一歩を踏み出した。
私は、動けなくなってしまった。え、何でかって?それは…。目の前に同じ新入生と思われる集団がいたからだ。ヤバイ、緊張してきた…。
私なら頑張れる。友達だって出来る。大丈夫、前だけ向いて。…と自分に言い聞かせ、プルプルと震える足を無理矢理動かして生徒玄関まで歩いてく。
生徒玄関まであと少し…って所で横から黄色い声がした。
「おはようございます。新入生ですか?」
「ふわぁぁ!」
急に話しかけられて、変な声が出た。恥ずかしい~!!!
話しかけて来たのは、女の先生だった。もう、ビックリさせないでよと1人心の中でツッコんだ。
新入生だと告げると、名前を聞かれてクラスを教えてくれた。私は、ペコッとお辞儀をして先生から逃げるように今日から私の通うクラス、1年3組に小走りで向かう。
小学校を卒業し、少し離れた地域に引っ越した。
中学校には友達はいないし、知らない人だらけ。正直不安は…ないって言ったら嘘になる、かな。
「はぁ、今日から中学生かぁ。友達、出来るかな」
私は、人見知りで自分から話しかける事が出来ない。
玄関を出て、今日から毎日通るであろう通学路を歩く。しおれた花みたいに背中を丸めた私の横を不安を吹き飛ばすくらいの強い風が吹いた。まるで、何も考えるなと言うように。
考えちゃうよ、と文句を言いつつ私は大きな一歩を踏み出した。
私は、動けなくなってしまった。え、何でかって?それは…。目の前に同じ新入生と思われる集団がいたからだ。ヤバイ、緊張してきた…。
私なら頑張れる。友達だって出来る。大丈夫、前だけ向いて。…と自分に言い聞かせ、プルプルと震える足を無理矢理動かして生徒玄関まで歩いてく。
生徒玄関まであと少し…って所で横から黄色い声がした。
「おはようございます。新入生ですか?」
「ふわぁぁ!」
急に話しかけられて、変な声が出た。恥ずかしい~!!!
話しかけて来たのは、女の先生だった。もう、ビックリさせないでよと1人心の中でツッコんだ。
新入生だと告げると、名前を聞かれてクラスを教えてくれた。私は、ペコッとお辞儀をして先生から逃げるように今日から私の通うクラス、1年3組に小走りで向かう。
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