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────あの日、僕はある日記を拾った。
「なんだ、これ…日記か?」
短くても5年ほど前の日記だと感じる、薄汚れた小さな本。それを僕は手に取り、名前を探して見つけた…が読むことができなかった。
「とりあえず持って帰るか」
家に着き自室にこもり、その小さな本を開いた。
「1日目」「2日目」「3日目」…女の子らしい震えた小さな字で日々が綴られていた。時々…ある男の話を書いている時だけ、彼女の字は読みやすく比較的安定していた。
「8日目」…この日記はここで終わっていた。その日彼女は男に告白していたが、結果は書かれていない。
「ブラウニーって店、この辺にはない、よなあ」
その日記の最後に「ブラウニーという店に来たら結果が分かる」と書いてあってつい声に出していた。
「春斗がそんな熱心になるなんて珍しいね」
「あ、母さん。ブラウニーって店この辺にあったっけ?」
「ブラウニー…聞いたことあるけど、どうしたの?」
「そこに行ってみたいんだけど」
「そうね…」
母さんはスマホを持ってきてその店の住所、外観などを見せてくれた。
「路地の奥…たぶんこれだ…」
「ふふ、合ってたならよかった」
「明日行ってくるね」
母さんにそう伝え、準備を始めた。
この「日記」があれば、その店に来た理由を説明しやすそうだ。
次の日、僕は電車に揺られながらぼーっと日記を読み返していた。
いじめにあっていたなら「あいつら」はどうなったのか、「本当のお兄ちゃん」とは今どういう関係なのか、「お父さん」にいじめのことを知ってもらえたのか…いろんな質問が頭に浮かぶ。
「ブラウニーは…この路地の奥か………よし!」
覚悟を決めて奥へと進んだ。
母さんに見せてもらった外観と同じ店を見つけほっとしながら、また日記を見た。
「大丈夫、本人は嫌がったりしない…」
それだけが心配だった。彼女もまさか店まで来るとは思わないだろうから。でも、日記で「これを読む人」という言葉が出てきていた。だとしたらこれも想定内なのかもしれない。
いろいろ考えながらも足は止まらずに店の扉を開けた。
────カランカラン
カフェによくあるようなベルの音が店に響いた。
「いらっしゃいませ…!」
少し小柄な女性が笑顔で迎えてくれた。この人が、日記の子…?
僕は確信が持てないまま席へと案内された。
案内された席に座り周りを見渡してみる。すると、奥の部屋に繋がりそうな、一見壁に見えるような場所を見つけた。
「あの」
「なんでしょうか?」
「あの奥の部屋って…薬がたくさんあるんですか?」
「えっ」
彼女は心底驚いた顔をした。そりゃそうか。もし合ってたとしたら、何で知っているんだろうって思うからな。
「僕、日記を拾ったんです」
そう言うと彼女はすぐにぱあっと明るい顔になった。
「ありがとう!本当に誰かが見つけてくれるとは思わなかった!」
その顔は感動しているからか泣きそうにも見えた。
「りこちゃん、よかったね」
「あ!お兄さん!…じゃなくて、さとるさん…」
この様子だと……
「告白、上手くいったんですね」
「…はい!」
りこさんは心から嬉しそうな顔を浮かべた。その笑顔はきっと彼が救ってくれたからこそ作れたんだろうな。
「あ、質問したいことがあったんですけどいいですか?」
答えられる範囲でいいので、と付け足す。
「もちろん!ここまで来てくれたのに何もしないわけにはいかないですし!」
本当に元気で幸せそうな人だな、と思いながら、質問していく。
「まず、いじめていた人たちってどうなりました?」
「…お父さんに正直に伝えて、そこから先生に話して、お互い和解しました」
「和解まで…」
「今は私とその方たちは仲良くて、その方たちの仕事を手伝ったりしています」
「あいつら」は性格は悪かったけど顔は本当によかったからモデルを薦めた、とりこさんが言う。りこさんは裁縫が得意だから服を作ったりしているんだ、とさとるさんが付け足す。
「すごいですね…では…………本当のお兄さんとは今どんな関係なんですか?」
「………」
彼女の顔が曇ってしまったように見えた。これは状況が変わってない、もしくは悪くなったってことか。
「…彼は、実はりこちゃんの兄ではなかったんです」
「…と言うと?」
「彼はりこちゃんの兄ではなく────」
長かったのでまとめると、彼は実はさとるさんの弟で、りこさんがこの店に薬を取りに来るようになってから兄のふりをして近づかせた、らしい。
「どう言いくるめたんですか」
笑いながらそう言うと、りこさんが顔を上げた。
「私にはお母さんが昔に離婚していなかったんです。さとるさんはそれを利用して『お母さんが引き取ってた養子だ』って言わせたそうです。今となってはいてくれてよかったと思ってます」
そう言うりこさんは悲しそうに笑っていた。…お兄さんがいると思ってたんだろうな。ほんとに。
「こんなところまで見つけに来てくれてありがとう」
「いえ、僕も真実が知れて、幸せそうで、本当によかったです」
僕たちは「会えてよかった」と笑いあった。
────カランカラン
「やっほー、りこ!」
「あ!とあさん!」
とあさんと呼ばれた彼女は、サラサラの金髪で笑顔が似合っていた。
「あ、この方は私をいじめてたリーダーのとあさんです」
「…あー、日記辿ってきたの?」
「あ、はい…」
「そうか!私の最低ぶりがたくさん書かれていたんだろうねー」
「とあさん、前も言いましたよ…」
「あ、そうだったーさとるさんがほとんどだからーってねー?」
「と!あ!さん!!」
和解したのを信じられるくらい本当に仲がよくて安心した。さとるさんもそうなのかにこにこ笑っていた。
「僕が愛されているって分かるとすごく幸せなんですよね…」
「分かります」
さとるさんの顔がとても幸せそうだから。
────カランカラン
えっ、なんか僕がここに来ることが最初から分かってたようなタイミングで人が来るような。
「とあさん置いていかないでくださいよ…」
「えー、だってりこに早く会いたくてさ!」
「とあさん!!」
りこさんはとあさんの愛情表現に照れが隠しきれてないみたいだ。本当に幸せそう。
「あ、この方はとあさんと一緒にいじめてた人でとあさんの旦那さんの千尋さんです」
「紹介するってことはりこちゃんの日記で来た人なんですか?」
「はい」
「俺はそんなに日記に出なかったみたいですけど、寺で閉じ込めたやつです…」
「あ…はい…」
りこさんのほうを見ると、りこさんの目は笑ってなかった。もしかして、千尋さんには強い…?
「りこちゃんがあんなに綺麗な泣き方すると思わなくて褒めたらとあさんに殴られちゃって…とあさんに対して敬語が抜けないんです…愛してるのに…」
あー、屋上で泣いてた話、かな?というか夫婦で敬語はさすがに…。
「私はりこ一筋だから、あんたは2番目だよ」
「はい」
えー、そこは1番がいいって言うところじゃないんですか。
「名前、聞いてなかったですね」
「あ、春斗っていいます」
「春斗くん、か。もうすぐ…高校生、かな?」
「大学生ですね」
僕は身長が小さいからそう思われても仕方ないよな。
「よかったら…こんな賑やかになるときもあるカフェですが…また来てくれますか?」
幸せが目に見えるカフェ。日記を知っているからこそ楽しみが増えるカフェ。…僕は最高だと思った。
「もちろん、またここに来ますよ」
さとるさんはよかった、というと、コーヒーを入れてくれた。
「そういえば頼んでませんでしたね」
僕は苦笑しながら、また彼女たちを見た。
「りこ!好きだー!!!」
「とあさん!!…私も好きですけど」
「りこちゃん…俺のとあさんだから…ね?」
「「え??」」
「真剣に聞き返さないでください!!」
あー、ほんとに幸せそうだ。日記を見つけてよかった。でも、僕にもこんな幸せが来るといいなあ…。
僕はこれから先、このカフェに週1で通うことになるが、それはまた別のお話。
「なんだ、これ…日記か?」
短くても5年ほど前の日記だと感じる、薄汚れた小さな本。それを僕は手に取り、名前を探して見つけた…が読むことができなかった。
「とりあえず持って帰るか」
家に着き自室にこもり、その小さな本を開いた。
「1日目」「2日目」「3日目」…女の子らしい震えた小さな字で日々が綴られていた。時々…ある男の話を書いている時だけ、彼女の字は読みやすく比較的安定していた。
「8日目」…この日記はここで終わっていた。その日彼女は男に告白していたが、結果は書かれていない。
「ブラウニーって店、この辺にはない、よなあ」
その日記の最後に「ブラウニーという店に来たら結果が分かる」と書いてあってつい声に出していた。
「春斗がそんな熱心になるなんて珍しいね」
「あ、母さん。ブラウニーって店この辺にあったっけ?」
「ブラウニー…聞いたことあるけど、どうしたの?」
「そこに行ってみたいんだけど」
「そうね…」
母さんはスマホを持ってきてその店の住所、外観などを見せてくれた。
「路地の奥…たぶんこれだ…」
「ふふ、合ってたならよかった」
「明日行ってくるね」
母さんにそう伝え、準備を始めた。
この「日記」があれば、その店に来た理由を説明しやすそうだ。
次の日、僕は電車に揺られながらぼーっと日記を読み返していた。
いじめにあっていたなら「あいつら」はどうなったのか、「本当のお兄ちゃん」とは今どういう関係なのか、「お父さん」にいじめのことを知ってもらえたのか…いろんな質問が頭に浮かぶ。
「ブラウニーは…この路地の奥か………よし!」
覚悟を決めて奥へと進んだ。
母さんに見せてもらった外観と同じ店を見つけほっとしながら、また日記を見た。
「大丈夫、本人は嫌がったりしない…」
それだけが心配だった。彼女もまさか店まで来るとは思わないだろうから。でも、日記で「これを読む人」という言葉が出てきていた。だとしたらこれも想定内なのかもしれない。
いろいろ考えながらも足は止まらずに店の扉を開けた。
────カランカラン
カフェによくあるようなベルの音が店に響いた。
「いらっしゃいませ…!」
少し小柄な女性が笑顔で迎えてくれた。この人が、日記の子…?
僕は確信が持てないまま席へと案内された。
案内された席に座り周りを見渡してみる。すると、奥の部屋に繋がりそうな、一見壁に見えるような場所を見つけた。
「あの」
「なんでしょうか?」
「あの奥の部屋って…薬がたくさんあるんですか?」
「えっ」
彼女は心底驚いた顔をした。そりゃそうか。もし合ってたとしたら、何で知っているんだろうって思うからな。
「僕、日記を拾ったんです」
そう言うと彼女はすぐにぱあっと明るい顔になった。
「ありがとう!本当に誰かが見つけてくれるとは思わなかった!」
その顔は感動しているからか泣きそうにも見えた。
「りこちゃん、よかったね」
「あ!お兄さん!…じゃなくて、さとるさん…」
この様子だと……
「告白、上手くいったんですね」
「…はい!」
りこさんは心から嬉しそうな顔を浮かべた。その笑顔はきっと彼が救ってくれたからこそ作れたんだろうな。
「あ、質問したいことがあったんですけどいいですか?」
答えられる範囲でいいので、と付け足す。
「もちろん!ここまで来てくれたのに何もしないわけにはいかないですし!」
本当に元気で幸せそうな人だな、と思いながら、質問していく。
「まず、いじめていた人たちってどうなりました?」
「…お父さんに正直に伝えて、そこから先生に話して、お互い和解しました」
「和解まで…」
「今は私とその方たちは仲良くて、その方たちの仕事を手伝ったりしています」
「あいつら」は性格は悪かったけど顔は本当によかったからモデルを薦めた、とりこさんが言う。りこさんは裁縫が得意だから服を作ったりしているんだ、とさとるさんが付け足す。
「すごいですね…では…………本当のお兄さんとは今どんな関係なんですか?」
「………」
彼女の顔が曇ってしまったように見えた。これは状況が変わってない、もしくは悪くなったってことか。
「…彼は、実はりこちゃんの兄ではなかったんです」
「…と言うと?」
「彼はりこちゃんの兄ではなく────」
長かったのでまとめると、彼は実はさとるさんの弟で、りこさんがこの店に薬を取りに来るようになってから兄のふりをして近づかせた、らしい。
「どう言いくるめたんですか」
笑いながらそう言うと、りこさんが顔を上げた。
「私にはお母さんが昔に離婚していなかったんです。さとるさんはそれを利用して『お母さんが引き取ってた養子だ』って言わせたそうです。今となってはいてくれてよかったと思ってます」
そう言うりこさんは悲しそうに笑っていた。…お兄さんがいると思ってたんだろうな。ほんとに。
「こんなところまで見つけに来てくれてありがとう」
「いえ、僕も真実が知れて、幸せそうで、本当によかったです」
僕たちは「会えてよかった」と笑いあった。
────カランカラン
「やっほー、りこ!」
「あ!とあさん!」
とあさんと呼ばれた彼女は、サラサラの金髪で笑顔が似合っていた。
「あ、この方は私をいじめてたリーダーのとあさんです」
「…あー、日記辿ってきたの?」
「あ、はい…」
「そうか!私の最低ぶりがたくさん書かれていたんだろうねー」
「とあさん、前も言いましたよ…」
「あ、そうだったーさとるさんがほとんどだからーってねー?」
「と!あ!さん!!」
和解したのを信じられるくらい本当に仲がよくて安心した。さとるさんもそうなのかにこにこ笑っていた。
「僕が愛されているって分かるとすごく幸せなんですよね…」
「分かります」
さとるさんの顔がとても幸せそうだから。
────カランカラン
えっ、なんか僕がここに来ることが最初から分かってたようなタイミングで人が来るような。
「とあさん置いていかないでくださいよ…」
「えー、だってりこに早く会いたくてさ!」
「とあさん!!」
りこさんはとあさんの愛情表現に照れが隠しきれてないみたいだ。本当に幸せそう。
「あ、この方はとあさんと一緒にいじめてた人でとあさんの旦那さんの千尋さんです」
「紹介するってことはりこちゃんの日記で来た人なんですか?」
「はい」
「俺はそんなに日記に出なかったみたいですけど、寺で閉じ込めたやつです…」
「あ…はい…」
りこさんのほうを見ると、りこさんの目は笑ってなかった。もしかして、千尋さんには強い…?
「りこちゃんがあんなに綺麗な泣き方すると思わなくて褒めたらとあさんに殴られちゃって…とあさんに対して敬語が抜けないんです…愛してるのに…」
あー、屋上で泣いてた話、かな?というか夫婦で敬語はさすがに…。
「私はりこ一筋だから、あんたは2番目だよ」
「はい」
えー、そこは1番がいいって言うところじゃないんですか。
「名前、聞いてなかったですね」
「あ、春斗っていいます」
「春斗くん、か。もうすぐ…高校生、かな?」
「大学生ですね」
僕は身長が小さいからそう思われても仕方ないよな。
「よかったら…こんな賑やかになるときもあるカフェですが…また来てくれますか?」
幸せが目に見えるカフェ。日記を知っているからこそ楽しみが増えるカフェ。…僕は最高だと思った。
「もちろん、またここに来ますよ」
さとるさんはよかった、というと、コーヒーを入れてくれた。
「そういえば頼んでませんでしたね」
僕は苦笑しながら、また彼女たちを見た。
「りこ!好きだー!!!」
「とあさん!!…私も好きですけど」
「りこちゃん…俺のとあさんだから…ね?」
「「え??」」
「真剣に聞き返さないでください!!」
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