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第1章~異世界チュートリアル~
第12話 模擬戦2~成長が早いって良いことだね~
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「模擬戦?君と僕がかい?」
ジョンさんは目を丸くして私に訊く
「はい、ぶっちゃけるとこの数日基礎訓練ばかりで割と退屈というかストレスが溜まっているんですよね」
「それは、聞きようによっては僕を使ってストレス発散がしたいと聞こえるのだけれど」
「そこまでは言いませんよ。ただ基礎ばかりじゃつまらないとぶっちゃけてるだけです」
「そうか――わかった君の提案に乗るとしよう。幸い僕も回復魔法の心得があるしね」
「それって聞きようによっては私をボコすように聞こえるのですけど」
「その通りだが、何か問題があるのかい?」
よし、その喧嘩買った。絶対ボコしてやる。
「わかりました。それでは始めましょうか」
「その前に、ルールを決めよう。君は確か棍棒のイーターを持っているんだったね」
「はい」
「それじゃあ君はそれを使うと良い。僕は実剣を使うわけにはいかないから今から木剣を持ってきてそれを使う。そして魔法の使用は両者とも身体強化の魔法のみ――おっとすまない。君は身体強化の魔法しかまだ使えないんだったね」
いちいち癇に障る言い方をする人だな。私を怒らせて理性を失わせようとでもしているのか?こちとら前の世界で不良相手に喧嘩したことだってあるんだ、その程度煽り屁の河童だ。
「それでいいですよ」
「わかった。それじゃあ準備してくるよ」
―――数分後
「待たせたね。それじゃあ始めようか」
「了解」
言って私は全身に魔力を充填し、強い私をイメージ――イメージはスーパーウーマンルナちゃんだ。そしてそのイメージに魔力を流し込み魔法を発動させる。
「ダグラスから聞いた通り、身体強化魔法の発動は出来るようだね。発動もスムーズ70点をあげよう」
「そりゃどうも」
基準がわからないため70点が高いのかどうかもわからない。しかしここは褒められたと思っておこう。あとは、
「抜喰!!」
私は右手にイーターを召喚し、ジョンさんにイーターの先端をむけ、半身に構える。
「構えもさまになってるじゃないか、とても我流には見えないな」
私のことを疑いの眼差しでみるジョンさん。その姿は隙だらけ、誘っているのか?ならば乗ってやろうじゃないか。
私はジョンさんに向かって疾走、右手に持つ木剣に注意を払いつつ狙うは左手、私の間合いに入った瞬間イーターを左手に向けて振るう、が、その攻撃はジョンさんの木剣に防がれてしまう。
「攻撃ヶ所が見え見えだよ」
言ってジョンさんはイーターを払う、払われた私は一歩後退しつつも今度は左足をジョンさんの急所、つまりは金的に向かって蹴り上げる。
「おっと」
しかし、その攻撃もジョンさんは余裕の表情で半身をずらして避け、蹴り上げた私の足を勢いそのまま左手で上に払い上げる。
「チィ!」
私は左足を払いあげられたことにより、体幹を崩される。
「はい一本」
「そうはイカぬの姿焼き!!」
言って私は軸足である右足一本で跳躍、サマーソルト一回転の形で見事に着地するが、
「一本は一本だよ」
ジョンさんは私の着地に合わせて木剣による一撃を振り下ろす。振り下ろされた一撃を私はイーターを使ってギリギリ受け流すことに成功させると、すぐさまジョンさんの間合いから離れた。
「ノー一本です」
どや顔でそう言う私にジョンさんは驚きの目を向ける。
「驚いた。流石は大罪人の妹、それなりの実力はあるようだ」
「私のこと一姫だと疑ってるんじゃなかったんですか?」
「僕の疑いの目はそこには向かってないよ、僕が疑っているのは君がカズキ・フタバと通じているんじゃないかってことだよ」
「そんなことないって言っても信じてはくれないですよね」
「それはこれからの君の行動次第さ、もし君がカズキ・フタバと通じている証拠を見せた時、僕は君を容赦なく切り捨てる」
「それは物理でって意味ですか?」
「文脈から言ってもそうとしか捉えられないだろう?」
「で~すよね~」
「さて、無駄話もここまで、次は僕から攻めさせてもらうよ」
言ってジョンさんは私に向かって疾走し、横薙ぎの一閃を放ち、私は慌ててイーターを両手に持ってその一撃を受ける。
「重っも!!」
「跳べ!ルナ」
突然のイーターからの一言に私を反射で反応。跳躍したところ5メートルは吹き飛ばされるが何とか背を地に着けることなく着地する。
「ナイスイーター」
「うむ」
あのままだったらジョンさんの二撃を打たれ一本取られていたところだろう。
「攻撃に対する反応もまあまあ、姫の身辺警護員としての最低ラインはクリアしているようだね」
「そりゃどうっも!!」
私は再びジョンさんに向かって行き、徒手空拳にイーターによる攻撃を織り交ぜて連撃を繰り出す。
「はは、やっと調子が出てきたじゃないか」
言いながらジョンさんは私の攻撃を見事にさばき続ける。ちっくしょう、全然相手になってない。これじゃあジリ貧いずれ私が息切れを起こして負けてしまう。何か良い手はないものか。
「ルナ、一度距離をとれ」
イーターに言われるがまま、私はジョンさんと再び距離を取る。
「何?なんか作戦でもあるの?」
「ない」
「ないんかい!!」
「しかし、このまま戦い続けてもジリ貧だろう?」
「うぅ」
痛いところ突くイーターに私は何も言えない。ジョンさんはそんな私を見て余裕の表情を向けている。くそう模擬戦に勝てなくてもあの余裕の表情を一度は崩したいところだ。ならばどうするか、
「イーター、あんた奥の手とかなんか持ってないの?」
「そんなものはない!!」
自信満々に言うなよ、本当に棍棒としか用途のない奴だな。模擬戦中とはいえため息が出る。ええいもう!!
「やぶれかぶれだ!!」
私は三度疾走ジョンさんへの攻撃を試みる。が、今度はジョンさんがため息をついた。
「それは悪手中の悪手だ」
直後、私の意識が刈り取られ、意識を闇に落とした。
「ううん」
「おや、目を覚ましましたか」
どうやら私はジョンさんにやられてしまったようだ。くそうやっぱりこの人、私なんかよりも何倍も強い。
「ジョンさん」
「何だい」
「私ってどれくらいの強さなんでしょうか?」
「正直言って弱い、カズキ・フタバの間者と疑うのがアホらしく思えるくらいにね。でも、」
「でも?」
「そこいらの盗賊と比べると圧倒的に強い」
「そうですか!!」
そう言われると嬉しい気持ちになる。
「なにせ、そこいらの盗賊は魔法が使えないからね」
「上げてから落とすのは止めてもらえませんかねぇ!!」
「でも、ルナ、君のことは少しほんの少しだけ認めてあげるよ」
「それは光栄なことです」
今回の模擬戦はボロ負け、しかしジョンさんの信頼は勝ち得ることが出来た様だ。今日の収穫としては大きなものだろう。なんかやる気出てきた。
「よ~し!!明日からも頑張るぞ~」
「何を言っているんだい君は?」
「何って明日からも頑張るぞっていう気持ちを表明しただけですよ」
「それは結構なことだが、それよりも今日はまだ終わってないぞ」
ニッコリと笑うジョンさん、まさか……
「第2回戦といこうか」
「勘弁してくださいよ~」
この後私はジョンさんと10回以上の模擬戦をすることとなり、ボコボコのボコにされたのであった。
ジョンさんは目を丸くして私に訊く
「はい、ぶっちゃけるとこの数日基礎訓練ばかりで割と退屈というかストレスが溜まっているんですよね」
「それは、聞きようによっては僕を使ってストレス発散がしたいと聞こえるのだけれど」
「そこまでは言いませんよ。ただ基礎ばかりじゃつまらないとぶっちゃけてるだけです」
「そうか――わかった君の提案に乗るとしよう。幸い僕も回復魔法の心得があるしね」
「それって聞きようによっては私をボコすように聞こえるのですけど」
「その通りだが、何か問題があるのかい?」
よし、その喧嘩買った。絶対ボコしてやる。
「わかりました。それでは始めましょうか」
「その前に、ルールを決めよう。君は確か棍棒のイーターを持っているんだったね」
「はい」
「それじゃあ君はそれを使うと良い。僕は実剣を使うわけにはいかないから今から木剣を持ってきてそれを使う。そして魔法の使用は両者とも身体強化の魔法のみ――おっとすまない。君は身体強化の魔法しかまだ使えないんだったね」
いちいち癇に障る言い方をする人だな。私を怒らせて理性を失わせようとでもしているのか?こちとら前の世界で不良相手に喧嘩したことだってあるんだ、その程度煽り屁の河童だ。
「それでいいですよ」
「わかった。それじゃあ準備してくるよ」
―――数分後
「待たせたね。それじゃあ始めようか」
「了解」
言って私は全身に魔力を充填し、強い私をイメージ――イメージはスーパーウーマンルナちゃんだ。そしてそのイメージに魔力を流し込み魔法を発動させる。
「ダグラスから聞いた通り、身体強化魔法の発動は出来るようだね。発動もスムーズ70点をあげよう」
「そりゃどうも」
基準がわからないため70点が高いのかどうかもわからない。しかしここは褒められたと思っておこう。あとは、
「抜喰!!」
私は右手にイーターを召喚し、ジョンさんにイーターの先端をむけ、半身に構える。
「構えもさまになってるじゃないか、とても我流には見えないな」
私のことを疑いの眼差しでみるジョンさん。その姿は隙だらけ、誘っているのか?ならば乗ってやろうじゃないか。
私はジョンさんに向かって疾走、右手に持つ木剣に注意を払いつつ狙うは左手、私の間合いに入った瞬間イーターを左手に向けて振るう、が、その攻撃はジョンさんの木剣に防がれてしまう。
「攻撃ヶ所が見え見えだよ」
言ってジョンさんはイーターを払う、払われた私は一歩後退しつつも今度は左足をジョンさんの急所、つまりは金的に向かって蹴り上げる。
「おっと」
しかし、その攻撃もジョンさんは余裕の表情で半身をずらして避け、蹴り上げた私の足を勢いそのまま左手で上に払い上げる。
「チィ!」
私は左足を払いあげられたことにより、体幹を崩される。
「はい一本」
「そうはイカぬの姿焼き!!」
言って私は軸足である右足一本で跳躍、サマーソルト一回転の形で見事に着地するが、
「一本は一本だよ」
ジョンさんは私の着地に合わせて木剣による一撃を振り下ろす。振り下ろされた一撃を私はイーターを使ってギリギリ受け流すことに成功させると、すぐさまジョンさんの間合いから離れた。
「ノー一本です」
どや顔でそう言う私にジョンさんは驚きの目を向ける。
「驚いた。流石は大罪人の妹、それなりの実力はあるようだ」
「私のこと一姫だと疑ってるんじゃなかったんですか?」
「僕の疑いの目はそこには向かってないよ、僕が疑っているのは君がカズキ・フタバと通じているんじゃないかってことだよ」
「そんなことないって言っても信じてはくれないですよね」
「それはこれからの君の行動次第さ、もし君がカズキ・フタバと通じている証拠を見せた時、僕は君を容赦なく切り捨てる」
「それは物理でって意味ですか?」
「文脈から言ってもそうとしか捉えられないだろう?」
「で~すよね~」
「さて、無駄話もここまで、次は僕から攻めさせてもらうよ」
言ってジョンさんは私に向かって疾走し、横薙ぎの一閃を放ち、私は慌ててイーターを両手に持ってその一撃を受ける。
「重っも!!」
「跳べ!ルナ」
突然のイーターからの一言に私を反射で反応。跳躍したところ5メートルは吹き飛ばされるが何とか背を地に着けることなく着地する。
「ナイスイーター」
「うむ」
あのままだったらジョンさんの二撃を打たれ一本取られていたところだろう。
「攻撃に対する反応もまあまあ、姫の身辺警護員としての最低ラインはクリアしているようだね」
「そりゃどうっも!!」
私は再びジョンさんに向かって行き、徒手空拳にイーターによる攻撃を織り交ぜて連撃を繰り出す。
「はは、やっと調子が出てきたじゃないか」
言いながらジョンさんは私の攻撃を見事にさばき続ける。ちっくしょう、全然相手になってない。これじゃあジリ貧いずれ私が息切れを起こして負けてしまう。何か良い手はないものか。
「ルナ、一度距離をとれ」
イーターに言われるがまま、私はジョンさんと再び距離を取る。
「何?なんか作戦でもあるの?」
「ない」
「ないんかい!!」
「しかし、このまま戦い続けてもジリ貧だろう?」
「うぅ」
痛いところ突くイーターに私は何も言えない。ジョンさんはそんな私を見て余裕の表情を向けている。くそう模擬戦に勝てなくてもあの余裕の表情を一度は崩したいところだ。ならばどうするか、
「イーター、あんた奥の手とかなんか持ってないの?」
「そんなものはない!!」
自信満々に言うなよ、本当に棍棒としか用途のない奴だな。模擬戦中とはいえため息が出る。ええいもう!!
「やぶれかぶれだ!!」
私は三度疾走ジョンさんへの攻撃を試みる。が、今度はジョンさんがため息をついた。
「それは悪手中の悪手だ」
直後、私の意識が刈り取られ、意識を闇に落とした。
「ううん」
「おや、目を覚ましましたか」
どうやら私はジョンさんにやられてしまったようだ。くそうやっぱりこの人、私なんかよりも何倍も強い。
「ジョンさん」
「何だい」
「私ってどれくらいの強さなんでしょうか?」
「正直言って弱い、カズキ・フタバの間者と疑うのがアホらしく思えるくらいにね。でも、」
「でも?」
「そこいらの盗賊と比べると圧倒的に強い」
「そうですか!!」
そう言われると嬉しい気持ちになる。
「なにせ、そこいらの盗賊は魔法が使えないからね」
「上げてから落とすのは止めてもらえませんかねぇ!!」
「でも、ルナ、君のことは少しほんの少しだけ認めてあげるよ」
「それは光栄なことです」
今回の模擬戦はボロ負け、しかしジョンさんの信頼は勝ち得ることが出来た様だ。今日の収穫としては大きなものだろう。なんかやる気出てきた。
「よ~し!!明日からも頑張るぞ~」
「何を言っているんだい君は?」
「何って明日からも頑張るぞっていう気持ちを表明しただけですよ」
「それは結構なことだが、それよりも今日はまだ終わってないぞ」
ニッコリと笑うジョンさん、まさか……
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「勘弁してくださいよ~」
この後私はジョンさんと10回以上の模擬戦をすることとなり、ボコボコのボコにされたのであった。
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