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第9章~眷属教育~
第60話 刺客とアリアと主と出会い1――なんかそれっぽいタイトルだ。
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―――管理者部屋
「リンネリンネリンネ!!アリアとの面会まで後1時間30分しかありません!!僕の格好これでよろしいでしょうか?」
レイの言う通り、本日はレイとアリアが初めての面会を行う記念すべき日。レイはアリアとの面会に緊張が限界突破寸前、どうしたらいいのかわからずに混乱の極みのような状態になっていた。
「全然変じゃないから大丈夫。後その質問もう10回はしてるからね」
「すみません気がつきませんでした。ああ、リンネ、アリアとの面会まで後1時間29分しかありません。何かお土産的な物は必要ありませんでしょうか?」
「はは、そんなことしたらお土産が家宝通り越して国宝になるから止めとこうね。あとその質問も10回以上してるからね。もっと言えばそのカウントダウンも3時間前からしてるからね」
「すいませんリンネ、どうも緊張してしまっていて――ああ、リンネ――」
「くどいわ!!」
ついにリンネがキレた。
「あのさあレイ君。初めての眷属との面会に緊張するのはよくわかるよ。けどね、3時間も前から1分毎に格好がどうだの、土産がどうだの訊かれる身にもなって欲しいかな。そりゃあ最初の頃は初々しいとか、ほほえましいなとか、思ってはいたけどさ今はもう若干ノイローゼ気味っていうか最早ノイローゼだよね。このままじゃあ私アリアって名前を聞くだけで発狂するようになっちゃうよ!!」
とてつもない早口でまくし立てるリンネ。するとレイは叱られた仔犬のようにシュンとして、
「すみません」
と謝るが、
「でもでもリンネ――」
「私の話聞いてた!?」
―――エクノルエ家の屋敷
「あの、メルリリス様、主様との御拝謁まであと1時間30分しかありません。本当にこの服でよろしかったのでしょうか?」
「レー君はあまり派手な服は好きじゃないから普段着くらいで丁度いいよ。あとその質問今日だけで10回以上してるからね」
「そうでしたか私ったら緊張してしまっていて――ああ、メルリリス様!!主様との御拝謁まであと1時間29分しかありません。主様に供物などはいらなかったでしょうか?もっとも私から出せる供物なんてお兄様方くらいしかありませんけど……」
「レー君そう言うのはあまり好きじゃないから手ぶらで全然いいよ。あと、さりげなく自分の兄弟を供物にしようとしないでね。あとあと、その質問ももう10回は越えてるからね、そろそろいい加減にして欲しいかな」
「すみません」
アリアが叱られた仔犬のようにシュンとする。がしかし、
「あ、あの、メルリリス様――」
「しつこい!!」
メルリリスがついにキレた。
「アリアちゃんは気付いていないみたいだから言うけど、レー君との面会までの3時間も前から1分毎にカウントダウンしてるからね。私も最初の頃は初々しいしくて可愛いなぁとか思ったり、緊張してるのかな?とか思ったりしたけど、今はもうノイローゼ気味と言うか最早ノイローゼだよね。だってもうレー君の名前聞きたくなくなってきてるもん。一応私『秩序』の戦士長やってるんだよ。それって貴女たちの言う御使いなわけだけど、それなのにレー君のこと嫌いになっちゃったらどう責任とってくれるのかな?かな?」
メルリリスがアリアに物凄い剣幕で詰めより屋敷の壁まで追い詰める。
「ごめんなさい」
アリアが深々と頭を下げると、メルリリスは「はぁ」とため息をついて外を指差して言う。
「外で頭を冷やして来なさい」
「はい」
アリアはそう言うとエクノルエの屋敷を出て、当て所なく外を歩いてゆく。そうしているといつの間にやら人気のない森の中まで来てしまっていた。
「あれ?いつの間にかこんな所まで来てしまいました。早くお屋敷に戻らないと主様への御拝謁の時間に間に合わなくなってしまいます」
アリアはそう言って踵を返して来た道を戻ろうとする。すると、アリアの後方(今はもう前方だが)にいつの間にかクラウンの仮面を着けた道化師が立っていた。
――なぜこんなところに道化師が?
アリアはそう疑問に思ったが、今は時間が惜しいと道化師の方に走り出す。そして、道化師とすれ違う瞬間、アリアは本能的に後方へ飛び退いた。
すると、道化師の方からチッと舌打ちが聞こえ、その道化師はアリアにナイフを振るっていた。アリアは着地と同時に道化師のことを睨む。
「何者です!!」
アリアの問いに道化師は口の端しを歪めて嗤う。
「さあ?誰でしょう?」
道化師はそう言いながらナイフを構え直す。そこでアリアは直感的に感じる。この者は私を殺そうとしていると。
「リンネリンネリンネ!!アリアとの面会まで後1時間30分しかありません!!僕の格好これでよろしいでしょうか?」
レイの言う通り、本日はレイとアリアが初めての面会を行う記念すべき日。レイはアリアとの面会に緊張が限界突破寸前、どうしたらいいのかわからずに混乱の極みのような状態になっていた。
「全然変じゃないから大丈夫。後その質問もう10回はしてるからね」
「すみません気がつきませんでした。ああ、リンネ、アリアとの面会まで後1時間29分しかありません。何かお土産的な物は必要ありませんでしょうか?」
「はは、そんなことしたらお土産が家宝通り越して国宝になるから止めとこうね。あとその質問も10回以上してるからね。もっと言えばそのカウントダウンも3時間前からしてるからね」
「すいませんリンネ、どうも緊張してしまっていて――ああ、リンネ――」
「くどいわ!!」
ついにリンネがキレた。
「あのさあレイ君。初めての眷属との面会に緊張するのはよくわかるよ。けどね、3時間も前から1分毎に格好がどうだの、土産がどうだの訊かれる身にもなって欲しいかな。そりゃあ最初の頃は初々しいとか、ほほえましいなとか、思ってはいたけどさ今はもう若干ノイローゼ気味っていうか最早ノイローゼだよね。このままじゃあ私アリアって名前を聞くだけで発狂するようになっちゃうよ!!」
とてつもない早口でまくし立てるリンネ。するとレイは叱られた仔犬のようにシュンとして、
「すみません」
と謝るが、
「でもでもリンネ――」
「私の話聞いてた!?」
―――エクノルエ家の屋敷
「あの、メルリリス様、主様との御拝謁まであと1時間30分しかありません。本当にこの服でよろしかったのでしょうか?」
「レー君はあまり派手な服は好きじゃないから普段着くらいで丁度いいよ。あとその質問今日だけで10回以上してるからね」
「そうでしたか私ったら緊張してしまっていて――ああ、メルリリス様!!主様との御拝謁まであと1時間29分しかありません。主様に供物などはいらなかったでしょうか?もっとも私から出せる供物なんてお兄様方くらいしかありませんけど……」
「レー君そう言うのはあまり好きじゃないから手ぶらで全然いいよ。あと、さりげなく自分の兄弟を供物にしようとしないでね。あとあと、その質問ももう10回は越えてるからね、そろそろいい加減にして欲しいかな」
「すみません」
アリアが叱られた仔犬のようにシュンとする。がしかし、
「あ、あの、メルリリス様――」
「しつこい!!」
メルリリスがついにキレた。
「アリアちゃんは気付いていないみたいだから言うけど、レー君との面会までの3時間も前から1分毎にカウントダウンしてるからね。私も最初の頃は初々しいしくて可愛いなぁとか思ったり、緊張してるのかな?とか思ったりしたけど、今はもうノイローゼ気味と言うか最早ノイローゼだよね。だってもうレー君の名前聞きたくなくなってきてるもん。一応私『秩序』の戦士長やってるんだよ。それって貴女たちの言う御使いなわけだけど、それなのにレー君のこと嫌いになっちゃったらどう責任とってくれるのかな?かな?」
メルリリスがアリアに物凄い剣幕で詰めより屋敷の壁まで追い詰める。
「ごめんなさい」
アリアが深々と頭を下げると、メルリリスは「はぁ」とため息をついて外を指差して言う。
「外で頭を冷やして来なさい」
「はい」
アリアはそう言うとエクノルエの屋敷を出て、当て所なく外を歩いてゆく。そうしているといつの間にやら人気のない森の中まで来てしまっていた。
「あれ?いつの間にかこんな所まで来てしまいました。早くお屋敷に戻らないと主様への御拝謁の時間に間に合わなくなってしまいます」
アリアはそう言って踵を返して来た道を戻ろうとする。すると、アリアの後方(今はもう前方だが)にいつの間にかクラウンの仮面を着けた道化師が立っていた。
――なぜこんなところに道化師が?
アリアはそう疑問に思ったが、今は時間が惜しいと道化師の方に走り出す。そして、道化師とすれ違う瞬間、アリアは本能的に後方へ飛び退いた。
すると、道化師の方からチッと舌打ちが聞こえ、その道化師はアリアにナイフを振るっていた。アリアは着地と同時に道化師のことを睨む。
「何者です!!」
アリアの問いに道化師は口の端しを歪めて嗤う。
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