7 / 16
第6話「ギルドの黒い影と小さな勝利」
しおりを挟む
行商人バルトとの契約により、カペル村はかつてない活況を呈していた。
バルトは定期的に村を訪れ、山のようなジャガイモやトマト、そしてアロンが開発した加工品を、高値で買い取ってくれる。
村人たちの暮らしは、劇的に向上した。
食卓は豊かになり、子供たちの頬は丸くなった。ほころびだらけだった服は新しいものに変わり、雨漏りしていた屋根は次々と修繕されていく。村には、笑い声が絶えなくなった。
アロンは、その変化を喜びつつも、次なる一手を進めていた。
手に入れた資金で、家畜を買い入れたのだ。牛や豚、鶏。彼らのフンは、最高の堆肥になる。乳や卵は、貴重なタンパク源となり、食生活をさらに豊かにする。
アロンは、作物だけでなく、畜産も組み合わせた「循環型農業」を、この小さな村で実現しようとしていた。
そんな順風満帆なカペル村に、黒い影が忍び寄っていた。
隣町、ブロンの商業ギルドだ。
ブロンは、この辺り一帯の物流を牛耳る商業都市。
そこのギルドが、突如として現れた「謎の裕福な村」の噂を耳にしたのだ。
自分たちの知らないところで、大きな金が動いている。しかも、その中心にいるのは、今まで見向きもしてこなかった貧しい開拓村。
ギルドの幹部たちが、それを面白く思うはずがなかった。
ある日、ギルドマスターの代理と名乗る、尊大な態度の男が、数人の屈強な護衛を連れてカペル村にやってきた。
男の名前は、ボルタス。
「この村の責任者は誰だ。商業ギルドのボルタス様がお見えだぞ」
村の広場で、ボルタスはふんぞり返ってそう言い放った。
対応に出たダリオス村長に、彼は1枚の羊皮紙を突きつけた。
「貴様ら、ギルドの許可なく、違法な商取引を行っているそうだな。これは、領主様に対する重大な反逆行為と見なされる。本来なら、村ごと取り潰されても文句は言えんところだ」
ボルタスは意地の悪い笑みを浮かべ、言葉を続ける。
「だが、我々も鬼ではない。今後、この村で生産される作物は、すべて我々ブロン商業ギルドが『適正な価格』で買い取ってやろう。あの行商人との契約は、即刻破棄しろ。そうすれば、今回の件は不問にしてやる」
あまりに一方的で、理不尽な要求。
「適正な価格」とやらが、バルトの提示した額より、はるかに低いものであることは火を見るより明らかだった。
要するに、村の利益を丸ごと横取りしようという魂胆だ。
村人たちの間に、怒りと不安が広がる。
しかし、相手は強大な商業ギルド。下手に逆らえば、本当に何をされるかわからない。
その時、村人たちをかき分けて、アロンがボルタスの前に進み出た。
「お話は、わかりました」
アロンは、10歳の少年とは思えない落ち着き払った態度で言った。
「ですが、我々と行商人のバルトさんとの契約は、正当な手続きに則ったものです。それを一方的に破棄しろというのは、いささか乱暴ではありませんか?」
「なんだ、このガキは。大人の話に口を出すな」
ボルタスは、アロンを鼻で笑った。
だが、アロンは動じない。
「それに、僕たちの作物の価値を一番理解してくれているのは、バルトさんです。あなた方が提示する『適正な価格』とやらが、僕たちを納得させられるものかどうか。まずは、それをお聞かせいただきたいですね」
アロンの毅然とした態度に、ボルタスは一瞬、言葉を失った。
周りの村人たちも、固唾をのんでアロンを見守っている。
いつの間にか、この少年が村の代表として、交渉の場に立っていた。
「……面白いガキだ。よかろう。そこまで言うなら、教えてやる。貴様らの作る芋や赤い実など、所詮は食い物だ。我々が買い取ってやるだけでも、ありがたいと思え。そうだ、銅貨1枚。それで十分だろう」
ボルタスが吐き捨てるように言った値段に、村人たちは絶句した。
バルトが、銀貨で買い取ってくれる作物を、銅貨1枚。
それは、買い取りではなく、搾取だ。
「それは、あんまりだ!」
「ふざけるな!」
村人たちから、怒号が飛ぶ。
ボルタスは、それをせせら笑った。
「ふん、田舎者の百姓どもが。これが現実というものだ。逆らえばどうなるか、わかっているのか?」
護衛たちが、腰の剣に手をかける。
暴力で、すべてをねじ伏せようというのだ。
村人たちの顔に、恐怖の色が浮かんだ。
その、まさに一触即発の空気を破ったのは、1台の馬車の蹄の音だった。
村の入り口から現れたのは、行商人バルトの幌馬車だった。
「おやおや、これは一体、何の騒ぎですかな? 私のお客様に、何かご用のようですな、ブロン商業ギルドの皆さん」
馬車から降り立ったバルトは、にこやかな笑顔を浮かべていたが、その目は笑っていなかった。
彼の後ろには、彼が雇ったであろう屈強な傭兵たちが、物々しい雰囲気で控えている。
ボルタスの顔色が変わった。
「バルト……! 貴様、なぜここに!」
「なぜ、ですと? もちろん、大切な取引相手の村に、よからぬ虫がついたと聞いたからです。それに、ボルタスさん、あなた方がやっていることは、ギルドの規約違反ですよ」
「な、なんだと!?」
バルトは懐から、一冊の古びた手帳を取り出した。
「これは、あなた方がブロンの街で、いかに不正な取引を重ねてきたかの記録です。帳簿の改竄、不当な関税の徴収、そして、ライバル商人への脅迫……。これを領主様に突き出せば、あなた方のギルドがどうなるか。お分かりになりますかな?」
ボルタスの顔が、真っ青になった。
バルトは、ただの人の良い商人ではなかった。彼は、ギルドの腐敗を内側から見てきた、したたかな情報収集能力を持つ男でもあったのだ。
「……くっ!」
ボルタスは、ギリッと歯ぎしりすると、忌々しげにアロンとバルトを睨みつけた。
「……覚えておれよ!」
捨て台詞を残し、ボルタスたちはそそくさと村を去っていった。
あっけない幕切れだった。
「わははは! 見ましたか、アロン君! 奴らのあの顔!」
バルトは、腹を抱えて大笑いした。
「バルトさん、ありがとうございました。助かりました」
アロンが頭を下げると、バルトは慌てて首を横に振った。
「いやいや、礼を言うのはこちらの方です。あなたのおかげで、長年の目の上のたんこぶを排除する、絶好の機会が手に入りました。それに……」
バルトは、アロンの肩にポンと手を置いた。
「アロン君、君はただの農家の子じゃない。君には、人を動かし、未来を見る力がある。私は、君という『金のなる木』に、投資しているのですよ」
商人の目は、アロンという少年の途方もない可能性を、はっきりと見抜いていた。
こうして、カペル村は最初の大きな危機を、知恵と協力によって乗り越えた。
この小さな勝利は、村人たちの結束をさらに固め、アロンへの信頼を不動のものにした。
そして、この一件は、アロンの名を、小さな村の枠を越えて、さらに遠くへと響かせるきっかけとなるのだった。
バルトは定期的に村を訪れ、山のようなジャガイモやトマト、そしてアロンが開発した加工品を、高値で買い取ってくれる。
村人たちの暮らしは、劇的に向上した。
食卓は豊かになり、子供たちの頬は丸くなった。ほころびだらけだった服は新しいものに変わり、雨漏りしていた屋根は次々と修繕されていく。村には、笑い声が絶えなくなった。
アロンは、その変化を喜びつつも、次なる一手を進めていた。
手に入れた資金で、家畜を買い入れたのだ。牛や豚、鶏。彼らのフンは、最高の堆肥になる。乳や卵は、貴重なタンパク源となり、食生活をさらに豊かにする。
アロンは、作物だけでなく、畜産も組み合わせた「循環型農業」を、この小さな村で実現しようとしていた。
そんな順風満帆なカペル村に、黒い影が忍び寄っていた。
隣町、ブロンの商業ギルドだ。
ブロンは、この辺り一帯の物流を牛耳る商業都市。
そこのギルドが、突如として現れた「謎の裕福な村」の噂を耳にしたのだ。
自分たちの知らないところで、大きな金が動いている。しかも、その中心にいるのは、今まで見向きもしてこなかった貧しい開拓村。
ギルドの幹部たちが、それを面白く思うはずがなかった。
ある日、ギルドマスターの代理と名乗る、尊大な態度の男が、数人の屈強な護衛を連れてカペル村にやってきた。
男の名前は、ボルタス。
「この村の責任者は誰だ。商業ギルドのボルタス様がお見えだぞ」
村の広場で、ボルタスはふんぞり返ってそう言い放った。
対応に出たダリオス村長に、彼は1枚の羊皮紙を突きつけた。
「貴様ら、ギルドの許可なく、違法な商取引を行っているそうだな。これは、領主様に対する重大な反逆行為と見なされる。本来なら、村ごと取り潰されても文句は言えんところだ」
ボルタスは意地の悪い笑みを浮かべ、言葉を続ける。
「だが、我々も鬼ではない。今後、この村で生産される作物は、すべて我々ブロン商業ギルドが『適正な価格』で買い取ってやろう。あの行商人との契約は、即刻破棄しろ。そうすれば、今回の件は不問にしてやる」
あまりに一方的で、理不尽な要求。
「適正な価格」とやらが、バルトの提示した額より、はるかに低いものであることは火を見るより明らかだった。
要するに、村の利益を丸ごと横取りしようという魂胆だ。
村人たちの間に、怒りと不安が広がる。
しかし、相手は強大な商業ギルド。下手に逆らえば、本当に何をされるかわからない。
その時、村人たちをかき分けて、アロンがボルタスの前に進み出た。
「お話は、わかりました」
アロンは、10歳の少年とは思えない落ち着き払った態度で言った。
「ですが、我々と行商人のバルトさんとの契約は、正当な手続きに則ったものです。それを一方的に破棄しろというのは、いささか乱暴ではありませんか?」
「なんだ、このガキは。大人の話に口を出すな」
ボルタスは、アロンを鼻で笑った。
だが、アロンは動じない。
「それに、僕たちの作物の価値を一番理解してくれているのは、バルトさんです。あなた方が提示する『適正な価格』とやらが、僕たちを納得させられるものかどうか。まずは、それをお聞かせいただきたいですね」
アロンの毅然とした態度に、ボルタスは一瞬、言葉を失った。
周りの村人たちも、固唾をのんでアロンを見守っている。
いつの間にか、この少年が村の代表として、交渉の場に立っていた。
「……面白いガキだ。よかろう。そこまで言うなら、教えてやる。貴様らの作る芋や赤い実など、所詮は食い物だ。我々が買い取ってやるだけでも、ありがたいと思え。そうだ、銅貨1枚。それで十分だろう」
ボルタスが吐き捨てるように言った値段に、村人たちは絶句した。
バルトが、銀貨で買い取ってくれる作物を、銅貨1枚。
それは、買い取りではなく、搾取だ。
「それは、あんまりだ!」
「ふざけるな!」
村人たちから、怒号が飛ぶ。
ボルタスは、それをせせら笑った。
「ふん、田舎者の百姓どもが。これが現実というものだ。逆らえばどうなるか、わかっているのか?」
護衛たちが、腰の剣に手をかける。
暴力で、すべてをねじ伏せようというのだ。
村人たちの顔に、恐怖の色が浮かんだ。
その、まさに一触即発の空気を破ったのは、1台の馬車の蹄の音だった。
村の入り口から現れたのは、行商人バルトの幌馬車だった。
「おやおや、これは一体、何の騒ぎですかな? 私のお客様に、何かご用のようですな、ブロン商業ギルドの皆さん」
馬車から降り立ったバルトは、にこやかな笑顔を浮かべていたが、その目は笑っていなかった。
彼の後ろには、彼が雇ったであろう屈強な傭兵たちが、物々しい雰囲気で控えている。
ボルタスの顔色が変わった。
「バルト……! 貴様、なぜここに!」
「なぜ、ですと? もちろん、大切な取引相手の村に、よからぬ虫がついたと聞いたからです。それに、ボルタスさん、あなた方がやっていることは、ギルドの規約違反ですよ」
「な、なんだと!?」
バルトは懐から、一冊の古びた手帳を取り出した。
「これは、あなた方がブロンの街で、いかに不正な取引を重ねてきたかの記録です。帳簿の改竄、不当な関税の徴収、そして、ライバル商人への脅迫……。これを領主様に突き出せば、あなた方のギルドがどうなるか。お分かりになりますかな?」
ボルタスの顔が、真っ青になった。
バルトは、ただの人の良い商人ではなかった。彼は、ギルドの腐敗を内側から見てきた、したたかな情報収集能力を持つ男でもあったのだ。
「……くっ!」
ボルタスは、ギリッと歯ぎしりすると、忌々しげにアロンとバルトを睨みつけた。
「……覚えておれよ!」
捨て台詞を残し、ボルタスたちはそそくさと村を去っていった。
あっけない幕切れだった。
「わははは! 見ましたか、アロン君! 奴らのあの顔!」
バルトは、腹を抱えて大笑いした。
「バルトさん、ありがとうございました。助かりました」
アロンが頭を下げると、バルトは慌てて首を横に振った。
「いやいや、礼を言うのはこちらの方です。あなたのおかげで、長年の目の上のたんこぶを排除する、絶好の機会が手に入りました。それに……」
バルトは、アロンの肩にポンと手を置いた。
「アロン君、君はただの農家の子じゃない。君には、人を動かし、未来を見る力がある。私は、君という『金のなる木』に、投資しているのですよ」
商人の目は、アロンという少年の途方もない可能性を、はっきりと見抜いていた。
こうして、カペル村は最初の大きな危機を、知恵と協力によって乗り越えた。
この小さな勝利は、村人たちの結束をさらに固め、アロンへの信頼を不動のものにした。
そして、この一件は、アロンの名を、小さな村の枠を越えて、さらに遠くへと響かせるきっかけとなるのだった。
77
あなたにおすすめの小説
置き去りにされた転生シンママはご落胤を秘かに育てるも、モトサヤはご容赦のほどを
青の雀
恋愛
シンママから玉の輿婚へ
学生時代から付き合っていた王太子のレオンハルト・バルセロナ殿下に、ある日突然、旅先で置き去りにされてしまう。
お忍び旅行で来ていたので、誰も二人の居場所を知らなく、両親のどちらかが亡くなった時にしか発動しないはずの「血の呪縛」魔法を使われた。
お腹には、殿下との子供を宿しているというのに、政略結婚をするため、バレンシア・セレナーデ公爵令嬢が邪魔になったという理由だけで、あっけなく捨てられてしまったのだ。
レオンハルトは当初、バレンシアを置き去りにする意図はなく、すぐに戻ってくるつもりでいた。
でも、王都に戻ったレオンハルトは、そのまま結婚式を挙げさせられることになる。
お相手は隣国の王女アレキサンドラ。
アレキサンドラとレオンハルトは、形式の上だけの夫婦となるが、レオンハルトには心の妻であるバレンシアがいるので、指1本アレキサンドラに触れることはない。
バレンシアガ置き去りにされて、2年が経った頃、白い結婚に不満をあらわにしたアレキサンドラは、ついに、バレンシアとその王子の存在に気付き、ご落胤である王子を手に入れようと画策するが、どれも失敗に終わってしまう。
バレンシアは、前世、京都の餅菓子屋の一人娘として、シンママをしながら子供を育てた経験があり、今世もパティシエとしての腕を生かし、パンに製菓を売り歩く行商になり、王子を育てていく。
せっかくなので、家庭でできる餅菓子レシピを載せることにしました
婚約破棄? 私、この国の守護神ですが。
國樹田 樹
恋愛
王宮の舞踏会場にて婚約破棄を宣言された公爵令嬢・メリザンド=デラクロワ。
声高に断罪を叫ぶ王太子を前に、彼女は余裕の笑みを湛えていた。
愚かな男―――否、愚かな人間に、女神は鉄槌を下す。
古の盟約に縛られた一人の『女性』を巡る、悲恋と未来のお話。
よくある感じのざまぁ物語です。
ふんわり設定。ゆるーくお読みください。
婚約破棄された悪役令嬢、手切れ金でもらった不毛の領地を【神の恵み(現代農業知識)】で満たしたら、塩対応だった氷の騎士様が離してくれません
夏見ナイ
恋愛
公爵令嬢アリシアは、王太子から婚約破棄された瞬間、歓喜に打ち震えた。これで退屈な悪役令嬢の役目から解放される!
前世が日本の農学徒だった彼女は、慰謝料として誰もが嫌がる不毛の辺境領地を要求し、念願の農業スローライフをスタートさせる。
土壌改良、品種改良、魔法と知識を融合させた革新的な農法で、荒れ地は次々と黄金の穀倉地帯へ。
当初アリシアを厄介者扱いしていた「氷の騎士」カイ辺境伯も、彼女の作る絶品料理に胃袋を掴まれ、不器用ながらも彼女に惹かれていく。
一方、彼女を追放した王都は深刻な食糧危機に陥り……。
これは、捨てられた令嬢が農業チートで幸せを掴む、甘くて美味しい逆転ざまぁ&領地経営ラブストーリー!
どうやらお前、死んだらしいぞ? ~変わり者令嬢は父親に報復する~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ?」
「はぁ? 殿下、アンタついに頭沸いた?」
私は思わずそう言った。
だって仕方がないじゃない、普通にビックリしたんだから。
***
私、ビクティー・シークランドは少し変わった令嬢だ。
お世辞にも淑女然としているとは言えず、男が好む政治事に興味を持ってる。
だから父からも煙たがられているのは自覚があった。
しかしある日、殺されそうになった事で彼女は決める。
「必ず仕返ししてやろう」って。
そんな令嬢の人望と理性に支えられた大勝負をご覧あれ。
好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が
和島逆
恋愛
「ずっと……お慕い申し上げておりました」
エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。
けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。
「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」
「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」
──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる