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第1話「肉への執念、あるいは再会」
強烈な飢えとともに目が覚めた。
胃袋が裏返るような空腹感ではない。もっと根源的で、魂が乾いているかのような渇きだ。俺は重たい瞼を持ち上げる。
視界に飛び込んできたのは、煤けた木の天井と、隙間から差し込む頼りない陽の光だった。鼻をくすぐるのは、どこか埃っぽく、そして古い油の酸化したような不快な臭い。
ここはどこだ。俺は、病院のベッドにいたはずだ。
記憶の糸を手繰り寄せる。そうだ、俺は堂島鉄也。精肉店の丁稚から始めて包丁一本でのし上がり、全国に百店舗以上の焼肉チェーンを展開するまでになった男だ。
最後の記憶は、新店舗の視察中に胸を押さえて倒れたところか。医者には散々止められていた酒と脂と過労。まさに自業自得の最期だったと言える。
「テオ、目が覚めたのかい?」
心配そうな女性の声がして、俺は首を巡らせた。そこにいたのは、簡素な麻の服を身にまとった疲れ気味の女性だ。知らない顔だが、不思議と懐かしさがこみ上げてくる。
「……母、さん?」
自分の口から出た言葉に驚く。声が高い。喉仏の感触がない。俺は慌てて自分の手を見た。
小さい。節くれだって脂染みた職人の手ではなく、白くて細い、少年の手だった。
頭の中に雪崩のように情報が流れ込んでくる。ここは王国辺境の寒村。俺の名前はテオドール。十五歳。三日前に森で高熱を出して倒れ、生死の境をさまよっていた――。
なるほど、理解した。これが小説や映画で見たことのある「転生」というやつか。
俺は一度死に、この世界でテオドールとして生まれ変わった。いや、テオドールとしての人生に、堂島鉄也の記憶が上書きされたというべきか。
状況を整理する間もなく、腹の虫が盛大に鳴った。
「よかった、お腹が空くのは元気になった証拠だよ。待ってな、今スープを持ってくるから」
母親――この世界の母であるサラが、木の椀を持ってきてくれた。
湯気が立っている。だが、その匂いを嗅いだ瞬間、俺の眉間にしわが寄った。
獣臭い。
血生臭さと、古い雑巾のような臭いが混ざっている。スープの中に浮いているのは、灰色に濁った肉片と、煮崩れた根菜だ。
「今日は父さんが『ワイルドボア』を仕留めてきたんだよ。精がつくからね」
ワイルドボア。猪のような魔物か。
俺は震える手でスプーンを握り、スープを口に運んだ。
「――っ!?」
不味い。
言語を絶する不味さだった。肉はゴムのように硬く、噛みしめるたびに獣のアンモニア臭が鼻を抜ける。下処理がまるでなっていない。血抜きもせずに解体し、時間を置かずに煮込んだのだろう。しかも、アク取りをした形跡すらない。
これは料理ではない。ただの殺生だ。命への冒涜だ。
「……母さん、これ、どうやって作ったの?」
「どうやってって、父さんが捌いた肉を鍋に入れて、塩と香草で煮ただけだよ。柔らかくなるまで三時間は煮込んだんだけどねぇ」
三時間煮込んでこの硬さ。それはそうだ、強火でグラグラ煮れば肉のタンパク質は収縮し、旨味は抜け出し、繊維は締まってしまう。
俺は涙が出そうになった。前世で俺は、肉に人生を捧げてきた。牛、豚、鶏、羊。あらゆる命を美味しくいただくことこそが、人間に許された唯一の贖罪であり、至上の喜びだと信じていた。
こんな扱いを受けている肉が可哀想でならない。
「……父さんは?」
「外で、残りの肉を処理しているよ」
俺は椀を置き、ふらつく足でベッドから降りた。
「テオ、まだ寝てなきゃダメだよ!」
「いや、行かなきゃいけないんだ。肉が、俺を呼んでいる」
「はあ? 何を言ってるんだい」
母の制止を振り切り、俺は家の外へと出た。
冷たい風が肌を刺す。ここは山間部のようだ。家の裏手、粗末な納屋の前で、父親らしき男が巨大な猪のような獣と格闘していた。
マルコ、俺の父だ。彼は鉈のような無骨な刃物で、ワイルドボアの腿肉を叩き切ろうとしていた。
「くそっ、やっぱりボアの皮は硬いな。刃が通らねぇ」
ガチン、ガチンと、骨ごと砕くような乱暴な音が響く。
俺の視界が赤く染まった。怒りではない。職人としての悲鳴だ。
「やめてくれ父さん! そんなことをしたら肉が台無しだ!」
俺は大声で叫びながら駆け寄った。
「テオ!? お前、もう動けるのか?」
父が驚いて手を止める。俺はその隙に、解体台となっている丸太の上に置かれたボアの肉に詰め寄った。
間近で見ると、その惨状はさらに酷かった。無理やり引き剥がされた皮、傷だらけになった赤身、内臓を傷つけたせいで肉に移ってしまった苦い胆汁の臭い。
だが、俺の目は節穴ではない。
このワイルドボア、個体としてのポテンシャルは凄まじい。
赤身の色は濃く、きめ細かい。そして皮下脂肪の厚み。冬を越すために蓄えられた脂は白く輝き、指で触れると体温でじんわりと溶け出すほど融点が低い。
これは、極上の豚肉だ。イベリコ豚やアグー豚にも匹敵する、いや、魔物としての生命力を含んでいる分、それ以上の逸材かもしれない。
それなのに、この扱い。
「父さん、その刃物を貸してくれ」
「おいおい、危ないぞ。病み上がりのお前には無理だ」
「いいから! 頼む、一度だけでいい!」
俺の鬼気迫る表情に押されたのか、父は渋々といった様子で鉈を手渡してくれた。
重い。錆びて刃こぼれした、粗悪な鉄の塊だ。だが、今の俺にはこれしかない。
俺は深呼吸をした。冷たい空気が肺を満たす。
『ここを切ってくれ』
肉の声が聞こえた気がした。いや、聞こえたのだ。前世の経験と、この世界での感覚がリンクする。筋肉の繊維の流れ、骨の継ぎ目、筋膜の位置が、まるで透視したかのように手に取るように分かる。
俺は鉈を振り上げた。力任せに叩きつけるのではない。重力を利用し、刃の重さを一点に集中させる。
ズンッ。
関節の隙間に刃が吸い込まれた。骨を断つ音ではない。軟骨の継ぎ目を綺麗に分断した音だ。
「なっ……?」
父が息を呑む気配がした。
俺は止まらない。手首を返し、刃を滑らせるようにして皮と脂身の間に切れ込みを入れる。薄い筋膜を一枚だけ残し、不要な皮だけを剥ぎ取る。
錆びた鉈とは思えないほど、動きは滑らかだった。道具が悪いなら、腕でカバーする。それが職人だ。
腿肉を切り出し、余分な筋をトリミングする。血管の中に残った鬱血を、指の腹で押し出しながら丁寧に拭き取る。
ものの数分で、そこには美しい赤と白のコントラストを持つ、巨大なブロック肉が横たわっていた。
「すげぇ……テオ、お前いつの間にこんな技を覚えたんだ?」
父の言葉は耳に入らなかった。俺は切り出したばかりの肉を見つめ、恍惚としたため息をつく。
まだだ。まだ足りない。
この肉は死後硬直が始まっている。今すぐ焼いても硬いだけだ。だが、適切なカットと火入れを行えば、今日のうちでも十分に美味しく食べられる部位がある。
「父さん、火を起こしてくれ。炭火だ。それと、岩塩はあるか?」
「あ、ああ。塩ならあるが……焼くのか? ボアの肉なんて焼いたら、靴底みたいに硬くなって食えたもんじゃないぞ」
「俺が焼けば、靴底もステーキになる」
俺はニヤリと笑った。少年の顔には似つかわしくない、不敵な笑みだっただろう。
前世で果たせなかった夢。世界中の人間に、本当に美味い肉を食わせる。
その第一歩が、この異世界の寒村から始まるのだ。
俺は手近な石で鉈の刃を研ぎ始めた。シャッ、シャッというリズムが、俺の心臓の鼓動と重なっていく。
さあ、開店の時間だ。
胃袋が裏返るような空腹感ではない。もっと根源的で、魂が乾いているかのような渇きだ。俺は重たい瞼を持ち上げる。
視界に飛び込んできたのは、煤けた木の天井と、隙間から差し込む頼りない陽の光だった。鼻をくすぐるのは、どこか埃っぽく、そして古い油の酸化したような不快な臭い。
ここはどこだ。俺は、病院のベッドにいたはずだ。
記憶の糸を手繰り寄せる。そうだ、俺は堂島鉄也。精肉店の丁稚から始めて包丁一本でのし上がり、全国に百店舗以上の焼肉チェーンを展開するまでになった男だ。
最後の記憶は、新店舗の視察中に胸を押さえて倒れたところか。医者には散々止められていた酒と脂と過労。まさに自業自得の最期だったと言える。
「テオ、目が覚めたのかい?」
心配そうな女性の声がして、俺は首を巡らせた。そこにいたのは、簡素な麻の服を身にまとった疲れ気味の女性だ。知らない顔だが、不思議と懐かしさがこみ上げてくる。
「……母、さん?」
自分の口から出た言葉に驚く。声が高い。喉仏の感触がない。俺は慌てて自分の手を見た。
小さい。節くれだって脂染みた職人の手ではなく、白くて細い、少年の手だった。
頭の中に雪崩のように情報が流れ込んでくる。ここは王国辺境の寒村。俺の名前はテオドール。十五歳。三日前に森で高熱を出して倒れ、生死の境をさまよっていた――。
なるほど、理解した。これが小説や映画で見たことのある「転生」というやつか。
俺は一度死に、この世界でテオドールとして生まれ変わった。いや、テオドールとしての人生に、堂島鉄也の記憶が上書きされたというべきか。
状況を整理する間もなく、腹の虫が盛大に鳴った。
「よかった、お腹が空くのは元気になった証拠だよ。待ってな、今スープを持ってくるから」
母親――この世界の母であるサラが、木の椀を持ってきてくれた。
湯気が立っている。だが、その匂いを嗅いだ瞬間、俺の眉間にしわが寄った。
獣臭い。
血生臭さと、古い雑巾のような臭いが混ざっている。スープの中に浮いているのは、灰色に濁った肉片と、煮崩れた根菜だ。
「今日は父さんが『ワイルドボア』を仕留めてきたんだよ。精がつくからね」
ワイルドボア。猪のような魔物か。
俺は震える手でスプーンを握り、スープを口に運んだ。
「――っ!?」
不味い。
言語を絶する不味さだった。肉はゴムのように硬く、噛みしめるたびに獣のアンモニア臭が鼻を抜ける。下処理がまるでなっていない。血抜きもせずに解体し、時間を置かずに煮込んだのだろう。しかも、アク取りをした形跡すらない。
これは料理ではない。ただの殺生だ。命への冒涜だ。
「……母さん、これ、どうやって作ったの?」
「どうやってって、父さんが捌いた肉を鍋に入れて、塩と香草で煮ただけだよ。柔らかくなるまで三時間は煮込んだんだけどねぇ」
三時間煮込んでこの硬さ。それはそうだ、強火でグラグラ煮れば肉のタンパク質は収縮し、旨味は抜け出し、繊維は締まってしまう。
俺は涙が出そうになった。前世で俺は、肉に人生を捧げてきた。牛、豚、鶏、羊。あらゆる命を美味しくいただくことこそが、人間に許された唯一の贖罪であり、至上の喜びだと信じていた。
こんな扱いを受けている肉が可哀想でならない。
「……父さんは?」
「外で、残りの肉を処理しているよ」
俺は椀を置き、ふらつく足でベッドから降りた。
「テオ、まだ寝てなきゃダメだよ!」
「いや、行かなきゃいけないんだ。肉が、俺を呼んでいる」
「はあ? 何を言ってるんだい」
母の制止を振り切り、俺は家の外へと出た。
冷たい風が肌を刺す。ここは山間部のようだ。家の裏手、粗末な納屋の前で、父親らしき男が巨大な猪のような獣と格闘していた。
マルコ、俺の父だ。彼は鉈のような無骨な刃物で、ワイルドボアの腿肉を叩き切ろうとしていた。
「くそっ、やっぱりボアの皮は硬いな。刃が通らねぇ」
ガチン、ガチンと、骨ごと砕くような乱暴な音が響く。
俺の視界が赤く染まった。怒りではない。職人としての悲鳴だ。
「やめてくれ父さん! そんなことをしたら肉が台無しだ!」
俺は大声で叫びながら駆け寄った。
「テオ!? お前、もう動けるのか?」
父が驚いて手を止める。俺はその隙に、解体台となっている丸太の上に置かれたボアの肉に詰め寄った。
間近で見ると、その惨状はさらに酷かった。無理やり引き剥がされた皮、傷だらけになった赤身、内臓を傷つけたせいで肉に移ってしまった苦い胆汁の臭い。
だが、俺の目は節穴ではない。
このワイルドボア、個体としてのポテンシャルは凄まじい。
赤身の色は濃く、きめ細かい。そして皮下脂肪の厚み。冬を越すために蓄えられた脂は白く輝き、指で触れると体温でじんわりと溶け出すほど融点が低い。
これは、極上の豚肉だ。イベリコ豚やアグー豚にも匹敵する、いや、魔物としての生命力を含んでいる分、それ以上の逸材かもしれない。
それなのに、この扱い。
「父さん、その刃物を貸してくれ」
「おいおい、危ないぞ。病み上がりのお前には無理だ」
「いいから! 頼む、一度だけでいい!」
俺の鬼気迫る表情に押されたのか、父は渋々といった様子で鉈を手渡してくれた。
重い。錆びて刃こぼれした、粗悪な鉄の塊だ。だが、今の俺にはこれしかない。
俺は深呼吸をした。冷たい空気が肺を満たす。
『ここを切ってくれ』
肉の声が聞こえた気がした。いや、聞こえたのだ。前世の経験と、この世界での感覚がリンクする。筋肉の繊維の流れ、骨の継ぎ目、筋膜の位置が、まるで透視したかのように手に取るように分かる。
俺は鉈を振り上げた。力任せに叩きつけるのではない。重力を利用し、刃の重さを一点に集中させる。
ズンッ。
関節の隙間に刃が吸い込まれた。骨を断つ音ではない。軟骨の継ぎ目を綺麗に分断した音だ。
「なっ……?」
父が息を呑む気配がした。
俺は止まらない。手首を返し、刃を滑らせるようにして皮と脂身の間に切れ込みを入れる。薄い筋膜を一枚だけ残し、不要な皮だけを剥ぎ取る。
錆びた鉈とは思えないほど、動きは滑らかだった。道具が悪いなら、腕でカバーする。それが職人だ。
腿肉を切り出し、余分な筋をトリミングする。血管の中に残った鬱血を、指の腹で押し出しながら丁寧に拭き取る。
ものの数分で、そこには美しい赤と白のコントラストを持つ、巨大なブロック肉が横たわっていた。
「すげぇ……テオ、お前いつの間にこんな技を覚えたんだ?」
父の言葉は耳に入らなかった。俺は切り出したばかりの肉を見つめ、恍惚としたため息をつく。
まだだ。まだ足りない。
この肉は死後硬直が始まっている。今すぐ焼いても硬いだけだ。だが、適切なカットと火入れを行えば、今日のうちでも十分に美味しく食べられる部位がある。
「父さん、火を起こしてくれ。炭火だ。それと、岩塩はあるか?」
「あ、ああ。塩ならあるが……焼くのか? ボアの肉なんて焼いたら、靴底みたいに硬くなって食えたもんじゃないぞ」
「俺が焼けば、靴底もステーキになる」
俺はニヤリと笑った。少年の顔には似つかわしくない、不敵な笑みだっただろう。
前世で果たせなかった夢。世界中の人間に、本当に美味い肉を食わせる。
その第一歩が、この異世界の寒村から始まるのだ。
俺は手近な石で鉈の刃を研ぎ始めた。シャッ、シャッというリズムが、俺の心臓の鼓動と重なっていく。
さあ、開店の時間だ。
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