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第6話「ギルドマスターからの招待状」
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夕暮れ時、食材が底をつき、屋台を閉めようとしていた時だった。
例のフードの男が、俺の前に音もなく近づいてきた。
近くで見ると、その体躯は大きく、隙のない立ち振る舞いをしていることが分かる。フードの下から覗く顎には、古傷のような痕が見えた。
「テオドール、といったか」
低い、よく通る声だった。
「ああ、そうだけど。肉ならもう売り切れだよ」
「いや、肉を食いに来たわけではない。お前に話があって来た」
男は懐から一通の封筒を取り出し、俺に差し出した。
封筒には、剣と盾を交差させた紋章が蝋で封印されている。
俺はその紋章に見覚えがあった。冒険者ギルドの紋章だ。
「私は冒険者ギルド、キルシェ支部のマスター、ガランドだ」
周りにいた客たちが息を呑む気配がした。
ガランドといえば、かつて「雷帝」と呼ばれたSランク冒険者で、引退した今もその武勇伝は語り継がれている。この町の裏も表も仕切る、実質的な支配者の一人だ。
「ギルドマスターが、俺のような屋台の主人に何の用で?」
俺は平静を装いながら問い返す。内心では心臓が早鐘を打っていたが、舐められたら終わりだ。前世での交渉経験を総動員して、虚勢を張る。
「単刀直入に言おう。お前のその『目』と『腕』を借りたい」
ガランドはフードを外し、白髪交じりの短髪と、猛禽類のような鋭い瞳を露わにした。
「ここ数日、お前の屋台を観察させてもらった。捨てられるはずの内臓や舌を、極上の料理に変える技術。そして何より、魔物の肉質を一目で見抜き、最適な調理法を瞬時に判断するその観察眼。……ただの農家のせがれにしては、出来すぎている」
見抜かれていたか。
やはり、ただ者ではない。
「お前が何者かは問わん。重要なのは、お前が利益を生み出す才能を持っているということだ」
ガランドはニヤリと笑った。それは捕食者の笑みではなく、有能なビジネスパートナーを見つけた商人の顔だった。
「明日の正午、ギルド本部の応接室に来い。お前に提案がある。悪い話ではないはずだ」
彼はそれだけ言い残すと、返事も聞かずに背を向けて去っていった。
残された俺の手には、重厚な封筒だけが残っていた。
「テ、テオ……大変なことになったぞ。あのガランド様から直々に呼び出しなんて……」
父のマルコが青い顔をして震えている。
「大丈夫だよ、父さん。むしろチャンスだ」
俺は封筒を握りしめた。
屋台の成功はあくまで第一段階。次のステップへ進むための鍵が、向こうからやってきたのだ。
翌日。
俺は一張羅に着替え(といっても清潔な麻の服だが)、ギルド本部へと向かった。
石造りの巨大な建物は威圧感があり、ロビーには武装した冒険者たちがたむろしている。
受付で封筒を見せると、すぐに奥の部屋へと通された。
応接室には、ガランドが革張りのソファーに深々と腰掛けて待っていた。テーブルの上には、俺が昨日焼いたはずのタン塩の残骸――持ち帰りにした皿が置かれている。
「座れ」
俺は対面のソファーに座った。クッションが柔らかすぎて落ち着かない。
「冷めても美味い。それがお前の料理の評価だ」
ガランドがいきなり切り出した。
「脂が固まっていない。肉質が変化していない。どんな魔法を使った?」
「魔法じゃありません。処理と焼き方の工夫です。脂の融点が低い部位を選び、繊維を断ち切るように包丁を入れただけです」
「フン、口で言うのは簡単だがな」
ガランドは身を乗り出した。
「本題に入ろう。テオドール、ギルド直営の酒場で、お前のメニューを出さないか?」
「……直営酒場で?」
「ああ。今の酒場の飯は不味い。冒険者たちからの不満が溜まっている。お前の料理があれば、酒の売上も伸びるし、冒険者たちの士気も上がる。場所と食材はギルドが提供する。売上の三割をお前に渡す。どうだ?」
悪くない条件だ。場所代も材料費もかからず、リスクなしで利益が得られる。
だが、俺の目的はそこではない。
俺は首を横に振った。
「お断りします」
「……ほう?」
ガランドの目が細められた。室内の温度が下がったような錯覚を覚える。
「俺は雇われ料理人になるつもりはありません。俺がやりたいのは、自分の店を持つことです。自分の城で、自分の信じる肉を焼く。それ以外に興味はありません」
「生意気だな、小僧。この町で俺の誘いを断って、まともに商売ができると思っているのか?」
脅し文句だが、本気ではない。試されているのだ。
俺は真っ直ぐにガランドの目を見つめ返した。
「脅しには屈しません。ですが、取引なら歓迎します」
「取引だと?」
「ええ。ギルド酒場のメニュー開発と調理指導、これを請け負います。その代わり、報酬は金ではなく『権利』でいただきたい」
「何の権利だ?」
「ギルドが管理する魔物素材の『優先買取権』と、廃棄部位の『独占使用権』です」
ガランドが目を見開いた。そして数秒の沈黙の後、腹を抱えて笑い出した。
「ハハハハ! 面白い! ゴミを独占したいだと? そんなことを言った奴は初めてだ!」
「俺にとってはゴミじゃありません。宝の山です」
「いいだろう! 気に入った!」
ガランドはテーブルを叩いて立ち上がった。
「その条件、飲もう。ただし、一つだけ条件を追加する」
「なんでしょう?」
「一ヶ月後に開催される『収穫祭』。そこで行われる料理コンテストに出場し、優勝しろ。そうすれば、お前の実力を公に認め、ギルドとして全面的にバックアップしてやる。店舗の物件も紹介してやろう」
料理コンテスト。町の有名店がこぞって参加する一大イベントだ。そこで優勝すれば、知名度は一気に跳ね上がる。
願ってもないチャンスだ。
「分かりました。その勝負、受けます」
俺は立ち上がり、ガランドと握手を交わした。
その手は大きく、分厚く、そして熱かった。
こうして俺は、屋台から一歩踏み出し、町一番の料理人を目指す戦いに身を投じることになった。
だがその時、俺はまだ知らなかった。
そのコンテストには、王都から派遣された「宮廷料理人」がゲスト参加するという噂があることを。
そして、俺が革命を起こそうとしているこの世界の食文化には、根深い既得権益と古い因習が蔓延っていることを。
肉を焼く煙の向こうに、新たな嵐の予感がしていた。
例のフードの男が、俺の前に音もなく近づいてきた。
近くで見ると、その体躯は大きく、隙のない立ち振る舞いをしていることが分かる。フードの下から覗く顎には、古傷のような痕が見えた。
「テオドール、といったか」
低い、よく通る声だった。
「ああ、そうだけど。肉ならもう売り切れだよ」
「いや、肉を食いに来たわけではない。お前に話があって来た」
男は懐から一通の封筒を取り出し、俺に差し出した。
封筒には、剣と盾を交差させた紋章が蝋で封印されている。
俺はその紋章に見覚えがあった。冒険者ギルドの紋章だ。
「私は冒険者ギルド、キルシェ支部のマスター、ガランドだ」
周りにいた客たちが息を呑む気配がした。
ガランドといえば、かつて「雷帝」と呼ばれたSランク冒険者で、引退した今もその武勇伝は語り継がれている。この町の裏も表も仕切る、実質的な支配者の一人だ。
「ギルドマスターが、俺のような屋台の主人に何の用で?」
俺は平静を装いながら問い返す。内心では心臓が早鐘を打っていたが、舐められたら終わりだ。前世での交渉経験を総動員して、虚勢を張る。
「単刀直入に言おう。お前のその『目』と『腕』を借りたい」
ガランドはフードを外し、白髪交じりの短髪と、猛禽類のような鋭い瞳を露わにした。
「ここ数日、お前の屋台を観察させてもらった。捨てられるはずの内臓や舌を、極上の料理に変える技術。そして何より、魔物の肉質を一目で見抜き、最適な調理法を瞬時に判断するその観察眼。……ただの農家のせがれにしては、出来すぎている」
見抜かれていたか。
やはり、ただ者ではない。
「お前が何者かは問わん。重要なのは、お前が利益を生み出す才能を持っているということだ」
ガランドはニヤリと笑った。それは捕食者の笑みではなく、有能なビジネスパートナーを見つけた商人の顔だった。
「明日の正午、ギルド本部の応接室に来い。お前に提案がある。悪い話ではないはずだ」
彼はそれだけ言い残すと、返事も聞かずに背を向けて去っていった。
残された俺の手には、重厚な封筒だけが残っていた。
「テ、テオ……大変なことになったぞ。あのガランド様から直々に呼び出しなんて……」
父のマルコが青い顔をして震えている。
「大丈夫だよ、父さん。むしろチャンスだ」
俺は封筒を握りしめた。
屋台の成功はあくまで第一段階。次のステップへ進むための鍵が、向こうからやってきたのだ。
翌日。
俺は一張羅に着替え(といっても清潔な麻の服だが)、ギルド本部へと向かった。
石造りの巨大な建物は威圧感があり、ロビーには武装した冒険者たちがたむろしている。
受付で封筒を見せると、すぐに奥の部屋へと通された。
応接室には、ガランドが革張りのソファーに深々と腰掛けて待っていた。テーブルの上には、俺が昨日焼いたはずのタン塩の残骸――持ち帰りにした皿が置かれている。
「座れ」
俺は対面のソファーに座った。クッションが柔らかすぎて落ち着かない。
「冷めても美味い。それがお前の料理の評価だ」
ガランドがいきなり切り出した。
「脂が固まっていない。肉質が変化していない。どんな魔法を使った?」
「魔法じゃありません。処理と焼き方の工夫です。脂の融点が低い部位を選び、繊維を断ち切るように包丁を入れただけです」
「フン、口で言うのは簡単だがな」
ガランドは身を乗り出した。
「本題に入ろう。テオドール、ギルド直営の酒場で、お前のメニューを出さないか?」
「……直営酒場で?」
「ああ。今の酒場の飯は不味い。冒険者たちからの不満が溜まっている。お前の料理があれば、酒の売上も伸びるし、冒険者たちの士気も上がる。場所と食材はギルドが提供する。売上の三割をお前に渡す。どうだ?」
悪くない条件だ。場所代も材料費もかからず、リスクなしで利益が得られる。
だが、俺の目的はそこではない。
俺は首を横に振った。
「お断りします」
「……ほう?」
ガランドの目が細められた。室内の温度が下がったような錯覚を覚える。
「俺は雇われ料理人になるつもりはありません。俺がやりたいのは、自分の店を持つことです。自分の城で、自分の信じる肉を焼く。それ以外に興味はありません」
「生意気だな、小僧。この町で俺の誘いを断って、まともに商売ができると思っているのか?」
脅し文句だが、本気ではない。試されているのだ。
俺は真っ直ぐにガランドの目を見つめ返した。
「脅しには屈しません。ですが、取引なら歓迎します」
「取引だと?」
「ええ。ギルド酒場のメニュー開発と調理指導、これを請け負います。その代わり、報酬は金ではなく『権利』でいただきたい」
「何の権利だ?」
「ギルドが管理する魔物素材の『優先買取権』と、廃棄部位の『独占使用権』です」
ガランドが目を見開いた。そして数秒の沈黙の後、腹を抱えて笑い出した。
「ハハハハ! 面白い! ゴミを独占したいだと? そんなことを言った奴は初めてだ!」
「俺にとってはゴミじゃありません。宝の山です」
「いいだろう! 気に入った!」
ガランドはテーブルを叩いて立ち上がった。
「その条件、飲もう。ただし、一つだけ条件を追加する」
「なんでしょう?」
「一ヶ月後に開催される『収穫祭』。そこで行われる料理コンテストに出場し、優勝しろ。そうすれば、お前の実力を公に認め、ギルドとして全面的にバックアップしてやる。店舗の物件も紹介してやろう」
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願ってもないチャンスだ。
「分かりました。その勝負、受けます」
俺は立ち上がり、ガランドと握手を交わした。
その手は大きく、分厚く、そして熱かった。
こうして俺は、屋台から一歩踏み出し、町一番の料理人を目指す戦いに身を投じることになった。
だがその時、俺はまだ知らなかった。
そのコンテストには、王都から派遣された「宮廷料理人」がゲスト参加するという噂があることを。
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