13 / 16
第12話「激闘、天穿の霊峰」
しおりを挟む
天穿の霊峰は、その名の通り天を突き刺すかのようにそびえ立っていた。
麓から見上げるだけで、その圧倒的な存在感に気圧される。
山全体が強力な魔力に覆われておりテレポートでの侵入は不可能だった。俺たちは麓のベースキャンプから、自らの足でダンジョン内部へと挑むことになる。
「うわ……さ、寒いです……」
ダンジョンの入り口に立っただけでリリアが小さく身を震わせた。
内部からは骨まで凍てつくような冷気が吹き付けてくる。
俺たちは支給された防寒具をしっかりと着込み、一歩、また一歩と氷でできた洞窟の中へと足を踏み入れた。
「レイン、マップの様子はどうだ?」
バルガスが警戒しながら周囲を見回す。
「ああ。たった今、構造が変わった。ここの壁、さっきまでは通路だったはずだ」
俺の脳内マップはリアルタイムでダンジョンの構造変化を捉え、常に最新の地図を更新し続けている。
まるで生き物の体内にいるようだ。
これでは普通の地図製作者では全く歯が立たないだろう。
「まずは第一階層のボス部屋を目指す。最短ルートを行くぞ」
俺の先導で、俺たちは複雑怪奇な氷の迷宮を進んでいく。
襲いかかってくるのは氷でできたゴーレムや吹雪を操るエレメンタルといった、寒冷地帯特有の魔物ばかりだ。
「はあああっ!」
バルガスが氷のゴーレムを戦斧で粉々に砕く。
彼の呼気は白く凍りついていた。
「リリア!右後方、三体!」
「はい!凍てつけ、氷の槍(アイス・ランス)!」
リリアの魔法がエレメンタルを正確に撃ち抜く。
ここでは雷魔法よりも氷魔法の方が効果的だ。彼女は状況に応じて的確に魔法を使い分けている。
俺は『道標の守護印』で仲間たちを護りながら、常に全体の戦況を把握し指示を出し続けた。
順調にダンジョンを攻略していく俺たち。
しかし階層を下るにつれてダンジョンの構造変化はより激しく、複雑になっていく。
時には進んできた道が目の前で壁になったり、突然足元に巨大なクレバスが出現したりもした。
「くそっ、キリがねえな!」
バルガスが疲労の色を浮かべ始める。
リリアも魔力の消耗が激しいようだ。
俺たちは安全な場所を見つけては、小まめに休息を取る必要があった。
そして挑戦から五日目。
俺たちはついに第五階層のボス部屋の前にたどり着いた。
これまでどのパーティーもこの第五階層を突破できずに撤退している。
ここからが本当の正念場だ。
「準備はいいか、二人とも」
俺の問いに二人は力強くうなずいた。
覚悟を決めて巨大な氷の扉を開ける。
その先にいたのは一体の巨大なドラゴンだった。
その鱗はまるでダイヤモンドのように輝き、吐き出す息は全てを凍てつかせる絶対零度の吹雪。
エンシェント・ウィンタードラゴン。
Sランクに分類される伝説級の魔物だ。
「グルルルルル……」
ドラゴンは侵入者である俺たちを、冷たい瞳で見据えている。
「やべえな……こいつは今までの奴らとは格が違うぜ……」
バルガスがゴクリと喉を鳴らす。
そのプレッシャーだけで身体が凍りつきそうだ。
「リリア、距離を取って魔法の準備を!バルガスさんは俺と一緒に奴の注意を引く!」
「おう!」
「はい!」
俺とバルガスが左右に分かれてドラゴンに迫る。
ドラゴンはターゲットを俺に定めたのか巨大な口を開け、ブレスを放ってきた。
「テレポート!」
俺は瞬時にその場から転移しブレスを回避する。
俺がいた場所は一瞬で巨大な氷の柱と化していた。
かすっただけでも即死は免れないだろう。
「こっちだ、トカゲ野郎!」
バルガスがドラゴンの脚に戦斧を叩きつける。
ガキン!と硬い音はしたが、分厚い鱗に阻まれほとんどダメージは与えられていない。
『硬すぎる……!どうすれば……』
俺はマップでドラゴンの情報を詳細に分析する。
弱点は眉間にある逆鱗。だが常に魔力で守られており、並大抵の攻撃では届かない。
そしてもう一つの弱点。それは翼の付け根。そこだけ鱗が薄くなっている。
『そこを狙うしかない!』
「バルガス!奴を挑発して体勢を崩させろ!」
「へっ、お安い御用だ!」
バルガスはドラゴンの周りを動き回り、執拗に攻撃を繰り返す。
鬱陶しそうにドラゴンが前脚を振り上げた。
その瞬間、翼の付け根が無防備に晒される。
「リリア、今だ!座標は送った!」
「届けぇぇぇっ!――神雷!」
リリアがこのダンジョンに入って初めて、とっておきの雷魔法を放った。
一条の光となった雷撃は寸分の狂いもなく、ドラゴンの翼の付け根を撃ち抜いた。
「ギィヤアアアアア!」
さすがのドラゴンもこれにはたまらず悲鳴を上げる。
体勢を崩し大きくよろめいた。
眉間を守っていた魔力のバリアが、一瞬だけ薄くなる。
『この好機、逃すものか!』
俺はアイテムポーチから、バルガスに作ってもらった特殊な爆弾――『竜穿甲(りゅうせんこう)』を取り出した。
ドラゴンの硬い鱗を貫くためだけに作られた一品物の兵器だ。
「バルガス!奴の頭に俺を投げ飛ばせ!」
「正気か、お前!?」
「いいから、早く!」
俺の覚悟を悟ったバルガスは一瞬ためらった後、ニヤリと笑った。
「面白い!しっかり掴まってな、リーダー!」
バルガスは俺の身体を軽々と持ち上げると、回転をつけやり投げの選手のようにドラゴンの頭部めがけて全力で放り投げた。
風を切って俺の身体が飛んでいく。
眼前に巨大なドラゴンの顔が迫る。
俺は狙いを定め、眉間の逆鱗に『竜穿甲』を叩きつけた。
そしてドラゴンの頭を踏み台にして後方へと跳躍する。
空中で体勢を整えテレポートでリリアたちの元へと帰還した、その直後。
ドゴォォォォォォン!!
竜穿甲が凄まじい爆発を起こした。
ドラゴンの眉間から黒い煙が上がる。
魔力バリアを失った逆鱗は完全に破壊されていた。
「グルオオオオオオオオ……」
エンシェント・ウィンタードラゴンは断末魔の叫びを上げると巨体を横たえ、動かなくなった。
静寂が広間を支配する。
「……はあ、はあ……やった、のか……?」
俺たちはその場にへたり込んだ。
満身創痍だった。だが確かに、勝ったのだ。
俺たち三人の力を合わせ、伝説級の魔物を打ち倒した。
その達成感がじわじわと身体中に広がっていった。
麓から見上げるだけで、その圧倒的な存在感に気圧される。
山全体が強力な魔力に覆われておりテレポートでの侵入は不可能だった。俺たちは麓のベースキャンプから、自らの足でダンジョン内部へと挑むことになる。
「うわ……さ、寒いです……」
ダンジョンの入り口に立っただけでリリアが小さく身を震わせた。
内部からは骨まで凍てつくような冷気が吹き付けてくる。
俺たちは支給された防寒具をしっかりと着込み、一歩、また一歩と氷でできた洞窟の中へと足を踏み入れた。
「レイン、マップの様子はどうだ?」
バルガスが警戒しながら周囲を見回す。
「ああ。たった今、構造が変わった。ここの壁、さっきまでは通路だったはずだ」
俺の脳内マップはリアルタイムでダンジョンの構造変化を捉え、常に最新の地図を更新し続けている。
まるで生き物の体内にいるようだ。
これでは普通の地図製作者では全く歯が立たないだろう。
「まずは第一階層のボス部屋を目指す。最短ルートを行くぞ」
俺の先導で、俺たちは複雑怪奇な氷の迷宮を進んでいく。
襲いかかってくるのは氷でできたゴーレムや吹雪を操るエレメンタルといった、寒冷地帯特有の魔物ばかりだ。
「はあああっ!」
バルガスが氷のゴーレムを戦斧で粉々に砕く。
彼の呼気は白く凍りついていた。
「リリア!右後方、三体!」
「はい!凍てつけ、氷の槍(アイス・ランス)!」
リリアの魔法がエレメンタルを正確に撃ち抜く。
ここでは雷魔法よりも氷魔法の方が効果的だ。彼女は状況に応じて的確に魔法を使い分けている。
俺は『道標の守護印』で仲間たちを護りながら、常に全体の戦況を把握し指示を出し続けた。
順調にダンジョンを攻略していく俺たち。
しかし階層を下るにつれてダンジョンの構造変化はより激しく、複雑になっていく。
時には進んできた道が目の前で壁になったり、突然足元に巨大なクレバスが出現したりもした。
「くそっ、キリがねえな!」
バルガスが疲労の色を浮かべ始める。
リリアも魔力の消耗が激しいようだ。
俺たちは安全な場所を見つけては、小まめに休息を取る必要があった。
そして挑戦から五日目。
俺たちはついに第五階層のボス部屋の前にたどり着いた。
これまでどのパーティーもこの第五階層を突破できずに撤退している。
ここからが本当の正念場だ。
「準備はいいか、二人とも」
俺の問いに二人は力強くうなずいた。
覚悟を決めて巨大な氷の扉を開ける。
その先にいたのは一体の巨大なドラゴンだった。
その鱗はまるでダイヤモンドのように輝き、吐き出す息は全てを凍てつかせる絶対零度の吹雪。
エンシェント・ウィンタードラゴン。
Sランクに分類される伝説級の魔物だ。
「グルルルルル……」
ドラゴンは侵入者である俺たちを、冷たい瞳で見据えている。
「やべえな……こいつは今までの奴らとは格が違うぜ……」
バルガスがゴクリと喉を鳴らす。
そのプレッシャーだけで身体が凍りつきそうだ。
「リリア、距離を取って魔法の準備を!バルガスさんは俺と一緒に奴の注意を引く!」
「おう!」
「はい!」
俺とバルガスが左右に分かれてドラゴンに迫る。
ドラゴンはターゲットを俺に定めたのか巨大な口を開け、ブレスを放ってきた。
「テレポート!」
俺は瞬時にその場から転移しブレスを回避する。
俺がいた場所は一瞬で巨大な氷の柱と化していた。
かすっただけでも即死は免れないだろう。
「こっちだ、トカゲ野郎!」
バルガスがドラゴンの脚に戦斧を叩きつける。
ガキン!と硬い音はしたが、分厚い鱗に阻まれほとんどダメージは与えられていない。
『硬すぎる……!どうすれば……』
俺はマップでドラゴンの情報を詳細に分析する。
弱点は眉間にある逆鱗。だが常に魔力で守られており、並大抵の攻撃では届かない。
そしてもう一つの弱点。それは翼の付け根。そこだけ鱗が薄くなっている。
『そこを狙うしかない!』
「バルガス!奴を挑発して体勢を崩させろ!」
「へっ、お安い御用だ!」
バルガスはドラゴンの周りを動き回り、執拗に攻撃を繰り返す。
鬱陶しそうにドラゴンが前脚を振り上げた。
その瞬間、翼の付け根が無防備に晒される。
「リリア、今だ!座標は送った!」
「届けぇぇぇっ!――神雷!」
リリアがこのダンジョンに入って初めて、とっておきの雷魔法を放った。
一条の光となった雷撃は寸分の狂いもなく、ドラゴンの翼の付け根を撃ち抜いた。
「ギィヤアアアアア!」
さすがのドラゴンもこれにはたまらず悲鳴を上げる。
体勢を崩し大きくよろめいた。
眉間を守っていた魔力のバリアが、一瞬だけ薄くなる。
『この好機、逃すものか!』
俺はアイテムポーチから、バルガスに作ってもらった特殊な爆弾――『竜穿甲(りゅうせんこう)』を取り出した。
ドラゴンの硬い鱗を貫くためだけに作られた一品物の兵器だ。
「バルガス!奴の頭に俺を投げ飛ばせ!」
「正気か、お前!?」
「いいから、早く!」
俺の覚悟を悟ったバルガスは一瞬ためらった後、ニヤリと笑った。
「面白い!しっかり掴まってな、リーダー!」
バルガスは俺の身体を軽々と持ち上げると、回転をつけやり投げの選手のようにドラゴンの頭部めがけて全力で放り投げた。
風を切って俺の身体が飛んでいく。
眼前に巨大なドラゴンの顔が迫る。
俺は狙いを定め、眉間の逆鱗に『竜穿甲』を叩きつけた。
そしてドラゴンの頭を踏み台にして後方へと跳躍する。
空中で体勢を整えテレポートでリリアたちの元へと帰還した、その直後。
ドゴォォォォォォン!!
竜穿甲が凄まじい爆発を起こした。
ドラゴンの眉間から黒い煙が上がる。
魔力バリアを失った逆鱗は完全に破壊されていた。
「グルオオオオオオオオ……」
エンシェント・ウィンタードラゴンは断末魔の叫びを上げると巨体を横たえ、動かなくなった。
静寂が広間を支配する。
「……はあ、はあ……やった、のか……?」
俺たちはその場にへたり込んだ。
満身創痍だった。だが確かに、勝ったのだ。
俺たち三人の力を合わせ、伝説級の魔物を打ち倒した。
その達成感がじわじわと身体中に広がっていった。
94
あなたにおすすめの小説
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
「雑草係」と追放された俺、スキル『草むしり』でドラゴンも魔王も引っこ抜く~極めた園芸スキルは、世界樹すら苗木扱いする神の力でした~
eringi
ファンタジー
「たかが雑草を抜くだけのスキルなんて、勇者パーティには不要だ!」
王立アカデミーを首席で卒業したものの、発現したスキルが『草むしり』だった少年・ノエル。
彼は幼馴染の勇者に見下され、パーティから追放されてしまう。
失意のノエルは、人里離れた「魔の森」で静かに暮らすことを決意する。
しかし彼は知らなかった。彼のスキル『草むしり』は、対象を「不要な雑草」と認識すれば、たとえドラゴンであろうと古代兵器であろうと、根こそぎ引っこ抜いて消滅させる即死チートだったのだ。
「あれ? この森の雑草、ずいぶん頑丈だな(ドラゴンを引っこ抜きながら)」
ノエルが庭の手入れをするだけで、Sランク魔物が次々と「除草」され、やがて森は伝説の聖域へと生まれ変わっていく。
その実力に惹かれ、森の精霊(美女)や、亡国の女騎士、魔王の娘までもが彼の「庭」に集まり、いつしかハーレム状態に。
一方、ノエルを追放した勇者たちは、ダンジョンの茨や毒草の処理ができずに進行不能となり、さらにはノエルが密かに「除草」していた強力な魔物たちに囲まれ、絶望の淵に立たされていた。
「ノエル! 戻ってきてくれ!」
「いや、いま家庭菜園が忙しいんで」
これは、ただ庭いじりをしているだけの少年が、無自覚に世界最強に至る物語。
『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ
よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。
剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。
しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。
それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。
「期待外れだ」
「国の恥晒しめ」
掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。 だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。
『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』
彼だけが気づいた真実。
それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。
これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。
【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。
【完結】魔界を追放された俺が人間と異種族パーティを組んで復讐したら世界の禁忌に触れちゃう話〜魔族と人間、二つの種族を繋ぐ真実〜
真星 紗夜
ファンタジー
俺が……元々は人間だった……⁉︎
主人公は魔界兵団メンバーの魔族コウ。
しかし魔力が使えず、下着ドロボウを始め、禁忌とされる大罪の犯人に仕立て上げられて魔界を追放される。
人間界へと追放されたコウは研究少女ミズナと出会い、二人は互いに種族の違う相手に惹かれて恋に落ちていく……。
あんなトコロやこんなトコロを調べられるうちに“テレパシー”を始め、能力を次々発現していくコウ。
そして同時に、過去の記憶も蘇ってくる……。
一方で魔界兵団は、コウを失った事で統制が取れなくなり破滅していく。
人間と異種族パーティを結成し、復讐を誓うコウ。
そして、各メンバーにも目的があった。
世界の真実を暴くこと、親の仇を討つこと、自らの罪を償うこと、それぞれの想いを胸に魔界へ攻め込む……!
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
『ゴミ掃除』が役立たずと追放されたが、実は『存在抹消』級のチートだった。勇者一行がゴミで溺れているが、俺は辺境で美少女と温泉宿を経営中なので
eringi
ファンタジー
「悪いが、お前のスキル『ゴミ掃除』は魔王討伐の役には立たない。クビだ」
勇者パーティの雑用係だったアレクは、戦闘の役に立たないという理由で、ダンジョンの最深部手前で追放されてしまう。
しかし、勇者たちは気づいていなかった。
彼らの装備が常に新品同様だったのも、野営地が快適だったのも、襲い来る高レベルモンスターの死体が跡形もなく消えていたのも、すべてアレクが『掃除』していたからだということに。
アレクのスキルは単なる掃除ではない。対象を空間ごと削り取る『存在抹消』レベルの規格外チートだったのだ。
一人になったアレクは、気ままに生こうと辺境の廃村にたどり着く。
そこでボロボロになっていた伝説のフェンリル(美少女化)を『洗浄』して懐かれたり、呪われたエルフの姫君を『シミ抜き』して救ったりしているうちに、いつの間にかそこは世界最高峰の温泉宿になっていて……?
一方、アレクを失った勇者パーティは、武器は錆びつき、悪臭にまみれ、雑魚モンスターの処理すら追いつかず破滅の一途をたどっていた。
「今さら戻ってきてくれと言われても、俺はお客さん(美少女)の背中を流すのに忙しいんで」
これは、掃除屋の少年が無自覚に最強の座に君臨し、幸せなスローライフを送る物語。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
追放されたので辺境でスローライフしてたら、いつの間にか世界最強の無自覚賢者になっていて元婚約者たちが土下座してきた件
にゃ-さん
ファンタジー
王都で「無能」と蔑まれ、婚約破棄と追放を言い渡された青年リオン。
唯一の取り柄は、古代語でびっしり書かれたボロ本を黙々と読み続けることだけ。
辺境で静かに暮らすはずが、その本が実は「失われた大魔導書」だったことから、世界の常識がひっくり返る。
本人は「ちょっと魔法が得意なだけ」と思っているのに、
・竜を一撃で黙らせ
・災厄級ダンジョンを散歩感覚で踏破し
・国家レベルの結界を片手間で張り直し
気づけば、訳あり美少女たちに囲まれたハーレム状態に。
やがて、かつて彼を笑い、切り捨てた王都の貴族や元仲間たちが、
国家存亡の危機を前に「助けてくれ」と縋りついてくる。
だがリオンは、領民と仲間の笑顔を守るためだけに、淡々と「本気」を解放していくのだった——。
無自覚最強×追放×ざまぁ×ハーレム。
辺境から始まる、ゆるくて激しいファンタジー無双譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる