ニート大革命

DAI

文字の大きさ
上 下
1 / 6

立ち上がれニート共

しおりを挟む
足立 晴翔 25歳 ニートである。

昼まで寝過ごし、起きてからは布団にこもりゲームをする。アニメを見る。漫画を読むなどなど毎日が同じ繰り返しである。しかし僕は、退屈などしていない
この日常こそ僕の大切な宝物なのだから

だから私は家を出ない


2160年 4月1日 国民強制労働法制定


何やらわけのわからない法律ができた。僕はよく知らないが、母いわく国の借金が膨れ上がり、18歳以上の国民は必ず働き国に税を納めるらしい。そして誰でも簡単に職を持つことができ面接なんてもんは撤廃された。分かりやすく言えばホームレスでも今すぐ職が手に入るということだ。だが僕は納得していない。僕は誰がなんと言おうと働きたくないからだ。だから僕は己の信念に基づき家から出ない!!そう決心を固めた

この時、僕は気づいていなかった。

この法律の本当の恐ろしさを
しおりを挟む

処理中です...