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第23話『大人にならなきゃいけないの Ⅳ』
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冬「手伝わないで!!」
僕達2人は驚きのあまり後ずさった。
冬「お弁当くらい1人で作れる。」
オ「……お母さんは知らないの?今日は遠足だって。」
冬「知らないよ。知ってたらママ、心配するでしょ。冬音はママに心配かけたくないの。ママは冬音を1人で育てなきゃいけない。お仕事もしなきゃいけない。大変なの。だから、冬音は早く大人になって、ママに心配かけないようにならなきゃいけないの!パパがいない分、冬音が頑張らなきゃいけないの!」
そうか、だから、冬音ちゃんはいつも大人っぽく振舞ってたんだ……。でも……そう言っている今の顔は、いかにもわがままを言う子供そのもの。
冬「だから、手伝わないで。」
そしてもう1度作業に取り掛かる冬音ちゃん。その時……!
バシャーーーンジュー
沸騰したお湯が入った鍋がひっくり返った。冬音ちゃんは、僕とペアが引っ張ってなんとか無傷。だけど……。
冬「……。」
今にも泣き出しそうな顔をする冬音ちゃん。
ペ「冬音ちゃん。手伝うよ。」
冬「嫌だっ、止めてよ。1人で出来る!」
ペ「冬音ちゃん。なんで昨日お父さんの話をしたの?なんで私たちに今日が遠足だって教えてくれたの?」
冬「……。知らないし。」
ペ「ねぇ、私たちが頼れる大人かどうかは分からないけどさ、こうやって出会えたのは、神様が冬音ちゃんの頑張りを見たからだと思うんだ。だから、大人を送り込んでくれたんだよ。冬音ちゃん。ねぇ、もう少しだけ頼ってよ。冬音ちゃんはまだ、5歳なんだよ……?」
ペアは座り込み、冬音ちゃんの瞳をまっすぐみつめる。
冬「……なんで……。」
ポロポロと冬音ちゃんの瞳から滴が落ちた。
ペ「お弁当は、私と先輩が作るから、冬音ちゃんは遠足の準備をしなよ?」
冬「うん……美味しいの作ってね……。」
ペ「まかせて!ね!先輩!」
オ「あ、う、うん!ペアにおまかせ!」
ペ「先輩も作るんですよ!?」
オ「いや、ぼ、僕はいいよ~。」
冬「オレンジ、料理できないの?」
オ「そ、そんなことないし!」
冬「へぇ~?」
ペ「へぇ~~?」
オ「ちょ、ペアまでバカにしない!」
騒がしい朝が始まった。
☆本日の主要キャラクター☆
・中村冬音
・吉田ペア
・渡辺オレンジ
『大人にならなきゃいけないの』完
武「つぁて、今回出番の無かった中村武雪でつ。」
オ「こんちゃ。」
武「別に僕は出番なくて良かったんでつけど、ロウクワットつぁんがこのコーナーちなつぁいって言うんでつ。」
オ「別に良くね?」
武「でつね。」
『大人にならなきゃいけないの』完
To be continued…
僕達2人は驚きのあまり後ずさった。
冬「お弁当くらい1人で作れる。」
オ「……お母さんは知らないの?今日は遠足だって。」
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そうか、だから、冬音ちゃんはいつも大人っぽく振舞ってたんだ……。でも……そう言っている今の顔は、いかにもわがままを言う子供そのもの。
冬「だから、手伝わないで。」
そしてもう1度作業に取り掛かる冬音ちゃん。その時……!
バシャーーーンジュー
沸騰したお湯が入った鍋がひっくり返った。冬音ちゃんは、僕とペアが引っ張ってなんとか無傷。だけど……。
冬「……。」
今にも泣き出しそうな顔をする冬音ちゃん。
ペ「冬音ちゃん。手伝うよ。」
冬「嫌だっ、止めてよ。1人で出来る!」
ペ「冬音ちゃん。なんで昨日お父さんの話をしたの?なんで私たちに今日が遠足だって教えてくれたの?」
冬「……。知らないし。」
ペ「ねぇ、私たちが頼れる大人かどうかは分からないけどさ、こうやって出会えたのは、神様が冬音ちゃんの頑張りを見たからだと思うんだ。だから、大人を送り込んでくれたんだよ。冬音ちゃん。ねぇ、もう少しだけ頼ってよ。冬音ちゃんはまだ、5歳なんだよ……?」
ペアは座り込み、冬音ちゃんの瞳をまっすぐみつめる。
冬「……なんで……。」
ポロポロと冬音ちゃんの瞳から滴が落ちた。
ペ「お弁当は、私と先輩が作るから、冬音ちゃんは遠足の準備をしなよ?」
冬「うん……美味しいの作ってね……。」
ペ「まかせて!ね!先輩!」
オ「あ、う、うん!ペアにおまかせ!」
ペ「先輩も作るんですよ!?」
オ「いや、ぼ、僕はいいよ~。」
冬「オレンジ、料理できないの?」
オ「そ、そんなことないし!」
冬「へぇ~?」
ペ「へぇ~~?」
オ「ちょ、ペアまでバカにしない!」
騒がしい朝が始まった。
☆本日の主要キャラクター☆
・中村冬音
・吉田ペア
・渡辺オレンジ
『大人にならなきゃいけないの』完
武「つぁて、今回出番の無かった中村武雪でつ。」
オ「こんちゃ。」
武「別に僕は出番なくて良かったんでつけど、ロウクワットつぁんがこのコーナーちなつぁいって言うんでつ。」
オ「別に良くね?」
武「でつね。」
『大人にならなきゃいけないの』完
To be continued…
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