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第47話『杏銀大学附属小中学校合同体育祭 第3回』
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小学部組体操。点数は各組に同じ点が加算される。翼くんは、毎年これに出ている。理由は「走りたくないから」。最後まで意見を曲げないその姿勢、素晴らしい。
アナ「午前の部、最後の種目は、小学部組体操です!毎年、素晴らしい演技を見せてくれる皆さん。今年は、一体どんな感動が生まれるのでしょうか。」
組体操の曲が始り、小学生が入場する。各学年から6人ずつ。そして、曲に合わせて、様々な動きをする。基本的に、動きは定番のもの。肩車とか、手を繋いで足をくっつけて体だけ横に広がる、とか、四つん這いの人の上に乗る、とか。翼くんは人の上に人が乗る系はほぼ、上に乗る側。軽いから(本人談)。いつもテキトーな感じの翼くんだけど、こういうことはしっかりと真面目にこなすんだよ。普段だったら絶対嫌がるのに、砂まみれになって、みんなと協力して、組体操を創り上げる一員になっている。小学生男子って、真面目に何かをする事をカッコ悪いと思いがちだよね、っていう話を翼くんと賢大とした時、2人はこう言っていた。
賢「真面目にしないほうがカッコ悪いよぉ~。」
翼「ふざけてて失敗するのと、真面目にしてて失敗するのと、どっちがカッコ悪いか?って事だよね。」
この2人の姿勢を、全小学生男子、いや、全捻くれた者達に見習わせたい。と、その時、後ろから聞き覚えのある声がした。
?「おー、翼くんが頑張ってるー!」
?「噂は本当でしたか。」
?「ハイスペックだわ、秋軍。」
?「田中家の足の速さにはびっくりだよ。」
?「ほんとほんと~!」
こ、この声は……そろり、と後ろを振り返る。
は「やっほ!明乃ちゃんっ!」
ス「来ちゃった~!」
ロ「あ、あはは。」
え……?あ、え?ん、え?え?ロウクワット!?
グ「そんなに驚くことはないぜ!」
オ「大丈夫!不法侵入じゃないよ!」
パ「お久しぶり、明乃ちゃん!遊びに来たよ!」
パシムン……!私は慌ててテントから出て、みんなの所へ駆け寄った。本当はテントから出たらダメだけどね。
明「き、来てくれたの……?」
鼓動が早くなる。
夏「ちょうど暇だったの。」
ペ「久しぶり!」
翔「俺もいるぜ。ははっ。」
チ「いやー、広い学校ですねぇ!」
冬「明乃ちゃん速かったね!」
武「とってもかっこよかったでつ!」
明「ありがと…………。」
私は、思わず俯いてしまった。
は「……明乃ちゃん?」
ス「もしかして……迷惑だった?」
明「そ、そんなことない、そんなことないよ!」
泣きそうなのがなんだか恥ずかしくて、みんなの顔が見れない。……夏湖ちゃんが近づいてくる。そして、私の肩をガシッと掴んだ。
夏「田中家の応援に来ましたっ!」
大きな声にびっくりして、夏湖ちゃんの顔を見たら……ニッコニコしてる!
明「あ……ありがとう。」
夏「あ、ほら!組体操の見せ場!」
夏湖ちゃんが校庭を指差す。翼くんは6年生だから、下から2番目の段。校庭の向こう側のテントで、賢大が目をキラキラさせて翼くんを見つめてる。可愛いわ。
夏「可愛いわね、賢大くん。翼くんを見つめているあたりがとっても。」
明「うん。そうだね。」
拍手喝采の中、午前の部が終了する。
*本日の主要人物紹介*
・田中明乃
・谷口 夏湖
・田中賢大
・高畑翼
・春軍のみんな(佐藤ストロベリー、池田はる、宮下翔悟)
・伊藤チェリー
・高橋グレープ
・冬軍のみんな(渡辺オレンジ、中村冬音、中村武雪)
・後輩妖精たち(佐々木ロウクワット、山本パシムン、吉田ペア)
※ちなみに、妖精は外に出る時は人間の姿に変身する。
To be continued…
アナ「午前の部、最後の種目は、小学部組体操です!毎年、素晴らしい演技を見せてくれる皆さん。今年は、一体どんな感動が生まれるのでしょうか。」
組体操の曲が始り、小学生が入場する。各学年から6人ずつ。そして、曲に合わせて、様々な動きをする。基本的に、動きは定番のもの。肩車とか、手を繋いで足をくっつけて体だけ横に広がる、とか、四つん這いの人の上に乗る、とか。翼くんは人の上に人が乗る系はほぼ、上に乗る側。軽いから(本人談)。いつもテキトーな感じの翼くんだけど、こういうことはしっかりと真面目にこなすんだよ。普段だったら絶対嫌がるのに、砂まみれになって、みんなと協力して、組体操を創り上げる一員になっている。小学生男子って、真面目に何かをする事をカッコ悪いと思いがちだよね、っていう話を翼くんと賢大とした時、2人はこう言っていた。
賢「真面目にしないほうがカッコ悪いよぉ~。」
翼「ふざけてて失敗するのと、真面目にしてて失敗するのと、どっちがカッコ悪いか?って事だよね。」
この2人の姿勢を、全小学生男子、いや、全捻くれた者達に見習わせたい。と、その時、後ろから聞き覚えのある声がした。
?「おー、翼くんが頑張ってるー!」
?「噂は本当でしたか。」
?「ハイスペックだわ、秋軍。」
?「田中家の足の速さにはびっくりだよ。」
?「ほんとほんと~!」
こ、この声は……そろり、と後ろを振り返る。
は「やっほ!明乃ちゃんっ!」
ス「来ちゃった~!」
ロ「あ、あはは。」
え……?あ、え?ん、え?え?ロウクワット!?
グ「そんなに驚くことはないぜ!」
オ「大丈夫!不法侵入じゃないよ!」
パ「お久しぶり、明乃ちゃん!遊びに来たよ!」
パシムン……!私は慌ててテントから出て、みんなの所へ駆け寄った。本当はテントから出たらダメだけどね。
明「き、来てくれたの……?」
鼓動が早くなる。
夏「ちょうど暇だったの。」
ペ「久しぶり!」
翔「俺もいるぜ。ははっ。」
チ「いやー、広い学校ですねぇ!」
冬「明乃ちゃん速かったね!」
武「とってもかっこよかったでつ!」
明「ありがと…………。」
私は、思わず俯いてしまった。
は「……明乃ちゃん?」
ス「もしかして……迷惑だった?」
明「そ、そんなことない、そんなことないよ!」
泣きそうなのがなんだか恥ずかしくて、みんなの顔が見れない。……夏湖ちゃんが近づいてくる。そして、私の肩をガシッと掴んだ。
夏「田中家の応援に来ましたっ!」
大きな声にびっくりして、夏湖ちゃんの顔を見たら……ニッコニコしてる!
明「あ……ありがとう。」
夏「あ、ほら!組体操の見せ場!」
夏湖ちゃんが校庭を指差す。翼くんは6年生だから、下から2番目の段。校庭の向こう側のテントで、賢大が目をキラキラさせて翼くんを見つめてる。可愛いわ。
夏「可愛いわね、賢大くん。翼くんを見つめているあたりがとっても。」
明「うん。そうだね。」
拍手喝采の中、午前の部が終了する。
*本日の主要人物紹介*
・田中明乃
・谷口 夏湖
・田中賢大
・高畑翼
・春軍のみんな(佐藤ストロベリー、池田はる、宮下翔悟)
・伊藤チェリー
・高橋グレープ
・冬軍のみんな(渡辺オレンジ、中村冬音、中村武雪)
・後輩妖精たち(佐々木ロウクワット、山本パシムン、吉田ペア)
※ちなみに、妖精は外に出る時は人間の姿に変身する。
To be continued…
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