戦隊ヒロイン16

うかかなむらる

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第55話『実らない努力は無い!後半』

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 ただいま、私とはるちゃんのお母さんの麻陽さんは授業参観に来ております。なぜ、親でもない私が来ているのかって?暇だからに決まっているじゃないの!
先生「よし。そろそろ解けた?じゃあ、答えをグループに分かれて確認してくださーい。」
机をぞろぞろと動かして、話し合いスタート。懐かしいなぁ、こういうの。グループに賢い子がいると有利なやつね。
麻「ねぇ、あのはるちゃん見て。」
麻陽さんが、私の肩を叩いてそう言った。はるちゃんは……すごくキラキラした顔だった。授業中なのに!お勉強してるのに!うんうんって頷いて、時々意見して。この数ヶ月、賢い軍団に囲まれて影響されたのかも。翔悟くんと私の特訓も効いたのかもね。
麻「はる……いつの間に成長したの。」
麻陽さんの瞳には微かに涙が溜まっていた。わ、私まで泣きたくなっちゃうわ、隣でそんなに素敵な表情されたら。
先「話し合い終わりでーす。それでは、グループでじゃんけんをして、負けた人は説明してください!」
あ、はるちゃんが負けた!困っています。はる氏、困っております!
先「じゃあ、池田さんの班から。」
は「は、はい。」
はるちゃん、渋々と立ち上がる。
は「えっと、まず、答えは、x=3±√5だと思います。左の二乗を、右に、えーっと、移項すると、左の5が±√5になって、それで、左の-3を右に移項すると、3になるからです。」
先「正解です!説明もバッチリね!」
す、すごい!!ちゃんと説明できたよ……!!すごい!すごいよ!!つい最近まで「何よ、ルートって!国の名前?」「プラスマイナス?どっちよ!どっちかにしてよ!」なんて言ってたのに。どうしましょう。お姉さん感動してる。麻陽さんは……泣いております。そりゃそうですよ。娘の急成長に感動せざるを得ないよ。こうして、授業参観は無事に幕を閉じた。
 帰り道。3人で帰ります。
は「ねぇ、見てた?はる、凄くない?答えられたんだよ!」
はるちゃんは、自慢げに麻陽さんにそう言った。
麻「うん。すごかった。本当に。はるちゃん、大きくなったのね。」
麻陽さんは、はるちゃんの頭を撫でる。はるちゃんは嬉しそうに笑った。そして、はるちゃんは私の方を向いた。
は「あの問題、この間ストロベリーと翔悟に教えてもらったやつだったよね!だから答えられたんだよ!ストロベリー、ありがとう!」
ス「……っ!」
は「え、ちょ、ちょっと!泣かないでよ~!」
ス「泣くわよ~!それ、翔悟くんにも言ってあげてね。きっと喜ぶよ。」
私も、はるちゃんの頭を撫でる。
は「うんっ!お勉強って、楽しいんだね!!」


*本日の主要人物*
・佐藤ストロベリー
・池田はる
・池田麻陽

☆次回☆
『フェアリーガールズトーク』
あの子たちのゆるゆるトークをのぞいてみましょう。



『実らない努力は無い!』完

To be continued…
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