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第十五話 ある社畜冒険者のドキドキ・デート
①! 出掛ける前に軽く運動
しおりを挟む前回から明けて、朝。
私は陽葵さんと一緒にリビングでテーブルを囲み、朝食を取っていた。
「うん、やっぱり、お前の飯、結構美味いよな」
陽葵さんが食事をしながらそんな感想を言ってくれる。
「ありがとうございます。
飲食系のバイトも幾つかしていましたので、そのおかげですかね」
「へー、幾つかやってたのか、バイト?」
「ええ、他にも何種類か掛け持ちで。
学生の頃は時間が有り余っていましたしね」
「そんなもんかー」
感心したような、割とどうでも良さそうな、そんなニュアンスで返事する陽葵さん。
まあ、特に意味もない雑談なのだから、そんなものだろう。
なので、私もそれ程重要ではない話を彼に振る。
「ところで陽葵さん」
「ん、なんだ?」
私は、陽葵さんをじっと見つめ――私の腕に、自分の腕を絡ませながら朝食を食べる陽葵さんを見つめて、話しかける。
「――近くないですかね?」
「そ、そうか?
別に普通だろ、その、男同士なんだし」
普通のことだと思うのならどうして陽葵さんは顔を赤くしているのですかね?
まあそれをつっこむのは野暮というものだろう。
これが彼の普通であるなら、それに私も付き合うだけだ。
「そうですね、普通ですね。
男同士ですから」
そう言って、私は彼の肩に手を回す。
「――あ」
陽葵さんがびくっと震えた。
彼の反応を楽しみつつ、回した手をさらに伸ばして、彼の胸を触る。
「――んっ……お、おい黒田っ!」
「なんですか?
普通でしょう、これ位」
「……あっ……そ、そうだけどさ……ん、んっ……」
乳首を擦ってやる度に、陽葵さんの口からは小さな喘ぎが漏れる。
ちょっと触っただけというのに、もう感じてしまったようだ。
ちなみに今の陽葵さん、昨日の夜と同じく少し大き目のTシャツに、ボクサーパンツという下着姿。
Tシャツの隙間からは、チラチラと彼の乳首が見え隠れているし、ボクサーパンツは色気香り立つお尻にぴっちり張り付いてそれを強調している。
私の家へ来る時に履いていたショートパンツは脱いだままだ。
……つまり、何時ヤられても大丈夫な格好ということ。
「そういえば陽葵さん、もう食事はいいんですか?」
先程から――私が触り出してから、彼は箸が進んでいない。
「……あ、うっ……こ、こんなことされたら、食べられるもんも……んぅっ……食べられなくなるだろっ……あんっ……」
「なるほど。
では、さっさと済ませてしまいましょうか」
言うと、私は彼のお尻にも手を伸ばす。
そしてボクサーパンツの上から、陽葵さんの後ろの門を弄ってやった。
「あっ!……お、おい、いきなりかよっ!
……おっおおっ……あっあっあっ!」
突然のことに戸惑っているようだが、身体の方は敏感に反応しているようだ。
嬌声を発していることもあるし、股間を見れば既に勃起も始まっている。
この辺、男の身体は女性に比べて分かりやすくていい。
「今日は探索の準備をしなければなりませんしね。
手早くいきましょうか」
「おっおっおぉっおっ……て、手早くって何を……あっああっ!」
陽葵さんの身体を両手で抱え、私の太ももの上に乗せる。
その後、彼のボクサーパンツをするするとずり下げていった。
「ほ、本当にもうするのかよっ!」
「駄目ですか?」
「ダメじゃ、無いけどさ……なんか、もっとこう、色々やんないのか……?」
もっと私と触れ合いたいということか……ふむ。
「色々、というと、こんなことですかね?」
私は自分のイチモツを取り出すと、陽葵さんの尻肉で挟んだ。
そのまま、彼の身体を前後に動かす。
すると、私の男根が陽葵さんの尻に扱かれる形となる。
いわゆる尻コキというヤツだ。
「うあっ……ちょっ……んっんっ……けつに、熱いのが……あっ……」
陽葵さんの尻肉が私の愚息をむっちりと挟み付ける。
すべすべの肌にイチモツが擦られ――これはこれで味がある。
「んんっ……なぁ、黒田、気持ちいいのか、コレ?……うぅっ……」
「いい気持ちですよ。
陽葵さんの身体は、どこも一級品ですからね」
「そ、そんなもんか……あぅっ……オレにはよく分かんねぇけど……ん、んんっ!」
尻コキのついでに、彼の首筋に舌を這わせる。
薄い汗の味が舌に残り、陽葵さんの匂いが鼻孔につく。
女の子のような、甘い、いい匂いだ。
「あ、あぁっ……く、黒田……これ、ちょっと……んぅっ……切ないよ……あっ……」
「――そろそろ、穴に欲しいわけですね?」
「……うぅっ……い、言わせんなよ、そんなの……あぅっ……
こんなの続けられたら……あっああっ……欲しくなっちゃうに決まってんだろっ!……あんっ……」
「いいでしょう」
くいっと陽葵さんの尻の割れ目を開き、境目から姿を見せた彼の菊門へと自分の亀頭を添える。
その状態で彼の腰を掴み、私の股間に向けて彼のお尻を降ろした。
「うっ……あぁぁぁあああああっ!!」
一気に陽葵さんの奥底にまで達する、私のイチモツ。
暖かく、ぎゅっと締まる感触が堪らない。
「あ、あ、あぁぁ……でっかい……こんな、の……はあぁぁぁ……も、凄すぎて……」
パクパクと口を開く陽葵さん。
彼は彼で私の男根を感じてくれているようだ。
私は陽葵さんの太ももを後ろから持ち上げ、そのまま椅子から立ち上がる。
ちょうど立ちバックに近い姿勢――背面駅弁とでも言うのか?――をとって、彼を抱えながら腰を振り始めた。
「お、おおっおっおっおっおっ!?
く、黒田、この格好……おっおおおっおおっおっ!……は、恥ずかし……おぉおおっ!!」
陽葵さん、この体勢がお気に召さないらしい。
確かに、今の彼は私によって股を開かされているので、前方から私達を見れば陽葵さんの局部が丸見えの状態。
この場には私と陽葵さん以外誰もいないとはいえ、気恥ずかしく思ってしまうのは仕方ないだろう。
とはいえ口ではそう言いながらも彼の尻穴は、腸壁は、私の愚息を強く締めあげている。
なんだかんだでこのプレイを楽しんでいるようだ。
腰のグラインドと一緒に、彼の身体も上下に動かしてやる。
「おっおっおっおっおっ! んぁあっあっああっあっああっ!
おぉぉぉおおおおっ! おっおぉおおっおおおおっ!!」
声高に喘ぐ陽葵さん。
私の方も、彼の尻穴の快感を深く味わっていた。
さて、さらに責め立ててやろうと考えた、その時。
「おはよー!
クロダ―、ヒナタ居るー!?」
玄関の方から大声が響く。
この声、リアさんか。
彼女は今日、陽葵さんと共に迷宮探索用備品の買い出しを行う予定だったはず。
まだ少し時間は早いと思うのだが、彼女なりに気を遣って迎えに来てくれたようだ。
「……り、リアっ!?
……あ、あぅっ!……く、黒田、コレ、どうにかしないとっ……お、おぉおっ!?」
突然の来訪に、陽葵さんは悶えながらも慌てだす。
私はと言うと、慌てず騒がず。
「どうぞ、リアさん。
鍵は開いているので、入ってきてください」
そう、彼女へ伝えた。
「――え、な、何言ってんだ黒田っ!?
……あ、あぁあっ! あっ! あっ! おぉおっ! おおぉぉっ!」
陽葵さんが一瞬きょとんとする顔をする。
すぐにまた私のピストンによってヨガリ出してしまうのだが。
そうこうしている間に、リアさんが家に入ってくる。
「お邪魔しまーす、と」
そんな声と共に、彼女はリビングに顔を出す。
今朝のリアさんは、半袖シャツに薄手のジャケット、そして黒スパッツという、いつも通り動きやすい装い。
だがその直後に彼女は――
「―――――え?」
私と陽葵さんの姿を見て表情が固まった。
それ程、私達のまぐわいはショッキングだったのだろうか。
「――あっあっあっ! り、リア、違うんだっ! お、おおっおおおっ!
こ、これは、そんなんじゃなくてっ! ああっあっあっあぁぁああっ!!」
陽葵さんが弁解らしきものをしようとしているが――顔を蕩けさせ、喘ぎ声をあげながらでは様にならない。
私はただマイペースに腰を振り、股間への刺激を堪能する。
――しばらくして。
硬直していたリアが、唇を震わせながら口を開いた。
「……あ、あんたら、何、してんの……?」
「見て分かりませんかね?
セックスですよ、アナルセックスです」
彼女の質問に、陽葵さんへ腰を打ち付けながら答えた。
「お、おおっおっおっおっおおっ!!」
陽葵さんは快楽に抗いきれず、リアさんをさて置いてヨガり続けている。
「セックスって!?
男同士で、そんな……!
ヒナタになんてことを!!」
「そうは言いましてもね……」
私は身体の向きを変え、陽葵さんの顔がリアさんによく見えるようにする。
「あっあっあっあっあっ!
り、リア――ああぅっおぅっおおぅっおっおっおっおおっ!!」
「どうですか、リアさん。
陽葵さんも喜んでいるでしょう?
これが嫌がる人間の顔に見えますでしょうか」
リアさんは陽葵さんを――いや、陽葵さんと私の結合部を凝視して、ごくりと喉を鳴らす。
「う、?でしょ……ヒナタ……」
呆然としながら、口を零した。
……おお、そうだ。
呆然と立ち尽くす彼女を見て、私はあることを思いつく。
「リアさん、そんなところで立ってないで、こっちに来てくれませんか?」
「……え?
……う、うん」
心ここにあらずというリアさんだが――いや、心ここにあらずという状態だからこそ、か?――私の呼びかけに応じて近くに歩いてくる。
私は陽葵さんの股間を彼女に向けて突き出してやると、
「さ、リアさん。
陽葵さんにフェラしてあげて下さい」
「……は?」
彼女が目を丸くした。
「おっおぉっおっおおっおっ!
く、黒田っ! ああっあっああっ! リアに、そんなこと――あああっあぅっあぁぁあっ!!」
陽葵さんが私の言葉に反応する。
……反応をしたというだけで、今、彼には何もできないわけだけれども。
「リアさん。
まさか、私の言うことを拒むんですか?」
「――え。
あ、ご、ごめん、そんなこと、ないから――」
私の命令にうんともすんとも言わないリアさんへ、確認をする。
彼女は、自分が肉便器であることを思い出したようだ。
「……あ、あぁ……ヒナタの、ちんぽ……」
陽葵さんの前で屈んで、彼のペニスをじっと見つめるリアさん。
「お、おっおっおっおっおぉおおっ……り、リア……待って、そんな――おぉぉおおおぅっ!?」
私の抉るような腰の動きに、陽葵さんの言葉が途中で遮られる。
一方でリアさんは、目を閉じ口を大きく開けて、彼の性器を頬張った。
「あ、あぁぁあああ……り、リア……ああぁあっあっあぁぁぁあああっ!」
陽葵さんは、想い人にフェラチオして貰える快感――と、私による後ろの穴への快楽――で、より一層、高く艶めかしい嬌声を漏らした。
「んっんんっ……んむっ……れろれろっ……あむ、んん……んちゅっ……」
リアさんはそんな陽葵さんの性器を、一心不乱にしゃぶっている。
彼女の立てるちゅぱちゅぱというフェラ音が、私の耳にまで届く程だ。
「んぁっ……は、んむぅっ……ぺろ、れろ……んん、んぅ……は、あぁぁ……」
「あぅっ! あっ! あぁあぁぁぁ……んぅうっ!! おっ! おっ! おぉおぉぉお―――んぁああっ!!」
リアさんの口から零れる淫猥な水音と、陽葵さんの淫らな喘ぎ声が部屋に響き渡る。
特に陽葵さんは、前と後ろからの責めに、息も絶え絶えと言った様子である。
――と。
「あっダメっ出るっ!!
あぁああっ! おぉおぉぉおおっ! ダメ、リアっ! あぁぁぁぁああああっ!!」
「―――んむっ!!?」
陽葵さんの身体がガクガクと震える。
同時に、彼の穴がさらに強い力で私を絞ってきた。
リアさんの方を見れば、彼女の口から白い液体が一筋。
……絶頂を迎えたようだ。
「……あっ……あーっ……はっ…はっ…はーっ……ん、んん……」
快楽の余韻に浸っている陽葵さん。
そんな彼をしり目に、私はリアさんに――精液を咀嚼している彼女に声をかける。
「リアさん、今度は貴女の膣で陽葵さんを悦ばせて下さい」
「――――!!
……う、うん、わかった」
驚く顔を見せたのも一瞬のこと。
彼女は陽葵さんのペニスから口を離し、一度彼に背を向ける。
その後、陽葵さんの方へ――つまりは私の方に対して――お尻を差し出すと、その体勢のままスパッツを脱ぐ。
「……おや、下着を履いていなかったんですね。
陽葵さんを迎えに来たと言っていたのに――リアさん、いったいナニを期待していたんですか?」
「…………!」
私の言葉に彼女は身体を震えさせた。
質問には答えていないが――まあ、いいだろう。
「……あ、ああ……リ、ア……」
陽葵さんが感嘆の息を吐く。
リアさんの女性器が――彼の恋した女性の膣口が、目前に開かれていた。
その入り口は既に愛液で濡れており、雄を欲しがるようにピクピクとひくついている。
とはいえ、陽葵さんの性器は射精したばかりで少し元気がない。
そこで私は、腰のグラインドを再開する。
「――お、おぉおおっ!?
おっ! おっ! おっ! おっ! おっ! おぉおおっ!!」
陽葵さんの敏感な肢体は、再び注入される快感に対してすぐに反応を示した。
それは彼のペニスにもおよび――萎びていたソレは、ぐんぐんと固さを取り戻していく。
「……これだけ勃起すれば大丈夫でしょう。
さ、行きますよ、陽葵さん。
念願の女性を相手に、脱童貞です」
そう言うと、私は陽葵さんを抱えたまま――彼の尻穴にイチモツを挿入したまま――尻をこちらに向けたリアさんに後ろから迫る。
上手いこと位置を調整して、陽葵さんの棒とリアさんの膣口の高さを合わせた。
ちょうど、私の股間とリアさんの尻で、陽葵さんの下半身をサンドイッチするような格好だ。
……そして。
自分の腰を突き出すことにより、彼のモノをリアさんのナカへと一気に挿入させた。
「んぉおおっ!? あぁぁああああああっ!!!」
「あ、あぁぁああっ! あぁぁぁ、ああぁっ――」
2人の喘ぎが、同時に響く。
この上なく艶めかしい共鳴が、部屋を支配した。
「良かったですね、陽葵さん。
想いが遂げられましたよ。
……このまま、リアさんの中で思う存分果てて下さいね」
果たして彼に聞こえているのかどうかは分からないが、私は陽葵さんの耳元でそう呟くと、腰を前後に動かしだした。
私の動きによって陽葵さんも動き――それに伴い、彼のペニスがリアさんの膣内を抜き差ししだす。
「おっ! おっ! おあっ!! ああっ! あぁぁああっ!!」
「あ、うっ!……あ、あ、あっ……ああっ!……あんっ!……」
陽葵さんとリアさん、2人の喘ぎ声が私の動きに合わせて奏でられる。
とりわけ陽葵さんの方は、念願叶ったせいか、乱れっぷりが凄い。
「どうです、陽葵さん!
リアさんの中は気持ち良いですか!?」
「おっ! おおっ! おっ! あ、あああっ!
き、気持ちいいっ! ああっ! あっ! あっ!
ちんこ、締まるぅっ! おっおっおっ! あああっ!
前も、後ろ、も――気持ち、いいぃいっ!」
彼は満足してくれているようだ。
私もこれを“セッティング”した甲斐がある。
気をよくした私は強く腰をピストン運動させて、今度はリアさんへ問いかけた。
「貴女はどうなんです!?
陽葵さんのペニスですよ!
ちゃんと下の口で味わってますか!?」
「あ、あうっ!……あ、ああ、あっ……うん、ヒナタのちんぽ、来てるっ……
あん、あん、あん、あっ……あたしの、中に……ヒナタのちんぽ、感じてるっ……あぁぁぁああ……」
腰をくねらせて陽葵さんの性器を堪能しているリアさん。
なんだかんだで楽しんでいる模様。
「おっ! おおっ! おっ! おおぅっ! んぁあああっ!」
「あんっ……あっあっあっあっ……あぁんっ……あ、あ、あああ……」
趣の異なる二人の淫らな声が、私の耳も楽しませる。
この旋律をいつまでも聞いていたい欲求に駆られるが――そういうわけにもいくまい。
私は激しく股間を陽葵さんの尻にぶつけだす。
すると玉突きのように、陽葵さんの男性器もまたリアさんを激しく?き乱した。
「お、おお、おおぉおおっ!!? は、激しっ!?
おぅうっあっあっあっあっあっ!! こんな、ムリっ!!
イっちゃうっ! オレ、イっちゃうっ!! あぁぁぁあああっ!!」
「あ、あ、あ、あ、あっ……い、いいよ、ヒナタ……
あたしの中に、精子出しちゃって……あぅっあんっあんっあんっあんっ……いいよっ……」
再度絶頂を迎えようとする陽葵さん。
彼が昂っていくつれ、私のイチモツへの締め付けも強さを増していく。
私もまた、もう射精を我慢できない。
「――イきますよ、陽葵さんっ!」
腰を強く押し込み、男根を彼の一番深いところへと捻じ込んで――私は精液を放った。
「おぉぉおおおおおっ!! あ、熱いの来たぁっ!!
お、おおっ! おおっ! おぉおおっ! 黒田のっ! 黒田のぉおおおっ!!
イクっ! イっちゃうっ! オレもイクぅううううっ!!!」
「――あっ! ああっ! 流れてきてるっ!
ヒナタの精子、あたしのまんこに流れてきてるっ!
あっあっああっ! あぁぁぁあああああぁぁぁぁ……」
ガクガクと身体を大きく痙攣させながら、陽葵さんは絶頂した。
きちんとリアさんの膣に精液を注ぐこともできたご様子。
「あっ!――あ、あっ!――あっあっあっあっあ!」
陽葵さんの身体は、さらに何度か大きく跳ねる。
その度に私から精子を絞り、おそらくリアさんへと自分の精液を注入しているのだろう。
「あ―――――」
そして、彼の身体から力が抜けた。
首ががくりと垂れ下がり、手足もだらりと下へ落ちる。
「おっと!」
陽葵さん落としそうになり、私は慌てて支える。
脱力した彼を丁寧に床に寝かせる。
――初めての快感は、あっという間に陽葵さんの意識を刈り取ってしまったようだ。
陽葵さんのペニスは彼の精液とリアさんの愛液が混じった液体でぬめぬめとテカっており。
彼の尻穴からは私の精液がドロドロと流れ落ちていた。
……実に淫猥な光景である。
「……ね、ねぇ、クロダ」
陽葵さんの姿に見惚れている私へ、リアさんが声をかけてくる。
私は彼女の方を向いて、返事をした。
「どうしました?」
「……あ、あのね……あたし、まだ、イケてないの……
お願い、あたしも、イかせて……」
陽葵さんの精液が垂れる尻を私に向けて振りながら、私を見つめるリアさん。
その眼には、物足りなさそうな感情が浮かんでいた。
私はため息をつく。
「……せっかく陽葵さんが精を注いでくれたというのに。
リアさん、絶頂できなかったのですか」
「……ご、ごめんなさいっ……で、でもあたし、満足できなくてっ……」
「仕方のない人だ」
『便器』が人の選り好みをするとは――彼女もまだまだ、ということか。
とはいえ、私もまだ一度射精しただけ。
実のところまだまだヤリ足りない同じだったりする。
そんなわけで、私はリアさんへと背後から近寄ると。
――お望み通り、彼女の膣口に肉棒をぶち込んでやった。
「あぁぁぁああああああっ!!!」
彼女の口から嬌声が――先程よりも大きな嬌声が漏れ出る。
リアさんの女性器は、私が来るのを待ち構えていたかのように、イチモツへ絡みついてくる。
陽葵さんのモノとは異なる、正真正銘、雄を受け入れるためだけに存在する専用の穴。
当然、触感も締め付け方も違ってくる。
別種の快感を味わいつつも、私はリアさんの身体を掴み、腰を動かしだした。
「ああぁあっ! あっあっあっ! あっ! あっ! あっ! あっ!!
す、凄いぃっ! あっあっあっあっ! おっきいしっ! ふ、深いのっ!!
ああっ! あ、あぅっ! ああぁぁぁああっ!!」
自らも尻を振って私の男根を扱きながら、リアさんが悶える。
その表情は恍惚としており、余程私のモノが欲しかったことを伺わせる。
私はピストンを続け――ついでに人差し指で彼女の菊門を穿ってやる。
「んぁああああっ!? そっちもっ!? そっちもぉっ!!?
ああっ! あぅううっ! んぉおおっ! おっおっおっおっおおっ!!」
両方の穴を弄られて、嬉しそうにリアさんは喘いだ。
彼女が私を締め付ける力を大きくなっていく。
気をよくした私は、さらに中指と薬指も加え、3本の指で彼女の尻穴を?き乱す。
後ろの穴も十分に使い込まれており、侵入を容易に迎え入れた。
「おおっおぉおおっ! いっぱいっ! いっぱい入ってきたぁっ!!
ああっああっああああっ! あぅうううっ!!!」
セミショートの髪を振り乱しながらヨガる彼女。
私は責める手は休まさず、リアさんの身体に力を加えてある方向へじわじわと移動させる。
彼女は『そのこと』にまだ気づいていないようだが――
「あうっ! あうっ! ああぅっ! んぁあああっ! あっ! あっ――――!?
あっ……クロダ、ここっ! ここ、ダメよっ!
あんっ! あんっ! あんっ! あんっ!
『ここ』でしちゃ、ダメぇっ!!
あっ! ああっ! ああっ! あぁぁぁぁっ!!」
悶えつつも自分が“何処に立っているのか”気付いたリアさん。
私達は今、“仰向けに倒れている陽葵さんの顔を跨ぐ様に”して、セックスをしているのだ。
リアさんは仮にも魔族。
自分が王と仰ぐ魔王の、その息子に対してこの仕打ち――許容しかねるのかもしれない。
「あっああっあっ! ダメっ!
んぉおおっおっおおおっ! ダメェっ!
まんこ突かないでぇっ!! お尻、ぐりぐりしないでぇっ!!」
リアさんの膣口から垂れる愛液が、ぽつぽつと陽葵さんの顔に降りかかる。
ダメと言う割に、随分と感じてしまっているようだが。
顔も変わらず蕩けたままだし、もう少し説得力というものが欲しい。
「いいじゃないですか、陽葵さんに見せつけてあげなさい。
貴女の、浅ましい姿を」
「やだぁ、そんなのっ!! おおっおおおっおぉおおっ!!
やだ、やだぁっ!! ああっあっあっあっあっあっあああっ!!」
かぶりを振るリアさん。
しかし彼女の愛液はまるで留まらず、陽葵さんの顔を濡らしていく。
私は尻の責めを止めると、空いた手で彼女の上半身を引き寄せ、無理やり私の方を振り向かせる。
「あっああっ!? く、クロダ……?
あぅっあっあっああっ――――んむぅっ!?」
そして自分の口で彼女の口を塞ぐ。
口内へと舌を滑り込ませると、彼女の舌へと絡めた。
「んぐぅっ! ふむぅっ!! んんっ! んんんんんっ!!!」
声が出せない状態でも、リアさんは喘ぐ。
と、同時に彼女の方も舌で私の口内を舐めてきた。
「んむぅっ! れろ、れろれろっ……んぁあっ! あっあぅっ! ふぁぁああっ!!」
幸せそうな顔で私とキスを続けるリアさん。
彼女の頭の中からは、下にいる陽葵さんは消えてしまったようだ。
腰を彼女へと叩きつけ、ラストスパートに入る。
「んっんっんんっんんっんんんっ!!!
んんぅううっ!! あぁ、あぁぁあああっ!!
クロダ、あたしもう、イク、イクよっ!!」
「いいですよ、存分に絶頂して下さい」
会話のため一瞬唇を離すが、今度はリアさんの方から私に口づけをしてきた。
「んんっ! んんっ! んんんぅっ!!!
んんんんっはぁぁああああああああっ!!!!」
口と口を繋げたまま、絶頂に身体を震わせるリアさん。
遅れて、私も彼女の性器へと精液を迸らせる。
「んっ! んっ! んんっ!
――んむぅっ! …………んんんん……」
舌と舌を絡ませながら、リアさんの膣は最後の一滴まで精子を搾り取ってきた。
ふと、足元を見れば――
陽葵さんの顔は、リアさんから零れ落ちた私の精液と彼女の愛液に塗れている。
それは、実に背徳的な美しさを醸し出していた。
私はリアさんに告げる。
「――まだ終わりじゃありませんよ?
陽葵さんが目を覚ますまで、続けますからね」
「……はぁっ……はぁっ……う、うん……
……クロダが、満足するまで……あたしを使って……」
リアさんは身体の向きを変えて、正面から私に抱き着いてくる。
私も彼女を抱きしめ返し、“続き”が始まった。
「あっあぁあああっ! あぁぁぁぁああああああっ!!」
――結局。
陽葵さんが起きるよりも、リアさんが気を失う方が先であった。
まあ、結果はどうあれ、これだけのことをしたのだ。
陽葵さんとリアさんは、今後なんの気負いも無しにイチャつくことができるようになっただろう。
……非常にささやかではあるが、私から陽葵さんへの『プレゼント』である。
肢体を重ねて倒れている2人を見ながら、私は満足して頷くのだった。
第十五話②へ続く
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