学園の聖女様と俺の彼女が修羅場ってる。

味のないお茶

文字の大きさ
128 / 292
第2章

第三話 ⑨ ~構内新聞・新生徒会副会長桐崎悠斗特集~

しおりを挟む
 第三話  ⑨



『構内新聞・新生徒会副会長 桐崎悠斗特集』



『今回。我々新聞部は新生徒会副会長の桐崎悠斗に独占取材を申し込むことに成功した』

『女たらしのハーレム王。女子バスケ部の美少女レギュラーの彼氏。通学路の中心で愛を叫ぶ。学年次席の秀才。原付ニケツの問題児。など、話題に絶えない彼について語っていこうと思う』


『なぜ、今回は生徒会の副会長になったんですか?』

 桐崎『昼休みに蒼井生徒会長から、直接オファーをいただきました。クラスメイトの黒瀬詩織さんも一緒でしたね』
 桐崎『その時に蒼井生徒会長からは、自分を副会長に、詩織さんを会計に。と言われました』

『副会長を決心した理由はなんですか?』

 桐崎『蒼井生徒会長から、生徒会は深刻な人員不足だと聞かされました。その事を知らなかった自分は、少しでも力になりたいと思い、入会を決意しました』
 桐崎『詩織さんも同じ思いだったと思います』

『学園の聖女様と名高い黒瀬詩織さんを名前呼びしてる件については?』

 桐崎『あはは。クラスメイトにも話しましたが、詩織さんは俺にとってとても大切な友人です。彼女からは以前より名前で呼んで欲しいと言われてましたので、交際してる彼女から許可を貰って名前で呼んでます』
 桐崎『彼女の藤崎朱里さんからは、一万発のビンタで許すと言われました……』
 我々は苦笑い

『来週の月曜日には部活動の予算会議があります。その件については?』

 桐崎『その件について聞かれることを待ってました』
 我々は笑う

 桐崎『正直な話を言うと、お金が足りません』
 我々は絶句

 桐崎『蒼井生徒会長からは、自分にこの件に関して何か妙案はないか?と言われてます』

『何かあるのですか?』

 桐崎『えぇ。これはまだオフレコですが、予算会議では皆さんが驚くような案を披露できると思ってます』

『それは、予算を減らすという意味で?』

 桐崎『あはは。部活動の予算をただ減らすなんて言ったら、首が何個あっても足んないですよ?ちなみに、今回の予算会議は、リアルタイムのオンラインで配信する予定です』

『学園初の試みですが、これも桐崎副会長が?』

 桐崎『はい。蒼井生徒会長からは予算会議の件については一任されてます。会議での説明は蒼井生徒会長にお願いしますがね』
 桐崎『こんなむさ苦しい男より、見目麗しい蒼井生徒会長の方が画面映えしますからね』
 我々は爆笑

『今後もこう言う取材をする機会をいただけますか?』

 桐崎『そうですね。生徒会の人員不足を自分が知らなかった。ということからも言えるように、今までの生徒会は閉鎖的な組織だったと思います』
 桐崎『自分は副会長になった時に、蒼井生徒会長に言いました。広報の活性化は学園の活性化に繋がる。と』
 桐崎『ですので、自分が中心となってこうして新聞部の方にインタビューを受ける機会というのは大切にしていこうと思ってます』
 桐崎『ただ、学園の皆さんはこんな野郎なんかよりも、可愛いどころが揃ってる三人の美少女の方が知りたいんんじゃないですか?』
 我々は再び爆笑


『では、最後に。副会長としてのひとことをどうぞ』

 桐崎『まずは目前に迫った予算会議を穏便に済ませたいと考えてます。各部の部長さんには、なにとぞご協力をよろしくお願いします!!』

『以上で取材を終わります。ありがとうございました。女たらしのハーレム王にしてペテン師の桐崎悠斗生徒会副会長』

 桐崎『ちょ……っ!!??』
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

私の推し(兄)が私のパンツを盗んでました!?

ミクリ21
恋愛
お兄ちゃん! それ私のパンツだから!?

とっていただく責任などありません

まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、 団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。 この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!? ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。 責任を取らなければとセルフイスから、 追いかけられる羽目に。

清掃員と僕の密やかな情状

MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。 青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。 肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。 44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

処理中です...