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28.勇者の称号
しおりを挟む100/7/12(火)18:00 ファーの街 野盗アジト地下室
カモナーを探して辿り着いた地下室。
対峙する美女、リオンさんがカモナーを連れ去った犯人。
そして、10ポイントスキル【鑑定】持ちのプレイヤーだ。
対する俺は、10ポイントスキル【勇者】持ち。
同じ10ポイントスキルといっても、戦闘系である【勇者】と支援系である【鑑定】。
タイマンなら負けるはずがない。
「【鑑定】スキル相手なら、楽に勝てるとでも思っているのかしら? お生憎さま。貴方。私の相手をするどころか、ブタさんにも敵わないのではなくて?」
相手は卑怯にも複数だ。ブタ野郎に野盗が2人。そしてリオンさん。
対する俺は、サマヨちゃんはまともに動けない上に、俺のMPは残りわずか。
おまけにいえば、カモナーは人質というありさまだ。
「課金モンスターを5体。どうやってそれだけのゴールドを集めた?」
「転売ですわ。鑑定を使えば、安値で買って高値で売るくらい楽なものよ。集めた私の装備は、全てレア装備。地球も異世界も、やっぱりお金ですわね」
客観的に見れば、俺が不利なのは否めない。
「ゲイムさん。覚えているかしら? 貴方と私が初めて出会った日のことを」
「当然だ。君のような美人。一目見れば忘れない」
俺が初めてファーの街に来た日。
カモナーを追って街に入ったところで出会った女性。
「あの時、君とぶつかったのは偶然ではない。そういうことか?」
「もちろんですわ。鑑定と言いましても見るだけでは大して情報は得られないもの。対象に触れる。これでほとんどの情報を得られましてよ」
ブタ野郎が手に持つハンマーを叩きつける。
ドカーン
地下室を揺らす程の衝撃。
図体のとおりパワー型のモンスターだ。
ズバーン
ハンマーの一撃をかわしてブタ野郎の腹を切りつける。
身体の大きさが邪魔してか、そこまで動きは早くない。
当たらなければ良いだけのこと。
「戦いはね、戦う前から終わっていますの。相手より多くの戦力で、相手の弱点を突くだけですもの。それが鑑定。貴方は私に見つかった時点で、もう終わっていましたの」
シュッ シュッ
ブタ野郎に対して攻勢に出ようとする俺の脇をかすめる物があった。
「かーっ。外しちまったぜえ」
弓矢だ。野盗の2人が弓矢で俺を狙っている。
「しっかり狙いなさいな。ゲイムさんには遠距離を攻撃する術はありませんもの。ふふ。楽な仕事でしてよ」
……俺に遠距離攻撃はない。か。
確かに俺は、弓や投げナイフ、魔法といった遠距離スキルを習得していない。
「なぜ野盗と一緒に居る? 俺はやつらにプレイヤーが殺されるのを見た。野盗は俺たちプレイヤーにも危害を加える相手だ」
「彼らがどうして野盗をしているか分かるかしら? お金、それとも女が目的かしら? それなら、私がそれを提供すれば良いだけの話ですわ。欲望に忠実な方が扱いやすいというものでしてよ」
セオリーからいえば、遠距離から攻撃する野盗を先に排除するべき。
だが、目の前のブタ野郎が俺を見逃すはずもない。
都合、俺は3人の攻撃を回避しながら、戦わなければならない。
「なぜカモナーを狙った?」
「それはゲイムさんが一番良く分かっているのではなくて? ただグリフォンが強いだけのカモですもの。なのにゲイムさんったら。いつまで経ってもカモちゃんのスマホを奪わないんですものねえ」
まずはブタ野郎を倒さなければ先に進めない。
ズバーン
分厚い脂肪が邪魔して致命傷にはならないが、皮膚を切られ血を噴き出すブタ野郎。
このまま斬り続ければ、いずれ出血死するだろう。
そんな俺の期待とは裏腹に、ブタ野郎の傷が時間と共に癒えていく。
まさか再生しているのか?
「ふふ。ブタさんは無駄に肥えているんじゃありませんのよ。ゲイムさんの攻撃力では、ブタさんのお腹を切り裂くことはできませんわ」
シュッ カン
このまま3人相手に攻撃をかわしきるのは難しい。
飛来する矢の1本は見当違いの場所に外れるが、身体に当たる1本を盾で防ぐ。
野盗の技量が低いおかげで助かっているが、出血死どころか時間をかければ俺が不利になる。
「ちっ。街でカモナーを狙えばグリフォンが暴れる。街に被害がでる。無関係な住民にも被害がでる。鑑定持ちの君なら事前に分かっていたはずだ」
「あら? 街に被害が出る? 住民に被害が出る? それが何か? 私に関係ありまして?」
同時に降りそそぐ矢。2本とも直撃コースだ。
カン ドシュッ
1本は盾で防ぐが、もう1本が身体を浅く傷つける。
体勢を崩したところに、ブタ野郎がハンマーを叩きつける。
ドカッ
ブタ野郎のハンマーが直撃する、その前にサマヨちゃんがブタ野郎の腹を殴りつけていた。
ドカーン
その衝撃で手元が狂ったのか、ハンマーは傍らの床を激しく打ち付ける。
サマヨちゃん。
部屋の外への避難を指示したというのに。
主人の命令を無視するとは。
いくら神聖耐性があるとはいえ、聖なる光が溢れる地下室でアンデッドのサマヨちゃんがこれ以上戦うのは無理だ。
「そうか。分かった上で無関係な住民を巻き込んだというなら、リオンさん。君に【勇者】スキルを渡すわけにはいかない。街を、住民を守る。それが勇者だからだ」
ブタ野郎に一撃入れるのが精いっぱいだったのだろう。
サマヨちゃんは力が抜けたように床へと倒れ込んでいた。
だが、その口元は──
カタカタ
サマヨちゃんの口元は、俺を応援するかのように動かされていた。
「あはっ。住民を守るだなんて。貴方、本気で言ってますの? でも、安心なさい。貴方よりよっぽど有効に活用してあげますわ」
それは無理だ。
他者を金で、力で従える。
野盗を引き連れ、街を、住民を犠牲に力を求めるリオンさん。
君が得るのは、他者からの畏怖でしかない。
勇者が得るべきは、他者からの畏怖ではない。
「貴方さあ……まだ私に勝てる。巻き返せると思っているのかしら? でもね。【勇者】スキルって他人の強化がメインで自分は強化できないのよ。つまり、スケルトンを、グリフォンを封じられた貴方は終わりということ。分かるかしら?」
分かるわけがない。
なぜなら、リオンさんは見落としていることがある。
俺が勇者だということを。
勇者の力。それはスキルだけではないということを。
勇者が得るべきは──他者からの称賛。
勇者の力を引き出すのは、他者からの声援だ!
「カモナー。助かりたいなら俺を。勇者を応援しろ!」
「ふ、ふえ?」
勇者の称号は伊達じゃない。
称号の効果は、共に戦う仲間に勇気を与える。
そして、共に戦う仲間の称賛を集める。だ。
仲間から称賛される、応援されることで勇者の能力は上昇する。
応援されることで力を増すのは、英雄の、そして勇者のお約束というものだ。
勇者を強化するための、称賛を集めるための住民を切り捨てるリオンさん。
君に勇者の資格はない。
カタカタ
物言わぬスケルトン。
だが、俺の耳にはサマヨちゃんの声援がはっきりと聞こえる。
ユウシャさまーがんばってー。と。
その声援に、期待に応えるのが勇者というものだ。
倒れるサマヨちゃんの左腕を引き抜き、ブタ野郎の顔面へ。
頭の高さまで飛び上がり、鼻面へとサマヨちゃんの左腕を叩きつける。
ドカーン
「ブモー!」
顔をしたたかに打ち抜かれ、悲鳴を上げるブタ野郎。
だが、ブタ野郎を倒すにはまだ足りない。
もっと大きな一発。止めの一撃が必要だ。
「カモナー。俺はグリさんに頼まれてここにいる。お前がグリさんを信じるなら、俺を信じろ! 勇者を応援しろ!」
「ユ、ユウシャさん」
「カモナーちゃん。ゲイムさんは貴方を見捨てたの。近寄れば貴方を殺すと言いましたのに、ゲイムさんは近寄るどころか私を攻撃しようとしているわ。そんな卑劣な男を応援してどうしますの?」
握りしめるサマヨちゃんの骨に魔力を込める。
俺が、勇者が直接触れているからだろう。
聖なる光が満ちる地下室でも、白い骨から暗黒の煙が立ち込める。
「ユウシャさんは、僕を。グリちゃんと離れ異世界の街で一人ぼっちだった僕に声をかけてくれたんだ」
盾を捨て、左手にナオンさんの骨を握る。
骨からあふれた紫電の雷光が、渦を巻くように俺の腕へとまとわりつく。
「そして、一緒にご飯を食べて、同じ部屋で寝て、一緒に冒険者になって……」
シュッ シュッ
バチッ バチッ
腕から放たれる雷光により、飛来する矢が全て叩き落とされる。
ブタ野郎に止めを差す。それまで大人しくしているんだな。
「一緒にクランハウスでお店をやるんだって。牛と鶏を飼うんだって。なのに……ごめんなさい。僕が勝手に街に来たばかりに……牛だけでも先に店で見てみようと我慢できなくて……ごめんなさい」
鼻面を叩かれたブタ野郎が、力任せにハンマーを振り回す。
ゴウッ
スカッ
【みかわし】スキル。
風に揺れる柳のように身をかわしながらも、俺は集中を切らさない。
「だから、ユウシャさんが僕を見捨てたんじゃないんだ。僕が先にユウシャさんを裏切ったんだ。だから……ユウシャさんお願いします」
ブタ野郎の攻撃を、野盗の攻撃をさばき続けながらも、骨に魔力を込め続ける。
これまでは魔力を込める以外の行動をすれば、たちまち霧散していた魔力。
だが、サマヨちゃん。そしてカモナーの応援を受けた今は、決して魔力の集中が乱れることはない。
「僕の分も。お店を。牛を。鶏を。グリちゃんを。お願いします。ユウシャさんがんばえー!」
漆黒に染まる骨。
サマヨちゃんの腕を、骨に込めた魔力と共に叩きつける。
ドカ【暗黒粉砕打撃】ーン!
「ブモッッブモォォ」
丸々と肥え太ったお腹を破裂させ、ブタ野郎は地下の血だまりと成り果てる。
紫電に染まる骨。
ナオンさんの腕を、骨に込めた魔力と共に解き放つ。
バリバ【雷光放電撃】リバリ
「なっ魔法だとっぎゃああ」
「あ、あねごおお話がちがっぐわああ」
雷光に撃たれた野盗は消し炭と化して全滅する。
「不利な状況からでも勝てる。巻き返せると思っていないかだって? それが出来るからこそ、人は尊敬を込めて呼ぶのだろう。俺を勇者と」
リオンさんは、俺の攻撃力ではブタ野郎を殺せないと言った。
リオンさんは、俺は遠距離スキルを習得していないと言った。
だが、それはスキルとして表示されないだけだ。
俺に火力がない、遠距離を攻撃する術がないと判断するのは早計というもの。
鑑定といえど万能ではない。
判るのは、スマホに表示されるデータだけだ。
人々の期待の声。称賛の声により、無限に強くなる勇者の力。
それをデータで推し量ることは、決してできない。
「ふう。やれやれですわ。でも、もうMPが尽きたのではなくて? そして、もう貴方を応援する人は居ませんわよ?」
さっきまで俺を応援していたサマヨちゃんは、床に倒れ伏している。
そして、頭から血を流して倒れるカモナー。
「先ほどのオークチーフは、Rモンスター。もう切り札といきましょう。SRモンスター。デーモンメイジですわ」
スマホから伸びた光が空中に軌跡を描き、モンスターを召喚する。
俺の前に羽を生やした悪魔が現れる。
その体長は2メートルほど。
紫色の肌色。その手には杖を持っていた。
「なぶり殺すようで忍びないですけど、死んでくださる?」
サマヨちゃんは戦えない。
俺にも戦う力は残っていない。
そして、リオンさんに残る課金モンスターは3体。
「悪魔型のモンスター。それがリオンさんの切り札か? だが、それでは俺に勝つことはできない」
「へえ。どうしてかしら?」
夕方までのモンスター狩りで、俺はレベルアップまで後わずかまで来ていた。
今、ブタ野郎を倒した俺は、身体に新たな力が湧き上がるのを感じている。
「リオンさんの【鑑定】スキル。見るだけで相手の情報が分かるんだろう? 勇者は常に成長するもの。今の俺を見て何か気づかないか?」
「……レベルが上がっていますわね。ですが今さら……ああ。レベル15ということかしら?」
そうだ。
レベル:15 (1 UP)
ポイント:10(1 UP)
レベルアップにより1ポイント獲得。
俺のスキルPは、10ポイントに到達した。
「そういうことね。それで、今さら何のスキルを習得するのかしら?」
残る10ポイントスキルは【魔王】【予知】【豪運】
【予知】夢で未来を視る。今さらどうしろというのだ。
【豪運】全ての行動に上昇補正。多少有利になったところで、致命的に駄目な状況からではどうにもならない。
今の状況をひっくり返す。
そのためには──
「悪魔たちの王を何と呼ぶ? 雑魚悪魔が逆立ちしても敵わない相手。悪魔の頂点……魔王。それが俺だ」
俺はスマホの画面をタッチして、スキル【魔王】を選択する。
確かに俺に戦う力は残っていない。
だが、それはさっきまでの話だ。
新たな力。魔王の力を手に入れたなら話は別だ。
光と闇があわさるその時、新たな最強伝説の幕が開く。
「へえー魔王ねえ……」
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