105 / 328
第六章 レオンの剣術道場編
第101話 レオンの剣術道場 其の十二
しおりを挟む
次の日、修行を終えて俺はヨーゼフさんとの約束の場所へ向かう。
ここでの修行も以前に比べれば多少は慣れてきたが、それでも疲れることに変わりはない。
魔力操作を少しするくらいなら大して疲れることもないだろうと思って、修行終わりの時間でいいと昨日は言ったのだが──
(──単純に移動距離が長い。)
普段ならただ長いと思うだけだったが、疲れの溜まった体には堪える。
今になって思うのだが、師匠の許可もなしに魔力操作を勝手に他の人に教えてもいいのだろうか。
師匠やレオンさん、サラさんはそうではないようだが、修行の内容を一切秘密にしている道場もある。そこまでいかなくても、本当に大事な技は秘伝としているところは多い。
特に魔力操作は秘伝などと言われた覚えはないし、他の修行でも秘伝という言葉を師匠の口から聞いたことがないからおそらく大丈夫だと思うが、後で報告はしておこう。
約束の場所にたどり着くと、こちらに気付き手を挙げるヨーゼフさん。その表情は、昨日と違い、気持ち悪いくらいに晴れわたっていた。
すっきりとした笑顔が怖かったが、時間もないので挨拶もそこそこに、俺は魔力操作のレクチャーを始めた。
師匠が俺にしたのと同じように、ヨーゼフさんの魔力を操って、感覚を掴むところからスタートしたのだが、ヨーゼフさんはなかなか、魔力が動く感覚を掴みきれないようだった。
そのまま食堂に向かう時間が来てしまい、解散となる。別れた後も、ヨーゼフさんは食堂に向かいながら、体を動かして感覚を思い出そうとしていた。
熱心だと感心すると同時に、もし習得できなければ──そんな考えが頭をよぎる。
正直、感覚自体が掴めないのでは、俺にはどうしようもない。いくら言葉を尽くして説明しても、結局は自分で掴むしかないのだ。
こんなとき師匠だったら、上手く教えられるのかもしれない。
今頃師匠はどうしているんだろう。
* * *
「魔力操作を教えますので……どうでしょうか?」
突然の提案に驚いてしまう。体を自由自在に操れるなどという代物は、てっきり秘伝か何かだと思っていた。
俺は使えるようになれるのなら、なりたかった。だが、俺に魔法の才能などないし、出来るかどうか分からなかった。
もし出来ないのなら、俺がどれだけ修行しても無駄になってしまうし、何より教えてくれたコルネに悪い。無駄にコルネの時間を奪ってしまうわけなのだから。
それに、だ。魔力操作など魔法に類するものは、やはり美学に反するというか──これに関しては、魔力操作はもはや体術に近い気がするが、それでもなんとなく受け入れがたい。
でもあれが使えれば、俺は──俺はもっと高みを目指せるはずだ。
思考が堂々巡りになってしまった俺は、お師匠様に相談することにした。剣術でも体術でもお師匠様に訊けば間違いないのだ。
お師匠様に話し終えると、短く相槌を打っていたお師匠様は俺に告げる。
「教えてもらうべきじゃろう。ヨーゼフの言う通り、もし使えるようになれば大きな武器になる。剣術とて、誰しもが必ず会得できるとは限らん。それはやってみて初めて分かるのじゃ。それに──」
お師匠様は一度言葉を止め、僅かに微笑む。
「背中を押してほしかったんじゃろう」
「……はい」
お師匠様はお見通しだったか──やはり敵わない、そう思った。
ここでの修行も以前に比べれば多少は慣れてきたが、それでも疲れることに変わりはない。
魔力操作を少しするくらいなら大して疲れることもないだろうと思って、修行終わりの時間でいいと昨日は言ったのだが──
(──単純に移動距離が長い。)
普段ならただ長いと思うだけだったが、疲れの溜まった体には堪える。
今になって思うのだが、師匠の許可もなしに魔力操作を勝手に他の人に教えてもいいのだろうか。
師匠やレオンさん、サラさんはそうではないようだが、修行の内容を一切秘密にしている道場もある。そこまでいかなくても、本当に大事な技は秘伝としているところは多い。
特に魔力操作は秘伝などと言われた覚えはないし、他の修行でも秘伝という言葉を師匠の口から聞いたことがないからおそらく大丈夫だと思うが、後で報告はしておこう。
約束の場所にたどり着くと、こちらに気付き手を挙げるヨーゼフさん。その表情は、昨日と違い、気持ち悪いくらいに晴れわたっていた。
すっきりとした笑顔が怖かったが、時間もないので挨拶もそこそこに、俺は魔力操作のレクチャーを始めた。
師匠が俺にしたのと同じように、ヨーゼフさんの魔力を操って、感覚を掴むところからスタートしたのだが、ヨーゼフさんはなかなか、魔力が動く感覚を掴みきれないようだった。
そのまま食堂に向かう時間が来てしまい、解散となる。別れた後も、ヨーゼフさんは食堂に向かいながら、体を動かして感覚を思い出そうとしていた。
熱心だと感心すると同時に、もし習得できなければ──そんな考えが頭をよぎる。
正直、感覚自体が掴めないのでは、俺にはどうしようもない。いくら言葉を尽くして説明しても、結局は自分で掴むしかないのだ。
こんなとき師匠だったら、上手く教えられるのかもしれない。
今頃師匠はどうしているんだろう。
* * *
「魔力操作を教えますので……どうでしょうか?」
突然の提案に驚いてしまう。体を自由自在に操れるなどという代物は、てっきり秘伝か何かだと思っていた。
俺は使えるようになれるのなら、なりたかった。だが、俺に魔法の才能などないし、出来るかどうか分からなかった。
もし出来ないのなら、俺がどれだけ修行しても無駄になってしまうし、何より教えてくれたコルネに悪い。無駄にコルネの時間を奪ってしまうわけなのだから。
それに、だ。魔力操作など魔法に類するものは、やはり美学に反するというか──これに関しては、魔力操作はもはや体術に近い気がするが、それでもなんとなく受け入れがたい。
でもあれが使えれば、俺は──俺はもっと高みを目指せるはずだ。
思考が堂々巡りになってしまった俺は、お師匠様に相談することにした。剣術でも体術でもお師匠様に訊けば間違いないのだ。
お師匠様に話し終えると、短く相槌を打っていたお師匠様は俺に告げる。
「教えてもらうべきじゃろう。ヨーゼフの言う通り、もし使えるようになれば大きな武器になる。剣術とて、誰しもが必ず会得できるとは限らん。それはやってみて初めて分かるのじゃ。それに──」
お師匠様は一度言葉を止め、僅かに微笑む。
「背中を押してほしかったんじゃろう」
「……はい」
お師匠様はお見通しだったか──やはり敵わない、そう思った。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる