Z世代ってなんだろう？

Z世代とは

「Z世代」
1990年代中盤以降に生まれ、スマホやSNSを当たり前に使いこなす世代を指す言葉だ。
ソーシャルメディアでのコミュニティ形成に重きを置き、自己実現欲求や社会貢献欲求が高いという特徴もあるそんな世代。
私自身19歳で立派なZ世代であるが、周りを見てもその特徴は顕著に感じる。

結論から言うと｢Z世代｣とは偏に「第二次世界大戦と決別し次の時代へ踏み出す世代」だと思う。

第二次世界大戦終戦は1945年。
2～3世代前の話である。
世代が進むにつれ戦争の爪痕や記憶は薄れ、今やZ世代達で自ら進んで｢第二次世界大戦｣を知ろうとする者は少ないだろう。
確かに第二次世界大戦を忘れてはならない。
その悲劇を繰り返さない為にも、唯一核を落とされた国の国民として後世に伝えねばなるまい。
しかし敗戦から近日に至るまでの79年間、近年の歴代首相によるアメリカとの情勢に関するポジティブな話題も見える。
我々は着実に｢敗戦との決別｣に近づいているのだ。
そうして次の時代である｢高度情報化社会｣へ進んでいる。
これが｢第二次世界大戦延いては敗戦と決別し次の時代へ踏み出す｣という事だと私は思う。

最後に、Z世代と言うと中々良い噂も聞かないものだが、ある一定の間は仕方ないのかもしれない。
ここ数十年で個人が触れるインターネットの範囲は増え、反対にその難易度は下がり続けて来た。
人が職に就いて定年を迎える程の時間も経っていないのだ。
スマホも使えない世代がまだ台頭しているこの時代、若い世代のネットリテラシーは完全に個人技に委ねられている。
糾弾されるべきはZ世代のみならず、この時代に追いつかない司法や教育機関も含むという事を忘れてはならない。