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一緒に行こう
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ある日の朝、
小学校に行くまでの道で泣いている子を見つけた。
お母さんと離れるのが悲しいのか、ずっとしがみついている。
私は声をかけたあげたいと思った。
しかし、何て声をかければ良いかわからないし、もっと泣かれたらどうしようという気持ちでいっぱいだった。
結局、その時は声をかけることができなかった...
別の日、
また同じ道であの子が泣いている。
今度はお母さんがいない。
心の中では、前に声をかけられず
モヤモヤした気持ちが残っている。
けれど何て声をかければ良いか、やっぱりわからない。
それでも、勇気を出して前に進み
「どうしたの?」と声をかけた。
心臓がバクバクしているのが自分でもわかる。
その子は何も返事をしなかった。
どうしよう...
すると、お母さんが来た。
「ありがとう、先に行って良いですよ」
と言われた。
けれど、心の中では「一緒に小学校に行くんだ」と決めていた。
お母さんがその子に何か話している。
話し終えると、その子がこっちに来た。
なんて言われるんだろう。
でも私から言おう。
「一緒に小学校へ行こう!」
すると、
小さな声で「うん」と。
私はそっと手を繋いで、その子のお母さんに「行ってきます!」と伝え二人で小学校に向かって行った。
手を握りながら、
"言って良かった"と心の底から思った。
小学校に行くまでの道で泣いている子を見つけた。
お母さんと離れるのが悲しいのか、ずっとしがみついている。
私は声をかけたあげたいと思った。
しかし、何て声をかければ良いかわからないし、もっと泣かれたらどうしようという気持ちでいっぱいだった。
結局、その時は声をかけることができなかった...
別の日、
また同じ道であの子が泣いている。
今度はお母さんがいない。
心の中では、前に声をかけられず
モヤモヤした気持ちが残っている。
けれど何て声をかければ良いか、やっぱりわからない。
それでも、勇気を出して前に進み
「どうしたの?」と声をかけた。
心臓がバクバクしているのが自分でもわかる。
その子は何も返事をしなかった。
どうしよう...
すると、お母さんが来た。
「ありがとう、先に行って良いですよ」
と言われた。
けれど、心の中では「一緒に小学校に行くんだ」と決めていた。
お母さんがその子に何か話している。
話し終えると、その子がこっちに来た。
なんて言われるんだろう。
でも私から言おう。
「一緒に小学校へ行こう!」
すると、
小さな声で「うん」と。
私はそっと手を繋いで、その子のお母さんに「行ってきます!」と伝え二人で小学校に向かって行った。
手を握りながら、
"言って良かった"と心の底から思った。
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