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第13章 暗躍
第183話 食べ放題
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「相変わらず、すっごい料理……。全部エミーが?」
夜、呼ばれてアティアスの家に来たミリーは、テーブルに並べられた料理を見て感嘆の声をあげた。
以前テンセズにエミリス達がいた頃はよく夕食に呼ばれていたから、彼女がどれほどの腕前なのかはよく知っていた。
しかし、それでもこの目の前の料理はすごいものだった。
「いえ、ウィルセアさんも作ってくれてるんですよ。これとかこれとか……」
「へぇ……。ウィルセアさんも料理できるのね……」
ミリーにはそれが意外だった。
令嬢といえば、そういった家事の技術よりも、マナーや振る舞いなどのほうに重点を置かれていると思っていたからだ。
そこに、さらに新しく作った料理を運んできたウィルセアが言った。
「もう少しで全部できますから、お待ちくださいね。……私は花嫁修行で料理も習っておりましたけど、それよりもここに来てからエミリスさんに教わったことの方が多いんですよ」
「エミーが先生なんだ……。なら味も保証付きね」
「お口に合うと良いのですけれど」
その言葉を聞いて、トーレスが吹き出した。
「はは、前にエミーも同じこと言ってたな。……なぁ、アティアス」
「そうだったな。もうずっと昔のことに感じるけど」
「懐かしいよ。……で、ウィルセアさん。心配はいらない。私はミリーの料理に慣れてるから、どんな料理を食べても美味しく思うよ」
以前よりはオブラートに包んで遠回しに言ったが、ミリーは眉を顰めて、トーレスの脇腹を拳でぐりぐりとした。
「わかってるけど腹立つー」
「ちょ、ちょっとやめてくれ……!」
「やーめーなーいー!」
その様子に、ウィルセアが「ふふふっ」と笑う。
エミリスも懐かしむように笑っていた。
「それじゃ、先に乾杯するか。――エミー」
「はい」
アティアスに促されたエミリスは、棚からワイングラスを取り出すと、皆それぞれの手元にグラスを届ける。
もちろん、魔力を使って宙を滑らせるように、だ。
目の前にふわふわ浮いているグラスが手品のようで、ミリーは目を丸くしながらそれを手に取った。
「アティアス様、どうぞ」
そして氷で冷やしてあった泡の出るワインをアティアスに渡す。
彼がすぐに開栓すると『ポン!』と良い音を立てた。
「どうぞ」
ひとりずつ、順番にグラスにそれを注いでいくと、ふわっと良い香りが泡とともに弾ける。
ウィルセアは自分でアルコールの入っていない、最近採れたばかりの葡萄を絞った生ジュースを注いでいた。
今日の参加者はアティアス達の3人と、トーレスとミリーの合計5人だ。
ノードやナターシャも誘ったが、あいにく都合が付かなかった。
「それじゃ、乾杯」
「――乾杯!」
アティアスの音頭に、皆が合わせて唱和する。
「このワインは美味いね」
「だろ? ここの町で作られてるワインだよ」
トーレスが早くも飲み干し、感想を口にする。
それに答えながら、アティアスは新たにグラスにワインを満たす。
「ほんと、美味しいんですよねぇ……」
エミリスもうっとりとした表情で、ワインを飲んでいた。
ただし、事前にアティアスに釘を刺されていたとおり、一気に飲んだりはしなかった。
(……まぁ、どうせそのうちタガが外れるんだろうけどな)
それを横目に見ながら、アティアスは予想していた。
酔っ払ってくると、歯止めが効かなくなってペースが上がっていくのが常だからだ。
「では、温かいうちにどうぞ」
お酒ばっかり飲んでいる面々に、ウィルセアが料理を勧める。
「そうね。いっただきまーす」
ミリーは真っ先に肉料理に手を伸ばし、口に含んだ。
「――うっわ、美味しい! なにこれ⁉︎」
「それはハーブを効かせた子羊のローストです。ミニーブルの郷土料理ですわ」
ウィルセアが説明する。
以前、初めてアティアス達がミニーブルに行った時に食べたものを、エミリスが再現したものだった。
ミニーブルから取り寄せていた新鮮な子羊の肉に、ここウメーユで作られているハーブで香り付けして、じっくりローストしていた。
「魚料理もあるし、すごいわねぇ……」
「魚はこのウメーユの隣町、ルコルアから届けられていますわ」
「私はずっとゼバーシュ内で住んでましたけど、食材の良さはミニーブルが上ですね。逆にゼバーシュの方は、それを補うような調理法が進んでますね」
ウィルセアの話にエミリスが補足した。
ミニーブルは新鮮な食材をそのまま活かすような料理が主流で、ゼバーシュは質に劣るものをなんとか工夫で美味しくしようと、調理方法が進んだのだ。
エミリスはその人並外れた嗅覚を生かして、食材を見極めて調理することができる。
それは彼女の才能と言っても良いだろう。
「アティアスは良いな。毎日こんな料理を食べ放題なんだろ?」
「まぁ、そうだな。普段はここまでの種類はないけどな」
トーレスが聞くと、アティアスは思い返しながら答えた。
時々一緒に作ってはいるが、普段はエミリスとウィルセアが交代で料理を担当していた。
しかし、今ではどちらが作ったとしても、十分美味しいものを食べることができる。
「……それに若い女の子も食べ放題なんだろう?」
トーレスはアティアスに小声で耳打ちする。
そういうことを彼が言うのが意外で、アティアスは慌てて否定する。
「おいおい、そんなんじゃないって。まぁ、エミーはともかく……」
「そうなのか。……もうそろそろイケるんじゃないか?」
トーレスに言われて、アティアスはウィルセアの方にちらっと視線を向けた。
それに気づいたらしく、ウィルセアは不思議そうに首を傾げた。
「アティアス様、どうなさいましたか?」
「あ、いや。なんでもないよ……」
確かに、ウィルセアはまだ子供とはいえ、体型はすでにエミリスよりも大人だ。
とはいえ……そういうわけにもいかない。
誰よりも恐ろしい番犬が常に見張っているのだから。
……ただし、その番犬はすでに酔っ払っているようだったが。
夜、呼ばれてアティアスの家に来たミリーは、テーブルに並べられた料理を見て感嘆の声をあげた。
以前テンセズにエミリス達がいた頃はよく夕食に呼ばれていたから、彼女がどれほどの腕前なのかはよく知っていた。
しかし、それでもこの目の前の料理はすごいものだった。
「いえ、ウィルセアさんも作ってくれてるんですよ。これとかこれとか……」
「へぇ……。ウィルセアさんも料理できるのね……」
ミリーにはそれが意外だった。
令嬢といえば、そういった家事の技術よりも、マナーや振る舞いなどのほうに重点を置かれていると思っていたからだ。
そこに、さらに新しく作った料理を運んできたウィルセアが言った。
「もう少しで全部できますから、お待ちくださいね。……私は花嫁修行で料理も習っておりましたけど、それよりもここに来てからエミリスさんに教わったことの方が多いんですよ」
「エミーが先生なんだ……。なら味も保証付きね」
「お口に合うと良いのですけれど」
その言葉を聞いて、トーレスが吹き出した。
「はは、前にエミーも同じこと言ってたな。……なぁ、アティアス」
「そうだったな。もうずっと昔のことに感じるけど」
「懐かしいよ。……で、ウィルセアさん。心配はいらない。私はミリーの料理に慣れてるから、どんな料理を食べても美味しく思うよ」
以前よりはオブラートに包んで遠回しに言ったが、ミリーは眉を顰めて、トーレスの脇腹を拳でぐりぐりとした。
「わかってるけど腹立つー」
「ちょ、ちょっとやめてくれ……!」
「やーめーなーいー!」
その様子に、ウィルセアが「ふふふっ」と笑う。
エミリスも懐かしむように笑っていた。
「それじゃ、先に乾杯するか。――エミー」
「はい」
アティアスに促されたエミリスは、棚からワイングラスを取り出すと、皆それぞれの手元にグラスを届ける。
もちろん、魔力を使って宙を滑らせるように、だ。
目の前にふわふわ浮いているグラスが手品のようで、ミリーは目を丸くしながらそれを手に取った。
「アティアス様、どうぞ」
そして氷で冷やしてあった泡の出るワインをアティアスに渡す。
彼がすぐに開栓すると『ポン!』と良い音を立てた。
「どうぞ」
ひとりずつ、順番にグラスにそれを注いでいくと、ふわっと良い香りが泡とともに弾ける。
ウィルセアは自分でアルコールの入っていない、最近採れたばかりの葡萄を絞った生ジュースを注いでいた。
今日の参加者はアティアス達の3人と、トーレスとミリーの合計5人だ。
ノードやナターシャも誘ったが、あいにく都合が付かなかった。
「それじゃ、乾杯」
「――乾杯!」
アティアスの音頭に、皆が合わせて唱和する。
「このワインは美味いね」
「だろ? ここの町で作られてるワインだよ」
トーレスが早くも飲み干し、感想を口にする。
それに答えながら、アティアスは新たにグラスにワインを満たす。
「ほんと、美味しいんですよねぇ……」
エミリスもうっとりとした表情で、ワインを飲んでいた。
ただし、事前にアティアスに釘を刺されていたとおり、一気に飲んだりはしなかった。
(……まぁ、どうせそのうちタガが外れるんだろうけどな)
それを横目に見ながら、アティアスは予想していた。
酔っ払ってくると、歯止めが効かなくなってペースが上がっていくのが常だからだ。
「では、温かいうちにどうぞ」
お酒ばっかり飲んでいる面々に、ウィルセアが料理を勧める。
「そうね。いっただきまーす」
ミリーは真っ先に肉料理に手を伸ばし、口に含んだ。
「――うっわ、美味しい! なにこれ⁉︎」
「それはハーブを効かせた子羊のローストです。ミニーブルの郷土料理ですわ」
ウィルセアが説明する。
以前、初めてアティアス達がミニーブルに行った時に食べたものを、エミリスが再現したものだった。
ミニーブルから取り寄せていた新鮮な子羊の肉に、ここウメーユで作られているハーブで香り付けして、じっくりローストしていた。
「魚料理もあるし、すごいわねぇ……」
「魚はこのウメーユの隣町、ルコルアから届けられていますわ」
「私はずっとゼバーシュ内で住んでましたけど、食材の良さはミニーブルが上ですね。逆にゼバーシュの方は、それを補うような調理法が進んでますね」
ウィルセアの話にエミリスが補足した。
ミニーブルは新鮮な食材をそのまま活かすような料理が主流で、ゼバーシュは質に劣るものをなんとか工夫で美味しくしようと、調理方法が進んだのだ。
エミリスはその人並外れた嗅覚を生かして、食材を見極めて調理することができる。
それは彼女の才能と言っても良いだろう。
「アティアスは良いな。毎日こんな料理を食べ放題なんだろ?」
「まぁ、そうだな。普段はここまでの種類はないけどな」
トーレスが聞くと、アティアスは思い返しながら答えた。
時々一緒に作ってはいるが、普段はエミリスとウィルセアが交代で料理を担当していた。
しかし、今ではどちらが作ったとしても、十分美味しいものを食べることができる。
「……それに若い女の子も食べ放題なんだろう?」
トーレスはアティアスに小声で耳打ちする。
そういうことを彼が言うのが意外で、アティアスは慌てて否定する。
「おいおい、そんなんじゃないって。まぁ、エミーはともかく……」
「そうなのか。……もうそろそろイケるんじゃないか?」
トーレスに言われて、アティアスはウィルセアの方にちらっと視線を向けた。
それに気づいたらしく、ウィルセアは不思議そうに首を傾げた。
「アティアス様、どうなさいましたか?」
「あ、いや。なんでもないよ……」
確かに、ウィルセアはまだ子供とはいえ、体型はすでにエミリスよりも大人だ。
とはいえ……そういうわけにもいかない。
誰よりも恐ろしい番犬が常に見張っているのだから。
……ただし、その番犬はすでに酔っ払っているようだったが。
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