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17.五回目③
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「会長。いいから、こっち来て下さい」
大樹の言葉にびくりと身を強張らせ、伊沢が恐る恐る近付いた。
シャツのボタンを外しかけただけで、ほとんど服を着た状態だった。大樹が脱がせた方が早い。
傍に来た伊沢の手を掴むと、広くなったソファに仰向けに押し倒した。
「……っ」
大樹が伊沢のズボンのベルトを外し始めると、怯えきった目で伊沢が見上げる。力が入らないのか、ズボンは簡単に足から引き抜けた。
下半身だけ剥き出しにし、シャツは着たままにさせた。
先週フェラチオをした時に、全裸よりもいやらしいと感じたからだ。
いつもの石鹸の匂いと白いシャツは、伊沢の清潔感を強調していた。
これからそれを大樹が汚す。大樹はごくりと唾を飲み込んだ。
大樹はソファに乗り、伊沢の両足を開かせた。力が入っていないせいで簡単に動かせてしまう。
シャツの裾を少し腹の方に上げると、可哀想なくらいに萎縮した伊沢自身が覗く。フェラチオしたところで、まったく効果はないだろう。
伊沢は両手を腹の上に乗せ、震えた手でシャツにきゅっと皺を作った。
初めての時の比じゃないほどに怯えている。
ようやく人に慣れ始めた犬が、また人に恐怖を感じ始めたかのようだ。
親しくしていたわけではないが、伊沢の嫌がることをする立場とはいえ、何度か話をして少し距離が近付いているように思っていたのに。
ソファを軋ませ伊沢の横に左手をつくと、大樹は上から伊沢を見下ろした。互いの目線が近くなる。
効果はないかもしれないが、せめて気持ちよくしてやりたいと右手を伊沢自身に伸ばす。触れると伊沢は身を竦ませた。
「………こ、こわい…」
唇を震わせながら、伊沢が小さく呟いた。
今にも泣きそうな顔で、この状況を耐えようとしている。だが、恐怖は我慢できないようだ。
いつも気丈に振る舞っていた伊沢が、初めて吐いた弱音だった。
そっと伊沢の指先が大樹の服を掴む。まるで助けてくれと言わんばかりに。
伊沢にしてみれば、大樹は自分の嫌がることをする相手だ。嫌われるまでの関係ではなくとも、疎まれてはいるはずだ。
頼りたくないはずなのに、大樹に助けを乞うようなまなざしを向けてくる。
伊沢にとって、大樹は自分を犯す男であり、同時に縋りつきたい男なのだ。
良くも悪くも今の状況で、伊沢の世界には唯一、大樹しかいない。
そのことに大樹の心は歓喜で震えた。
「会長……。他の男よりは、俺の方がマシですよね?」
その言葉で、伊沢には分かるはずだ。
今大樹を受け入れなければ、次に自分がどうなるかということが。
伊沢は泣きそうな顔で大樹を見上げたまま、小さくこくこくと頷いた。
大樹は囁くように伊沢に告げる。
「じゃあ、抵抗感があるだろうけど、気持ちいいと思ったら変に拒絶しようとしないでそれに乗っかって。早く終わりたければ、俺の言うこときいて下さい」
気持ちいいなんてありえないと言いたげな顔だったが、伊沢は小さく頷いた。
伊沢にも、大樹が無理強いしたくないことは伝わっているはずだと思いたい。
伊沢が今頼れるのは大樹だけだ。そして、伊沢を守れるのも大樹だけだ。
犯す者と犯される者という立場にも関わらず、二人の間には妙な連帯感が生まれていた。
大樹は手に乳液を垂らすと、少し手の平で温めてから伊沢の奥へと手を這わせた。
「ひっ」
伊沢が怯えた声を出す。
いきなり後ろを弄るのもどうかと思ったが、今の伊沢には前戯は不要と思えた。
むしろ、長引かせる方が可哀想とも言える。前立腺を弄れば、どうにかなるはずだ。
大樹は中指を、まだ伊沢ですら触れたことがない伊沢の中につぷりと挿れた。乳液のおかげで、楽に挿れることができた。
「う、う……っ」
体を強張らせ、異物感に耐えながら伊沢が呻く。
「会長。力抜いて」
伊沢は首を振り、無理と唇を動かす。怯えの方が勝ってしまい、自分でもどうにもならないのだろう。
大樹は、ノンケは元より、経験のない相手とはしたことがない。
伊沢が傷つかずに済むかどうかは、大樹にかかっている。せめて、気持ちよくしてあげたいのに。
ちらりと横目でみどりを見ると、みどりは手を動かすことなく冷めたまなざしで伊沢を見ていた。
大樹の言葉にびくりと身を強張らせ、伊沢が恐る恐る近付いた。
シャツのボタンを外しかけただけで、ほとんど服を着た状態だった。大樹が脱がせた方が早い。
傍に来た伊沢の手を掴むと、広くなったソファに仰向けに押し倒した。
「……っ」
大樹が伊沢のズボンのベルトを外し始めると、怯えきった目で伊沢が見上げる。力が入らないのか、ズボンは簡単に足から引き抜けた。
下半身だけ剥き出しにし、シャツは着たままにさせた。
先週フェラチオをした時に、全裸よりもいやらしいと感じたからだ。
いつもの石鹸の匂いと白いシャツは、伊沢の清潔感を強調していた。
これからそれを大樹が汚す。大樹はごくりと唾を飲み込んだ。
大樹はソファに乗り、伊沢の両足を開かせた。力が入っていないせいで簡単に動かせてしまう。
シャツの裾を少し腹の方に上げると、可哀想なくらいに萎縮した伊沢自身が覗く。フェラチオしたところで、まったく効果はないだろう。
伊沢は両手を腹の上に乗せ、震えた手でシャツにきゅっと皺を作った。
初めての時の比じゃないほどに怯えている。
ようやく人に慣れ始めた犬が、また人に恐怖を感じ始めたかのようだ。
親しくしていたわけではないが、伊沢の嫌がることをする立場とはいえ、何度か話をして少し距離が近付いているように思っていたのに。
ソファを軋ませ伊沢の横に左手をつくと、大樹は上から伊沢を見下ろした。互いの目線が近くなる。
効果はないかもしれないが、せめて気持ちよくしてやりたいと右手を伊沢自身に伸ばす。触れると伊沢は身を竦ませた。
「………こ、こわい…」
唇を震わせながら、伊沢が小さく呟いた。
今にも泣きそうな顔で、この状況を耐えようとしている。だが、恐怖は我慢できないようだ。
いつも気丈に振る舞っていた伊沢が、初めて吐いた弱音だった。
そっと伊沢の指先が大樹の服を掴む。まるで助けてくれと言わんばかりに。
伊沢にしてみれば、大樹は自分の嫌がることをする相手だ。嫌われるまでの関係ではなくとも、疎まれてはいるはずだ。
頼りたくないはずなのに、大樹に助けを乞うようなまなざしを向けてくる。
伊沢にとって、大樹は自分を犯す男であり、同時に縋りつきたい男なのだ。
良くも悪くも今の状況で、伊沢の世界には唯一、大樹しかいない。
そのことに大樹の心は歓喜で震えた。
「会長……。他の男よりは、俺の方がマシですよね?」
その言葉で、伊沢には分かるはずだ。
今大樹を受け入れなければ、次に自分がどうなるかということが。
伊沢は泣きそうな顔で大樹を見上げたまま、小さくこくこくと頷いた。
大樹は囁くように伊沢に告げる。
「じゃあ、抵抗感があるだろうけど、気持ちいいと思ったら変に拒絶しようとしないでそれに乗っかって。早く終わりたければ、俺の言うこときいて下さい」
気持ちいいなんてありえないと言いたげな顔だったが、伊沢は小さく頷いた。
伊沢にも、大樹が無理強いしたくないことは伝わっているはずだと思いたい。
伊沢が今頼れるのは大樹だけだ。そして、伊沢を守れるのも大樹だけだ。
犯す者と犯される者という立場にも関わらず、二人の間には妙な連帯感が生まれていた。
大樹は手に乳液を垂らすと、少し手の平で温めてから伊沢の奥へと手を這わせた。
「ひっ」
伊沢が怯えた声を出す。
いきなり後ろを弄るのもどうかと思ったが、今の伊沢には前戯は不要と思えた。
むしろ、長引かせる方が可哀想とも言える。前立腺を弄れば、どうにかなるはずだ。
大樹は中指を、まだ伊沢ですら触れたことがない伊沢の中につぷりと挿れた。乳液のおかげで、楽に挿れることができた。
「う、う……っ」
体を強張らせ、異物感に耐えながら伊沢が呻く。
「会長。力抜いて」
伊沢は首を振り、無理と唇を動かす。怯えの方が勝ってしまい、自分でもどうにもならないのだろう。
大樹は、ノンケは元より、経験のない相手とはしたことがない。
伊沢が傷つかずに済むかどうかは、大樹にかかっている。せめて、気持ちよくしてあげたいのに。
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