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12.四回目③
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みどりが絵を描き終えたので、二回目がようやく終わった。
一度達した後、伊沢は頑張って最後まで耐えた。
さっきからイキたそうに腰が震えていて、可哀想なくらいだった。
そして、その様子に大樹も興奮してしまった。
大樹自身も、下着の中で完全に硬くなり下着に染みを作っている。早くトイレに行きたかったが、その前に伊沢を解放させてあげたい。
嫌がって膝を閉じようとする伊沢の足首を押さえつけたまま、強引に口淫した。
「あっ、嫌だ……っ」
嫌だと首を振りながらも、伊沢は我慢していたせいで少しの刺激で呆気なく達してしまった。
今日は手を使わずに、完全に口だけでイカせた。
大樹に足首を掴まれたまま、伊沢は太腿を震わせる。
「う…っ」
悔し気な表情を浮かべ、これ以上顔を見られたくないとばかりに伊沢は袖で顔を隠した。
大樹は立ち上がり、みどりを振り返った。
「すみません。トイレ借ります」
あら、とみどりが照れる。大樹の股間の膨らみが、ズボンの上からでも分かる状態だったからだ。
「ちょっと待って」
みどりの横を通ろうとすると、呼び止められた。
大樹が振り返ると、みどりはソファに座る伊沢の方を向いた。
「あお。二回も気持ちよくしてもらったお礼に、イツキくんにお返しして差し上げたら」
「えっ?」
大樹と伊沢は同時に驚きの声を上げた。
大樹が伊沢を見ると、信じがたい表情でみどりを見ていた。
大樹は慌ててみどりを止める。
「べ、別に、いいですって。それに俺、人前で露出するのは……」
ゲイでもない伊沢に、男に奉仕させるのは気が引ける。
それに、いくらみどりと仲良くしていても、他人に性器を見せる趣味は大樹にはない。
「あら、そうね。あおのを見慣れていたからつい、ごめんなさい。それじゃあ、私はあっちに行ってるわ。座ってるあおの前に立てば見えないでしょ」
みどりはどうしても伊沢に礼をさせたいようだ。
車椅子でダイニングテーブルの方へと向かうみどりの後ろ姿を見送りながら、大樹はちらりと伊沢を見る。
ソファに座る伊沢と目が合った。
「………」
二人して黙り込む。
恐らく二人とも、考えていることは同じと思われた。
みどりの言うようにしなければ、この場をおさめられないだろうと考えているのだと。
妙な空気が漂う。
結果的に、伊沢に悪いことをしてしまったことになった。
大樹は申し訳なくなって、ちらりと伊沢を見る。
しばらくの後、伊沢が長い溜息をついた。
「……来いよ」
一度達した後、伊沢は頑張って最後まで耐えた。
さっきからイキたそうに腰が震えていて、可哀想なくらいだった。
そして、その様子に大樹も興奮してしまった。
大樹自身も、下着の中で完全に硬くなり下着に染みを作っている。早くトイレに行きたかったが、その前に伊沢を解放させてあげたい。
嫌がって膝を閉じようとする伊沢の足首を押さえつけたまま、強引に口淫した。
「あっ、嫌だ……っ」
嫌だと首を振りながらも、伊沢は我慢していたせいで少しの刺激で呆気なく達してしまった。
今日は手を使わずに、完全に口だけでイカせた。
大樹に足首を掴まれたまま、伊沢は太腿を震わせる。
「う…っ」
悔し気な表情を浮かべ、これ以上顔を見られたくないとばかりに伊沢は袖で顔を隠した。
大樹は立ち上がり、みどりを振り返った。
「すみません。トイレ借ります」
あら、とみどりが照れる。大樹の股間の膨らみが、ズボンの上からでも分かる状態だったからだ。
「ちょっと待って」
みどりの横を通ろうとすると、呼び止められた。
大樹が振り返ると、みどりはソファに座る伊沢の方を向いた。
「あお。二回も気持ちよくしてもらったお礼に、イツキくんにお返しして差し上げたら」
「えっ?」
大樹と伊沢は同時に驚きの声を上げた。
大樹が伊沢を見ると、信じがたい表情でみどりを見ていた。
大樹は慌ててみどりを止める。
「べ、別に、いいですって。それに俺、人前で露出するのは……」
ゲイでもない伊沢に、男に奉仕させるのは気が引ける。
それに、いくらみどりと仲良くしていても、他人に性器を見せる趣味は大樹にはない。
「あら、そうね。あおのを見慣れていたからつい、ごめんなさい。それじゃあ、私はあっちに行ってるわ。座ってるあおの前に立てば見えないでしょ」
みどりはどうしても伊沢に礼をさせたいようだ。
車椅子でダイニングテーブルの方へと向かうみどりの後ろ姿を見送りながら、大樹はちらりと伊沢を見る。
ソファに座る伊沢と目が合った。
「………」
二人して黙り込む。
恐らく二人とも、考えていることは同じと思われた。
みどりの言うようにしなければ、この場をおさめられないだろうと考えているのだと。
妙な空気が漂う。
結果的に、伊沢に悪いことをしてしまったことになった。
大樹は申し訳なくなって、ちらりと伊沢を見る。
しばらくの後、伊沢が長い溜息をついた。
「……来いよ」
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