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Episode.2
恋愛小説
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6月上旬。実力テストも終わり、月も変わった。私は自分の席に腰を下ろす。そして、私の席の右斜め上後ろには源くんが相変わらずライトノベルサイズの本を読んでいる。源くんは、そんな本を読んで何が面白いのか私には理解ができない。しかも、1文1文読むたびになんか小言を呟いている。独り言が激しいのかな。私はそんなに感化されやすい本の内容が気になっていた。私は放課後に源くんの机の中を漁ることにした。
放課後。源くんが教室を出ていく。私は源くんの机の中から例の本を取り出す。本は旬愚堂のカバーがされていた。私がカバー越しから見える、微かな表紙の文字を読む。
「『花びらが散る頃に』心愛アヤメさんが書いた本……」
私が本を机の中に戻そうとすると、誰かに奪われた。振り返ると、源くんがドス黒い目で私を見つめていた。
《み! 源くん! これは……なんていうか》
私が頭の中で言い訳を考えていると、源くんは何も言わずに去っていった。源くんも何を言えばいいのか思いつかなかったのだろう。
《確か図書室にあったはず》
私は3階の図書室に向かう。
図書室。私はライトノベルが並んでいるところに向かう。すると、棚の上に恋愛ジャンルのライトノベルサイズの本が並べられていた。
「心愛……心愛……心愛……あった! 心愛アヤメさんの本」
私は背表紙を見ると、スペース出版社が運営している『りんご畑』が出している本だった。私は源くんと同じ本を借りて、明日学校に着いて読んでみようと思った。
放課後。源くんが教室を出ていく。私は源くんの机の中から例の本を取り出す。本は旬愚堂のカバーがされていた。私がカバー越しから見える、微かな表紙の文字を読む。
「『花びらが散る頃に』心愛アヤメさんが書いた本……」
私が本を机の中に戻そうとすると、誰かに奪われた。振り返ると、源くんがドス黒い目で私を見つめていた。
《み! 源くん! これは……なんていうか》
私が頭の中で言い訳を考えていると、源くんは何も言わずに去っていった。源くんも何を言えばいいのか思いつかなかったのだろう。
《確か図書室にあったはず》
私は3階の図書室に向かう。
図書室。私はライトノベルが並んでいるところに向かう。すると、棚の上に恋愛ジャンルのライトノベルサイズの本が並べられていた。
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