〜星の名前の約束〜

第４章："名前の意味、星羅夢の改名"

　深夜。私は伯母の遺書を仏壇から見つけた。父親が姉が付けたと言っていたから。しかし、父親は私を仏壇から遠ざけていたから、今がチャンスだった。遺書を開くと
《姪について
姪の改名は絶対に認めさせない。私の好きなアニメのタイトルと語呂がいいから付けたのよ……人間じみた名前なんて今はないのよ。》
と。書いている。人の名前でこんな自分勝手に付けていい者なのだろうか。そんなわけない。私は思わず声が出そうになった。もし、今叫んでしまったら、父親が起きてきて、殴られる。私は遺書を元あった場所に戻した。私はオンラインの改名申請をしようとしたが、いくらAIが発展していても24時間働いてはいなかった。