爆発的な青春、約束の絶景

４.下校時

　下校時。今日はクラスの顔合わせという名の自己紹介と、クラスの代表（クラス長、副クラス長、書記と会計２人ずつ）決めただけで解散となった。クラス長は唯一苗字に『服』が付いていない、下羽久着という女子生徒が立候補した。どうやら、この日に寝坊して遅刻したみたい。そして、挽回のために今学期はクラス長になろうというみたい。俺はマスクを貰うために、保健室を目指していた。保健室は、俺たちのいる教室校舎から中庭を挟んだその他教室校舎の１階にある。そのため、中庭を通らないといけない。すると、用事でもあったのかクラス長の下羽も中庭へ続く石道を歩いていた。すると、偶然と言っていいのか悪運と言っていいのか分かんないがペットボトルが転がっていた。そして、下羽はそれに気付いていなかったのかそれで足を滑らし前のめりに転がってしまった。
「あ……危なっ！」
俺は言葉を失った。なぜなら、俺の見た光景は下羽のスカートの中が見えたからだ。なんと、下羽はパンティは履いていなかった。いわゆるノーパンだった。お尻の穴と股間の割れ目がはっきり見える。パイパンかどうかは知らんが。そして、教室校舎のドアの窓は透明で俺と下羽の姿が映っていた。それで状況を把握したのか下羽は立ち上がりスカートを下へぎゅっと伸ばし、頬を真っ赤に赤らめ
ーーパシン！
俺の腫れていない頬を叩いた。
「平手打ちをしてくれてありがとう！」
俺はドＭ発言を吐き捨て、保健室へ行ってマスクを貰った。俺の４度目のラッキーエロは、ノーパンだった。
《腹減ったし、帰りにカップラーメンを食べ歩きすっか……》
俺は財布の中身を確認した。カップラーメンを買う金はあった。フォークもお湯は無料だから大丈夫だ。