可愛すぎる君に、恋をした

古波蔵くう

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あとがき

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 夏休み中の皆様、初久です!『可愛すぎる君に、恋をした』の作者、古波蔵こはぐらくうです。今作は今のシーズンにぴったりな作品になりましたね。執筆時間2時間半程度ですけど。
 今作はいかがでしたか? 夏休み中の中学生、高校生には共感できたかなと思います。主人公の蒼太さんは可愛い女の子、藍さんに一目惚れして、好きになって、告白をセミに邪魔されて、再度告白という話をギュギュッと短くまとめてみました。一章2,500字未満なので20分あれば読めるかなと思います。
 私は、もう夏休み入ったけどケアテイカー(元アシスタント)さんの夏休みが8月12日かららしいです(汗)。
 では、今作のメッセージをお伝えします。今作のメッセージは『自分自身を肯定する尊さ』です。
「え? そんな描写あった?」
って思いますよね? 実はあります。蒼太さんと藍さんがペア学習するシーンにありました。蒼太さんがノートに『藍の顔が可愛すぎるからだよ!』って書いたシーンありましたよね。なぜあそこで藍さんは涙流して泣いたと思いますか? 
 実は藍さんは『可愛さの塊』みたいなです。男子からはもちろん『可愛い!』と人気の的です。ですが、こういう可愛い容姿の娘って同性からは陰口を言われることが多いんですよね(ア○ハライドとかでもあるし)。それで藍さんは
『自分は可愛くない……』と自負していました。ですが、蒼太さんの純粋な気持ち(?)で藍さんの自分自身の肯定する尊さ、つまり自己肯定感を高めることができたと思います。今の曲は女の子の自己肯定感を高める曲が多いと思いますし。
 蒼太さんの心情も『あるある』だと思いますし。男の子は可愛い女の子前にしたら固まっちゃうでしょ? 可愛くて眩しくて自分なんて足元に及ばない。何話そう。話題がない。ああ! どうしよう!
って頭の中真っ白になっちゃうんじゃない? 今作の蒼太さんも正にそんな感じです。
 今作の蒼太さんに共感した。とか藍さんが、可愛過ぎた! と思った読者は感想残してくれると嬉しいです♪
古波蔵くうより
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