女神スキル転生〜知らない間に無双します〜

悠任 蓮

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1章:主人公幼少期編

4話魔物倒しちゃった

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 翌日、アリスとアランが寝たときを見計らって外に出た。

よし、魔物を倒しに行くか!
その前に

《スキルウィンドウ》

いつものようにスキルウィンドウを使いスキルを取得する。今日は、《成長速度UP》と《成長力UP》を取得していく。

スキルウィンドウで〈成長速度UP〉と検索する。すると出てきたのは《成長速度×1000》だ。

ちょ、これはヤバイ。

このスキルは単純だ。

ゴブリン一匹倒すと千匹分の経験値が入るということだ。

レベル上げが超楽になるぜ。

「ポチッ」

《スキル:成長速度×1000を獲得しました》

いつも通りスキルを取得。

さらに、スキルウィンドウで〈成長力UP〉と検索する。出てきたのは、《成長力×1000》だ。

これも、ヤバイ。

1レベル上がるごとに、一般人の成長した分の千倍ステータスが上がるということだ。

「ポチッ」

《スキル:成長力×1000を獲得しました》

こちらも取得。

そしてふと気になった。

スキルウィンドウのランキングってどんなのがあるんだ?

早速見てみた。

1位《全言語絶対翻訳》

2位《マニュアルくんEX》

3位《ショップ》

1位はやっぱり《全言語絶対翻訳》かー

2位は何だ?《マニュアルくんEX》?
説明を見てみる。

《マニュアルくんEX》は《マニュアルくん》の進化版です。自動戦闘、お喋りなどなど色々機能があります。

なるほどつまりし◯ー見たいのってことか。

3位は《ショップ》なんか買えんのか?

説明を見てみる。

《ショップ》様々な世界のものを買える機能です。異世界に設定することも出来ます。

つまりはア◯ゾンみたいな感じか。

使う時もあるだろうし、どっちも取っておこう。

「ポチッ」

《スキル:マニュアルくんEXを獲得しました》

「ポチッ」

《スキル:ショップを獲得しました》

よし、スキル取得は終わりにして、魔物を倒しに行くか。

ちなみにこの周辺にいる魔物は[ゴブリン][スライム][オーク][ハンバガ]だ。それ以外は、滅多に出現しないらしい。

そして、[ハンバガ]は特殊な形でまさにハンバーガーだ。そして、超美味いらしい。食べたい。

魔物のいる森へと行く。到着すると、早速[ゴブリン]がいた。

水属性の最下位魔法水しぶきを使う。
ゴブリンは粉々になった。

《レベルが上がりました。》
《称号を獲得しました。》

レベルが上がったみたいだ。
ステータスを見てみよう。

「ステータスオープン」

____________________________________ 
《ステータスを確認します》 
〈名前〉アーロン・ミレット
〈職業〉
〈レアリティ〉F →SS
〈爵位〉無し
〈レベル〉1→17
〈体力〉245000/245000
〈魔力〉5840000/584000
〈力〉5000
〈運〉147
〈魔法〉
火魔法:火花 ファイヤーボール
水魔法:水しぶき

〈固有スキル〉
《スキルウィンドウ(?)》
《魔法完全習得(?)》
《マニュアルくんEX(?)》
《魔法全属性適(?)》
《成長速度×1000(?)》
 《成長力×1000(?)》

〈スキル〉
《剣術LV.1》

〈パッシブスキル〉
《全言語絶対翻訳》

〈称号〉 [転生者][ゴブリン殺し]
____________________________________ 

え、これはないない見間違い目をこすればほら....ヤバっあり得ない。これは魔力操作しなきゃ、世界が滅ぶ。

《スキルウィンドウ》

スキルウィンドウで魔力操作と検索。
出てきたのは、《魔力操作神》。

「ポチッ」

《スキル:魔力操作神を獲得しました》

これでひとまず安心。

そして今回手に入れた称号の[ゴブリン殺し]の説明を見る。

[ゴブリン殺し]
ゴブリンを千匹以上殺した。
ゴブリンへの攻撃に2倍補正。

なるほどって千匹も殺してないから。
あっ、そうか《成長速度×1000》がついているから。千匹倒したことになってるのか。

そして、どんどん魔物を倒していった。途中で腹が減ったので捕獲して焼いて食べた。滅茶苦茶美味かった。

そして今のステータスはこんな感じだ。

「ステータスオープン」

____________________________________ 
《ステータスを確認します》 
〈名前〉アーロン・ミレット
〈職業〉
〈レアリティ〉E→UR
〈爵位〉無し
〈レベル〉17→48
〈体力〉1450000/1450000
〈魔力〉?/?
〈力〉24000
〈運〉540
〈魔法〉
火魔法:火花 ファイヤーボール
水魔法:水しぶき

〈固有スキル〉
《スキルウィンドウ(?)》
《魔法完全習得(?)》
《マニュアルくんEX(?)》
《魔法全属性適(?)》
《成長速度×1000(?)》
 《成長力×1000(?)》


〈スキル〉
《剣術LV.1》
《魔力操作神》

〈パッシブスキル〉
《全言語絶対翻訳》

〈称号〉 [転生者][ゴブリン殺し]
____________________________________ 

相変わらずヤバイ。レアリティURいっちゃったよ。

その時だった。

「ガルルー」

目の前にいたのは神龍の[虹龍レインボードラゴン|]だった。

鑑定しなきゃ。でも鑑定スキルがない。

《マニュアルくんEXをオンにしますか?》

なんでこんなタイミングで、まぁ取り敢えず「はい」

【マニュアルだよー!よろしく!】

頭の辺りから変な声が聞こえる。

誰だ!

【そんなこといってる場合じゃない。鑑定しまーす。】

虹龍レインボードラゴン]を見てみるとステータスが表示されていた。

____________________________________ 
〈名前〉アル
〈種族〉虹龍族
〈レアリティ〉SSSR
〈レベル〉256
〈体力〉245000/245000
〈魔力〉12000/12000
〈力〉2440
〈運〉20
〈魔法〉


〈固有スキル〉
《逆鱗》
《神化》

〈スキル〉
《魔力操作S》


〈パッシブスキル〉
《龍語》

〈称号〉
[龍神の友]

〈加護〉
[龍真の加護]

____________________________________ 

マニュアルくんEXには鑑定機能まであるの!?
それよりステータスが全部チートだな。
そうだ、仲間にしよう。

【それは無理でしょー】

いやいける気がする。

「そこで何をしてる。まぁ言っても無駄か?」

「いや、魔物を狩ってるんだ。」

「!?」

「お前龍語を喋れるのか?竜語ならまだしも龍語を使える人間なんて俺は一人も聞いたことないぞ!」

竜語はどうやら使える人間が珍しいらしい。龍語に限っては喋れる人間はいないという。

「お前もしかして龍人か?」

「いや違う。」

「じゃあなんだ!?」

「人間です。」

「じゃあ鑑定してやる!」

「いや見せてやるよ。」

「ステータスオープン」

____________________________________ 
《ステータスを確認します》 
〈名前〉アーロン・ミレット
〈職業〉
〈レアリティ〉UR
〈爵位〉無し
〈レベル〉48
〈体力〉1450000/1450000
〈魔力〉?/?
〈力〉24000
〈運〉540
〈魔法〉
火魔法:火花 ファイヤーボール
水魔法:水しぶき

〈固有スキル〉
《スキルウィンドウ(?)》
《魔法完全習得(?)》
《マニュアルくんEX(?)》
《魔法全属性適(?)》
《成長速度×1000(?)》
 《成長力×1000(?)》


〈スキル〉
《剣術LV.1》
《魔力操作神》

〈パッシブスキル〉
《全言語絶対翻訳》

〈称号〉 [転生者][ゴブリン殺し]
____________________________________ 

「なんだと?」

「何度見ても変わらないぞ!」

「体力が俺より高い?」

「仲間になってくれ。」

「謝るなら今のうちだぜ。ステータス偽造まで出来るとはなかなかの使い手だか俺には敵わない。」

本当のことなんだが笑
まぁ戦ってやるか。

「戦おう。」

「その雄姿に同情して殺さないでやろう。」

逃げたら殺す気だったのかよ。

「始めだ。」

一瞬で決着がついた。

「ごめんなさい。仲間になりますから命だけは!」

「じゃあ決まりだ」

「はい、主人。」

《スキルウィンドウ》

いつもお世話になっています、スキルウィンドウさんです。
これなかったら俺超弱かったな。
今日はテイム系のスキルを探したいと思う。

テイムと検索。

《テイムEX》

いつも通り

「ポチッ」

《スキル:テイムEXを獲得しました。》

このスキルで《テイム》

虹龍レインボードラゴンをテイムしますか?

Yes or No

もちろんYes。

「これで終わったよろしくな!」

「よろしく、主人。」

家に帰ろう。
あ、アルどうしよう。
アルがバレたら色々とヤバイからな。アルは体を小さく出来るなんて都合のいいことないよな?
一応聞いてみるか?

「アル体を小さく出来るか?」

「出来るよー主人。」

できるのかよ!?

「じゃあ小さくなっといてれ。」

「はーい。」

そのまま家に帰ろうとしたが俺は気づいてしまった。

「朝だ・・・」

仕方ないからちゃんと家に帰るとするか。

「ただいま。」

「どこ行ってたんだ!」

「森だよ。」

「バシッ」

叩かれたあんなに優しかったアランに叩かれた。

「危ないだ・・・」

そこまで言ったところでアランは泣いてしまった。

一体何故だ?何か悪いことはしてないはずだが?

そこで、泣いている意味が分かった。

「じんばいしだんだぞ。」

多分「心配したんだぞ。」と言っているのだろう。心配させてしまったのかもしれない。

「ごめんなさい。」

_________________________________
アラン視点


朝起きた。

「おはよう。アーロン。」

「・・・・」

「アーロン?」

「・・・・」

朝起きたらアーロンがベッドにいなかった。もう起きたのか?

「アーロン!」

「・・・・」

アーロンは家のどこにもいなかった。
まさか寝ている間に誘拐されたんじゃないか?
どうしよう。

「ただいま」

アーロンの声だ。

まさかまた、どこかへ行っていてのか?

「どこ行ってたんだ!」

「森だよ。」

公園とかに行っていたのなら分かるが森は魔物が沢山いるんだぞ。
しっかり怒らなければいけない。
絶対にいつか危ない目に遭ってしまう。

「バシッ」

「危ないだ・・・」

危ないだ迄言ったところで涙が出てきてしまった。

「じんばいじだんだぞ」

心配したんだぞと言いたかったが、鼻声でうまく言えなかった。

「ごめんなさい」

この言葉が聞きたかった。
ホッとした。
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