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2章:魔法学校編
9話余裕で勝っちゃった
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「こんにちは。」
昨日来ると約束していた冒険者ギルドの受付嬢の人に軽く挨拶を交わす。
「昨日の説明は覚えていますか?」
昨日の人に変わってすごく冷静な人だな。これなら会話が早く進みそうだ。
「はい。覚えてます。」
「では、こちらへ。」
思ったよりちゃんとした闘技場だ。
そんなことを考えていると試験官らしき人が奥のドアからでてきた。
「こんにちは。今日試験官を務めるロガーだよろしく。」
「よろしくお願いします!」
この人見た目がかなり厳ついから緊張して少し大きい声で挨拶しちゃった。
しかも、すごく強そうだから油断しないようにしよう。
「では、試験について簡単に説明させて頂きます。まず、試験についてですがどちらかが負けを認めるか気絶したら勝ちとなります。次に、採点基準ですが試験官を気絶させたらDランク以上になれます。試験官に負けを認めさせることが出来たらEランクから冒険者を始められます。負けてしまってもランクが上から始められる場合もあります。また、怪我をしてもギルドは責任を負いかねますのでご注意下さい。以上で説明は終わりです。
何か質問はありますか?」
なるほど。つまり試験官を気絶させればいいんだな。
「特にないです。」
「では、始めます。」
バンっ
火薬銃の音と共に試験が開始した。
どうやって試験官を気絶させればいいんだ。
そして鑑定して試験官のステータスを確認する。
__________________________________
〈名前〉カージャス・ロガー
〈種族〉人族
〈レアリティ〉SR
〈レベル〉147
〈体力〉1824/1870
〈魔力〉543/570
〈力〉521
〈運〉20
〈魔法〉
水魔法
風魔法
火魔法
〈固有スキル〉
《賢者》
〈スキル〉
《魔力操作》《怪力》《魔力消費½》
〈パッシブスキル〉
〈称号〉
[ギルドマスター][賢者の盟友]
[冒険者の頂点と到し者]
〈加護〉
[賢者の加護]
__________________________________
強っ!
そうだ確かまるの機能に自動戦闘ってあったよな。
【あるよ。条件は?】
気絶で。
【おっけー】
YES/NO
こんな表示が出てきたからYESをタッチした。
さっきの受付嬢の人が驚いた表情を浮かべていた。
前をみると試験官が気絶していた。
そんな感じで辺りを見回していたら受付嬢の人が話しかけてきた。
「す、すごいですねぇぇぇ・・」
かなり怯えているみたいだ。
「結果はどうなるんですか?」
気になることを単刀直入に聞いてみた。
「こち、こちらで説明をしますので来て下さい。」
何にそんな怯えているんだ?
まあ結果が先だ。
「結果はランクAです。」
えっっ
気絶させたらDランク以上と聞いていたけどこんなに簡単にAランクになれるんだな試験受けて良かったな。
「こちらがギルドカードです。どうぞ。」
金色に輝くギルドカードを渡された。
「ありがとうございます。」
「説明いりますか?」
昨日聞いたし大丈夫だろ。
「大丈夫です。」
じゃあ帰るか。
「おい待てよ、そこの小僧ギルドランクFから冒険者になったんだろ死なないようにせいぜい頑張りな。まあ金を全部置いてけば死にそうになった時助けてやるよ。まあ置いて行かなければここで死ぬけどな。」
てんぷれーだー
「結構です。しかも、Aランクです。間違えないで下さい。」
今度こそ帰るか。
「嘘つくな!Aランクな訳ないだろ。金を全て置いてけば嘘をついたことを許してやろう。」
「許されなくて結構です。」
「なんだと!小僧殺してやる!」
一瞬で決着がついた。
悪人は気絶していた。
こんな悪人のスキルを奪っても怒られないだろう。
《スキル奪略》を取って置いて良かった。
そして気絶した「悪人」のステータスを見る。
__________________________________
〈名前〉アクニ・ワル
〈種族〉人族
〈レアリティ〉R
〈レベル〉54
〈体力〉75/475(気絶)
〈魔力〉40/145
〈力〉51
〈運〉20
〈魔法〉
火魔法
〈固有スキル〉
〈スキル〉
《魔力操作》《怪力》《カウンター》
〈パッシブスキル〉
〈称号〉
[悪人]
〈加護〉
____________________________________
弱い!
じゃあ《怪力》と《カウンター》
を頂きます。あ、一応《魔力操作》も奪っておくか。
スキルも奪えたし帰るか。
なぜかギルド内が静まり返っていたがそんなことは気にしない。
「さようなら。」
「あ、はい。さようなら。」
昨日来ると約束していた冒険者ギルドの受付嬢の人に軽く挨拶を交わす。
「昨日の説明は覚えていますか?」
昨日の人に変わってすごく冷静な人だな。これなら会話が早く進みそうだ。
「はい。覚えてます。」
「では、こちらへ。」
思ったよりちゃんとした闘技場だ。
そんなことを考えていると試験官らしき人が奥のドアからでてきた。
「こんにちは。今日試験官を務めるロガーだよろしく。」
「よろしくお願いします!」
この人見た目がかなり厳ついから緊張して少し大きい声で挨拶しちゃった。
しかも、すごく強そうだから油断しないようにしよう。
「では、試験について簡単に説明させて頂きます。まず、試験についてですがどちらかが負けを認めるか気絶したら勝ちとなります。次に、採点基準ですが試験官を気絶させたらDランク以上になれます。試験官に負けを認めさせることが出来たらEランクから冒険者を始められます。負けてしまってもランクが上から始められる場合もあります。また、怪我をしてもギルドは責任を負いかねますのでご注意下さい。以上で説明は終わりです。
何か質問はありますか?」
なるほど。つまり試験官を気絶させればいいんだな。
「特にないです。」
「では、始めます。」
バンっ
火薬銃の音と共に試験が開始した。
どうやって試験官を気絶させればいいんだ。
そして鑑定して試験官のステータスを確認する。
__________________________________
〈名前〉カージャス・ロガー
〈種族〉人族
〈レアリティ〉SR
〈レベル〉147
〈体力〉1824/1870
〈魔力〉543/570
〈力〉521
〈運〉20
〈魔法〉
水魔法
風魔法
火魔法
〈固有スキル〉
《賢者》
〈スキル〉
《魔力操作》《怪力》《魔力消費½》
〈パッシブスキル〉
〈称号〉
[ギルドマスター][賢者の盟友]
[冒険者の頂点と到し者]
〈加護〉
[賢者の加護]
__________________________________
強っ!
そうだ確かまるの機能に自動戦闘ってあったよな。
【あるよ。条件は?】
気絶で。
【おっけー】
YES/NO
こんな表示が出てきたからYESをタッチした。
さっきの受付嬢の人が驚いた表情を浮かべていた。
前をみると試験官が気絶していた。
そんな感じで辺りを見回していたら受付嬢の人が話しかけてきた。
「す、すごいですねぇぇぇ・・」
かなり怯えているみたいだ。
「結果はどうなるんですか?」
気になることを単刀直入に聞いてみた。
「こち、こちらで説明をしますので来て下さい。」
何にそんな怯えているんだ?
まあ結果が先だ。
「結果はランクAです。」
えっっ
気絶させたらDランク以上と聞いていたけどこんなに簡単にAランクになれるんだな試験受けて良かったな。
「こちらがギルドカードです。どうぞ。」
金色に輝くギルドカードを渡された。
「ありがとうございます。」
「説明いりますか?」
昨日聞いたし大丈夫だろ。
「大丈夫です。」
じゃあ帰るか。
「おい待てよ、そこの小僧ギルドランクFから冒険者になったんだろ死なないようにせいぜい頑張りな。まあ金を全部置いてけば死にそうになった時助けてやるよ。まあ置いて行かなければここで死ぬけどな。」
てんぷれーだー
「結構です。しかも、Aランクです。間違えないで下さい。」
今度こそ帰るか。
「嘘つくな!Aランクな訳ないだろ。金を全て置いてけば嘘をついたことを許してやろう。」
「許されなくて結構です。」
「なんだと!小僧殺してやる!」
一瞬で決着がついた。
悪人は気絶していた。
こんな悪人のスキルを奪っても怒られないだろう。
《スキル奪略》を取って置いて良かった。
そして気絶した「悪人」のステータスを見る。
__________________________________
〈名前〉アクニ・ワル
〈種族〉人族
〈レアリティ〉R
〈レベル〉54
〈体力〉75/475(気絶)
〈魔力〉40/145
〈力〉51
〈運〉20
〈魔法〉
火魔法
〈固有スキル〉
〈スキル〉
《魔力操作》《怪力》《カウンター》
〈パッシブスキル〉
〈称号〉
[悪人]
〈加護〉
____________________________________
弱い!
じゃあ《怪力》と《カウンター》
を頂きます。あ、一応《魔力操作》も奪っておくか。
スキルも奪えたし帰るか。
なぜかギルド内が静まり返っていたがそんなことは気にしない。
「さようなら。」
「あ、はい。さようなら。」
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