異世界大家族〜お母さんは大変です

メタボ戦士

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第13話 7つ子バースデイ後半

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〈バサバサ·······〉 

 ·····おっ、子供達帰ってきたな。
 に驚くかな。
 子供達がリビングに来るまで時間がかかるだろうからしばらく待とう。
 
 しばらくして。 

 ·····お、来たな。ここに入ってのリアクションが楽しみだ。

 まずはクラッカーを準備。
 
〈ガチャ〉子供達がドアを開けてた瞬間クラッカーを鳴らした。

〈パンッ!〉

ナーダ 「おかえり、ハッピーバースデイ!」

7つ子 「お母さんハッピーバースデイじゃないよ、もう!」 

 ·····あれ?サプライズで喜んでくれたかと思ったら怒っている、どうして。

ナーダ 「どうしたのよアンタ達、サプライズで喜んでくれたんじゃないの?」

アインス 「やり過ぎだよ母さん。家の中に人工ダンジョンをつくるなんて。」

ナーダ 「家の中で冒険出来て楽しいでしょ。」

ドゥーエ 「休日なら楽しめたけど、今日は学校帰りで魔力や体力が少なかったから楽しむ余裕なんてなかったよ。」

トロワ 「それにダンジョンの難易度が高過ぎるよ。ゴブリンならいいけど、オークやリザードマンみたいな強い亜人をこのダンジョンに使うなんて殺すきか!」

ナーダ 「私が魔法でつくった人形だから実際よりも3分の1に設定したはずだから大したことなかったでしょ。」

フィーア 「でも死にかけたわよ。学校の制服もボロボロになったし。」

ナーダ 「殺さない程度に設定していたから大丈夫よ。それに制服は魔法で直せばいいでしょ。」

ペンタ 「そういう問題じゃないよ。今回も普通で良かったのに。ご馳走食べてプレゼントもらうだけで十分だよ。」

ナーダ 「アンタ達プレゼントもらう以外無反応でつまらなそうにしているじゃない。」

アーニム 「毎年恒例だからそんなものでしょ。」

ナーダ 「そんなものって·····誕生日は年1回の大事な行事なのに冷た過ぎない?その反応。」

ヘプタ 「お母さんまぁ落ち着いて、ダンジョン以外は完璧だったから。ちょっとしたサプライズなら来年もいいんしゃない?」

ナーダ 「褒めてくれてありがとうヘプタ。そうね、今回はお母さんの趣味にはしり過ぎたから来年はもっとアンタ達が喜びそうなサプライズをするわ。」

7つ子 「わかった。」

ナーダ 「さてお腹も空いたし夕食にしましょう。ご馳走とホールケーキを用意しているわ。」

7つ子 「ダンジョンで魔力と体力を消費したからペコペコだよ。」

ナーダ 「そうね、ペコペコな分美味しく感じていいわね。夕食後はプレゼントあげるから楽しみにしててね。」

7つ子 「はーい。」

 その後楽しく夕食を食べたらプレゼントをあげた。

 アーニムとへプタ以外は嬉しそうにしていた。

 ·····7分の5には喜ばれたから良いとしよう。
  
 今年は忘れられない1日になった。
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