88 / 251
第88話 子供視点8③
しおりを挟む
······朝はアインスがクラスメイト達に八つ当たりして大変だったけど、その後は普通に戻っていつも通りの1日だった。
放課後。
友達と変身魔法でファッションショーをして遊ぶ。
最近はみんな体が男子だからメンズファッションをしている。
メンズファッションは暗くて地味な印象がこの体になる前はあったけど、メンズのファッション誌を見たり服屋でメンズ服売り場に行くと意外とそうでもないのだと気付かされた。
だから今はわりとメンズ服が好きで私達の中でブームになっている。
·····この体もあと少しだから寂しいな。
せっかくメンズ服を好きになれたのに····
まぁファッションも一期一会と思うしかないか、今を楽しもう。
今日も色々なファッションをして友達と感想を言い合って楽しんだ。
1時間後。
トロワ 「夕食の買い物をしないといけないから帰るね。」
サリー 「わかった、じゃあね。」
リズ 「また明日ね。」
トロワ 「うん、また明日。」
私はきょうだいと待ち合わせしている場所に向かった。
アインス 「トロワ、早いね。」
トロワ 「夕食と家事をしないといけないから早めに切り上げた。アインスも?」
アインス 「まぁね。でも他のみんなはまだいな····」
ドゥーエ 「アインス達早いな。」
フィーア 「一番乗りしたと思ったのに。」
ペンタ 「考えることはみんな同じってことかもね。」
アーニム 「おいら達7つ子だしね。」
ヘプタ 「それは言えてるw」
アインス 「まぁみんな揃ったし夕食の買い物をしよう。」
7つ子 「おー!」
その後夕食の買い物を終わったら、家に帰った。
7つ子 「ただいま。」
7つ子 「おかえり。」
アインス 「お母さんがいないって新鮮だね。」
ドゥーエ 「そうだね、いつもなら『おかえり』って声がするもんね。」
トロワ 「まぁそんな日がこれからずっと続くんだから慣れないと。」
フィーア 「まぁいない方が好き勝手出来るからいいんじゃない?」
ペンタ 「確かに。夜ふかし出来るし。」
アーニム 「お菓子食べ放題だしね。」
ヘプタ 「まぁ俺達だけの方が気楽だしね。」
アインス 「話変わるけどさ。」
アインス以外 「何?」
アインス 「お母さん、夕方に来るって言ってたのに来ないね。」
ドゥーエ 「ケイさんと子作りしまくって忘れているんじゃない?」
トロワ 「ありそう。」
フィーア 「いやみんなちょっと待って!」
フィーア以外 「何フィーア?」
フィーア 「外からペガサスの羽の音がする。」
フィーア以外 「しないけど····」
フィーア 「いや···かすかに遠くから」
アインス 「フィーアの耳はきょうだいの中で1番良いから、もしかしたら本当にお母さんが。」
ドゥーエ 「期待するなよアインス。野生のペガサスかもよ。」
アインス 「そうかな·····」
トロワ 「そうよきっと···」
フィーア 「待ってみんな!そのペガサスの近くから男性の声がする。」
ペンタ 「じゃあお母さんじゃん。」
アーニム 「じゃあどうする?」
ヘプタ 「追い返す1択でしょ。」
アインス 「でもお母さんが本気出してきたら僕達7つ子の力を合わせても厳しいよ。」
ドゥーエ 「それはそうだけど、お母さんは僕達を絶対に殺すことはないから本気は出せないよ。」
トロワ 「確かに。」
〈バサバサ····バサバサ······〉
7つ子 「来た!」
フィーア 「どうするアインス?」
アインス 「今トラップを仕掛けても意味ないから普通にお母さんの話を聞こうよ。12時間以上経過して反省しているかもしれないから。」
アインス以外 「え~!」
アインス 「『え~!』言ってもしょうがないよ。だってお母さんが実力行使したらどうせ僕達が魔法で家のドアを開かなくしても、お母さんなら簡単に開けれるから抵抗しても意味ないし。」
アインス以外 「確かに。」
アインス 「だから話だけでも聞こう。」
アインス以外 「わかった。」
〈トタトタ····〉
7つ子 「来た!」
放課後。
友達と変身魔法でファッションショーをして遊ぶ。
最近はみんな体が男子だからメンズファッションをしている。
メンズファッションは暗くて地味な印象がこの体になる前はあったけど、メンズのファッション誌を見たり服屋でメンズ服売り場に行くと意外とそうでもないのだと気付かされた。
だから今はわりとメンズ服が好きで私達の中でブームになっている。
·····この体もあと少しだから寂しいな。
せっかくメンズ服を好きになれたのに····
まぁファッションも一期一会と思うしかないか、今を楽しもう。
今日も色々なファッションをして友達と感想を言い合って楽しんだ。
1時間後。
トロワ 「夕食の買い物をしないといけないから帰るね。」
サリー 「わかった、じゃあね。」
リズ 「また明日ね。」
トロワ 「うん、また明日。」
私はきょうだいと待ち合わせしている場所に向かった。
アインス 「トロワ、早いね。」
トロワ 「夕食と家事をしないといけないから早めに切り上げた。アインスも?」
アインス 「まぁね。でも他のみんなはまだいな····」
ドゥーエ 「アインス達早いな。」
フィーア 「一番乗りしたと思ったのに。」
ペンタ 「考えることはみんな同じってことかもね。」
アーニム 「おいら達7つ子だしね。」
ヘプタ 「それは言えてるw」
アインス 「まぁみんな揃ったし夕食の買い物をしよう。」
7つ子 「おー!」
その後夕食の買い物を終わったら、家に帰った。
7つ子 「ただいま。」
7つ子 「おかえり。」
アインス 「お母さんがいないって新鮮だね。」
ドゥーエ 「そうだね、いつもなら『おかえり』って声がするもんね。」
トロワ 「まぁそんな日がこれからずっと続くんだから慣れないと。」
フィーア 「まぁいない方が好き勝手出来るからいいんじゃない?」
ペンタ 「確かに。夜ふかし出来るし。」
アーニム 「お菓子食べ放題だしね。」
ヘプタ 「まぁ俺達だけの方が気楽だしね。」
アインス 「話変わるけどさ。」
アインス以外 「何?」
アインス 「お母さん、夕方に来るって言ってたのに来ないね。」
ドゥーエ 「ケイさんと子作りしまくって忘れているんじゃない?」
トロワ 「ありそう。」
フィーア 「いやみんなちょっと待って!」
フィーア以外 「何フィーア?」
フィーア 「外からペガサスの羽の音がする。」
フィーア以外 「しないけど····」
フィーア 「いや···かすかに遠くから」
アインス 「フィーアの耳はきょうだいの中で1番良いから、もしかしたら本当にお母さんが。」
ドゥーエ 「期待するなよアインス。野生のペガサスかもよ。」
アインス 「そうかな·····」
トロワ 「そうよきっと···」
フィーア 「待ってみんな!そのペガサスの近くから男性の声がする。」
ペンタ 「じゃあお母さんじゃん。」
アーニム 「じゃあどうする?」
ヘプタ 「追い返す1択でしょ。」
アインス 「でもお母さんが本気出してきたら僕達7つ子の力を合わせても厳しいよ。」
ドゥーエ 「それはそうだけど、お母さんは僕達を絶対に殺すことはないから本気は出せないよ。」
トロワ 「確かに。」
〈バサバサ····バサバサ······〉
7つ子 「来た!」
フィーア 「どうするアインス?」
アインス 「今トラップを仕掛けても意味ないから普通にお母さんの話を聞こうよ。12時間以上経過して反省しているかもしれないから。」
アインス以外 「え~!」
アインス 「『え~!』言ってもしょうがないよ。だってお母さんが実力行使したらどうせ僕達が魔法で家のドアを開かなくしても、お母さんなら簡単に開けれるから抵抗しても意味ないし。」
アインス以外 「確かに。」
アインス 「だから話だけでも聞こう。」
アインス以外 「わかった。」
〈トタトタ····〉
7つ子 「来た!」
10
あなたにおすすめの小説
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
小さな貴族は色々最強!?
谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。
本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。
神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。
その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。
転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。
魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。
ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。
【書籍化決定】ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる