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1章
1話 偽物の家族
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私は3兄妹の末っ子サーヤ(10)。
家族とは顔が似ていないけどみんな優しいから楽しく暮らしていた、あの日までは····
それは真夜中のときだった。
トイレに行った帰りに自室に戻ろうとしたら両親の声が聞こえた。
何を話しているのか無性に気になって両親の寝室に聞き耳をたてた。
父 「サーヤがもう10歳か····早いな。」
母 「そうね····。家の前に衰弱した状態で捨てられていたあの子を10年前に引き取ったのが、ここ最近くらいに感じるわ·····」
父 「そうだな····」
···嘘····!私この家の子供じゃなかったんだ。
家族とは顔が似ていないとは思っていたけど····
私は美男美女の両親ときょうだいとは似ていなくて顔が醜い。
それで近所の子には童話をもじって『醜いトロールの子』と馬鹿にされてきた。
今までは似ていなくても両親の親(祖父母)のどちらかに似ているからだと思っていたのにその希望も打ち砕かれた。
私はその後、静かに自室に戻って布団を被った。
眠れなくて朝になった。
サーヤ以外 「おはようサーヤ。」
サーヤ 「おはよう。」
母 「あれ?サーヤ目のくまが凄いことになっているけど大丈夫?」
兄① 「本当だ。」
兄② 「心配だな。」
父 「何か悩みがあるならお父さん達に相談しなさい。」
サーヤ 「大丈夫、心配しないで〈ニコッ〉」
サーヤ以外 「そう·····」
·····ヤバい家族を心配させちゃった。魔法でくまを隠せば良かった。
まぁ笑って誤魔化したからこれ以上は言って来ないかな。
無理やり明るく振る舞って朝食を食べた。
終わったら身支度をして学校に行った。
到着したら学校では昨日のことを頭の隅に無理やり寄せて過ごした。
時間が経過して放課後。
家に帰って自室に直行した。
······あ····私は独りぼっちだ。
優しい親やきょうだいがいても、偽物とわかれば今までの優しさは何か裏でもあるのではないかと勘ぐってしまう。
今の生活に不満があるわけではない。
でももう気が置けない環境とは思えないからシンドい。
もう家を出ようかな····これ以上偽物の両親の世話になりたくないから。
それで本当の両親に探しに行こう。
もしかしたら何処かにまだいるかもしれないし。
そうと決まれば、明日の休みに決行だ。
そして時間が経過して翌日。
貴重品や食べ物をカバンに入れて出掛けた。
家族とは顔が似ていないけどみんな優しいから楽しく暮らしていた、あの日までは····
それは真夜中のときだった。
トイレに行った帰りに自室に戻ろうとしたら両親の声が聞こえた。
何を話しているのか無性に気になって両親の寝室に聞き耳をたてた。
父 「サーヤがもう10歳か····早いな。」
母 「そうね····。家の前に衰弱した状態で捨てられていたあの子を10年前に引き取ったのが、ここ最近くらいに感じるわ·····」
父 「そうだな····」
···嘘····!私この家の子供じゃなかったんだ。
家族とは顔が似ていないとは思っていたけど····
私は美男美女の両親ときょうだいとは似ていなくて顔が醜い。
それで近所の子には童話をもじって『醜いトロールの子』と馬鹿にされてきた。
今までは似ていなくても両親の親(祖父母)のどちらかに似ているからだと思っていたのにその希望も打ち砕かれた。
私はその後、静かに自室に戻って布団を被った。
眠れなくて朝になった。
サーヤ以外 「おはようサーヤ。」
サーヤ 「おはよう。」
母 「あれ?サーヤ目のくまが凄いことになっているけど大丈夫?」
兄① 「本当だ。」
兄② 「心配だな。」
父 「何か悩みがあるならお父さん達に相談しなさい。」
サーヤ 「大丈夫、心配しないで〈ニコッ〉」
サーヤ以外 「そう·····」
·····ヤバい家族を心配させちゃった。魔法でくまを隠せば良かった。
まぁ笑って誤魔化したからこれ以上は言って来ないかな。
無理やり明るく振る舞って朝食を食べた。
終わったら身支度をして学校に行った。
到着したら学校では昨日のことを頭の隅に無理やり寄せて過ごした。
時間が経過して放課後。
家に帰って自室に直行した。
······あ····私は独りぼっちだ。
優しい親やきょうだいがいても、偽物とわかれば今までの優しさは何か裏でもあるのではないかと勘ぐってしまう。
今の生活に不満があるわけではない。
でももう気が置けない環境とは思えないからシンドい。
もう家を出ようかな····これ以上偽物の両親の世話になりたくないから。
それで本当の両親に探しに行こう。
もしかしたら何処かにまだいるかもしれないし。
そうと決まれば、明日の休みに決行だ。
そして時間が経過して翌日。
貴重品や食べ物をカバンに入れて出掛けた。
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